

資産運用でセミリタイアを目指すサトです。
- 投資歴:2014年~
- 投資額:940万円
【得意ジャンル】
- 株価指数CFD
- FX自動売買
- スワップ投資
今回は外貨預金について解説します。
[cat_box01 title=”本記事の内容”]- 外貨預金の仕組みについて
- メリット・デメリット・リスク
- 外貨預金とFXを比較
- 結論:外貨預金よりFXがオススメ[/cat_box01]
日本の銀行は超低金利で、預けていてもお金はほぼ増えないので外貨預金を検討される方が多いですよね。
日本円だけでなく、米ドルなどを保有することは資産分散として、とても良いことですが、、、ハッキリいって「外貨預金は手数料が高すぎる」ので損する可能性が高いです。
外貨預金をするなら
レバ1倍でFXですよね。色々調べてみたけど、やはり手数料が違いすぎて比較にならない(^^;
外貨を使う為なら分かりますが、資産増加目的ならFX一択だな。
— SATO@リーマン投資家 (@SATO80304694) October 19, 2019
結論としては、投資目的なら「FXを使わないと損」です。
記事の中で分かりやすく理由を解説します。
外貨預金を検討中の方には特に参考になる内容ですので、ぜひ最後までじっくりご覧ください。
外貨預金とは?仕組みを解説
外貨預金とは言葉のとおり「日本円を外国通貨に換えて預けること」です。
▼外貨預金のイメージ図(米ドルの例)
引用:楽天銀行
上記は米ドルの外貨預金例(100万円)で、
- 1ドル=100円の時に100万円(=1万ドル)に換えて預金
- 1ドル=90円になると、預けてる1万ドルの価値が90万(-10万)になる。
- 1ドル=110円になると、預けてる1万ドルの価値が110万(+10万)になる。
といった仕組みですね。
なお、上記に加えて米ドルで定期預金を組むと、年利2%ほどの金利収入も得ることができます。
- 外貨預金は為替レート+金利収入が期待できる!
外貨預金のメリット
メリット
- 為替差益が狙える
- 金利収入が期待できる
- 分散投資になる
詳しく見ていきましょう。
①:為替差益が狙える

日本円で100万円をただ持ってても価値は100万円のままですが、外貨に換えることで価値が変動して、上手くいけば大きな利益を出す事ができます。
米ドルの過去レートを例に、利益が出るパターンを確認してみましょう。
▼米ドル円の過去レート
- 2011年:1ドル=75円
- 2015年:1ドル=125円
2011年に75万円を1万ドルに換金し、2015年に日本円に戻した場合は125万円。
つまり+50万円の利益がGETできるわけですね。
このように通貨価値の変動を利用して大きく利益が出せる点が魅力です。
②:金利収入が期待できる
さらに高金利通貨であれば、金利収入も期待できます。
▼外貨預金の金利一覧
通貨 | 定期預金 (1年) |
米ドル | 1.8% |
豪ドル | 0.6% |
ニュージーランドドル | 0.9% |
南アフリカランド | 5.7% |
日本円 | 0.02% |
(2019年10月:住信SBIネット銀行の金利)
例えば米ドルの場合は100万円預ければ、1年後に1.8万円金利が付きます。

このように日本円定期預金の100倍近くの金利が得られる点がメリットです。
③:分散投資になる【円安リスク回避】
外貨預金は、日本円以外の資産を持つコトになるので、リスク分散というメリットもあります。
例えば、日本円の価値が暴落して1ドル=200円になったら、いま100円で買える外国製品は200円ないと買えなくなりますよね。

では、ここからデメリット・リスクの解説に移るので、注意してご覧ください。
外貨預金のデメリット・リスク
▼デメリット・リスク
- 円高で損をする可能性がある。
- 手数料が高く、元本割れのリスクがある。
詳しく見ていきます。
①:円高で損をする可能性がある。
注意してほしいのが為替レートによる損失リスク。
先ほどのメリットの逆で、外貨預金後に円高になると大きく損をする可能性があります。
▼米ドル円の過去レート
- 2015年:1ドル=125円
- 2019年:1ドル=100円
2015年に125万円を1万ドルに換えた場合、2019年時点で価値は100万円まで減少(-25万円)しています。
②:手数料が高い(元本割れリスク)
最大のデメリットが冒頭いった手数料の高さです。
主要銀行の米ドルの為替手数料は以下のとおり。
▼米ドルの為替手数料(主要銀行比較)
銀行 | 為替手数料 【1ドルあたり】 | 100万円 預ける場合 |
住信SBI ネット銀行 | 0.04円 | 400円 (800円) |
楽天銀行 | 0.25円 | 2500円 (5000円) |
三井住友銀行 | 0.50円 | 5000円 (1万円) |
()は往復(預金⇒引き出し)でかかる費用
住信SBIネット銀行は比較的安い部類ではありますが、三井住友銀行は預けるだけで100万円が99万円に減少してしまいます。
このように手数料が高い銀行を選んでしまうと、為替や金利で利益が出ても元本割れするリスクが高くなる為、注意が必要です。
外貨預金とFXを比較「おすすめはFX」


外貨預金はやはり手数料の高さがネックですが、この問題を解決する手段としては「FXを活用する」のがオススメです。
以下の2点で比較してみました。
- 取引コスト
- 金利(スワップ)収入
FX=「外国為替証拠金取引」のことで、一般的には「数百万の損、借金」などネガティブなイメージをお持ちの方が多い(ぼくもそうでした)ですよね。
実際は、正しく使えば外貨預金よりも手間は少なくて簡単ですし、コスト安で金利収入も高いので利益を出しやすいです。
①:取引コストで比較
実際の手数料を比較してみましょう。
▼通貨別の手数料比較(往復コスト)
通貨 | 外貨預金 (住信SBIネット銀行) | FX (LIGHT FX) |
米ドル | 0.08円 | 0.001円 |
英ポンド | 0.9円 | 0.008円 |
豪ドル | 0.5円 | 0.006円 |
NZドル | 0.5円 | 0.01円 |
南アフリカ ランド | 0.28円 | 0.009円 |
比較すると一目瞭然ですね。
すべての通貨に対して、コストが約100倍違います。
▼米ドル:1万通貨あたりの取引コスト
- 外貨預金:800円
- FX:10円
このように、手数料で考えると逆にFXを選ばないだけで損してしまいます。
②:金利(スワップ)収入で比較
FXでは外貨預金と同じように金利(スワップポイント)収入を得ることができます。
通貨 | 外貨預金 | FX (LIGHT FX) |
米ドル | 1.8% | 2.0% |
南アランド | 5.7% | 6.0% |
メキシコペソ | 3.5% | 7.3% |
上記のとおり、金利収入もFXの方が高い傾向にあります。

要するに、
「FXの方がコスト安で、金利収入も毎日貰えて、始めるのも辞めるのも簡単」
なので、FXをオススメしています。
ちなみにぼくはメキシコペソのスワップ投資を実践していて、かなり好成績な運用が出来ているので、もし興味がある方はぜひ関連記事を参考にしてみてください。
関連:メキシコペソでスワップ投資【損失あり】|運用方法・実績・メリット・デメリットを公開
https://stock-index.life-health-asset.com/mekisiko-merit/
【補足】FXは怖くない


いくらコストが安いとはいえ、FXはネガティブなイメージが多いですよね。
それは高レバレッジによる失敗をよく耳にするからだと思います。
FXが怖い原因は「レバレッジによる失敗」
レバレッジとは少ない資金で大きなお金を運用すること。
レバレッジを使うと元手が少なくても大きな利益が狙えるので、個人投資家にとっては大きなメリットがあります。
その一方で、使い方を間違えると損失も大きくなります…。

▼高レバレッジによる損失の例(米ドル円:100円、1万通貨取引の場合)
レバレッジ | 元本 | 米ドル円が99円になった場合の損失額 | 損失 割合 |
1倍 | 100万円 | -1万円 | -1% |
25倍 (国内上限) | 4万円 | -25% |
上記のとおり国内上限の25倍レバで1万ドルの取引をした場合、4万円で投資が可能です。
しかし、米ドル円が100円⇒99円になると、損失額は-1万円となり投資元本の25%を失います…。
これが高レバレッジによる損失でFXが危険だと言われる原因。
レバレッジ1倍なら外貨預金とリスクは同じ


FXは確かにレバレッジを上げると損失リスクは大きくなるのですが、レバレッジ1倍なら外貨預金と変わりません。
▼外貨預金とレバ1倍のFX取引比較(米ドル円:100円、1万通貨)
項目 | 元本 | 米ドル円が99円になった場合の損失額 | 損失 割合 |
外貨預金 | 100万円 | -1万円 | -1% |
FX (レバ1倍) |
上記のとおり、レバ1倍なら外貨預金と損失リスクは同じというコトが分かりますよね。
さらにFXの方がコスト安ですし、金利収入も高い傾向にあるので、投資目的で外貨預金をするならレバレッジ1倍のFXを利用すべきだとぼくは断言します。
オススメのFX会社を紹介
FXを選択する場合、会社によって手数料やスワップが違うので、FX会社選びが非常に重要です。

オススメ①:米ドル円なら「LIGHT FX」
米ドルの外貨預金を検討中の方は「LIGHT FX」を選べば間違いありません。
手数料やスワップも最高水準なので、まず失敗することはないですね。
詳しい情報は関連記事で紹介してますので、良ければご覧ください。
関連:【2019年版】ライトFX(LIGFT FX)の欠点・デメリットを解説!
https://stock-index.life-health-asset.com/lightfx-demerit/
オススメ②:メキシコペソなら「セントラル短資FX」
つづいて高金利通貨の代表「メキシコペソ」のスワップ投資ならセントラル短資FXがオススメです。
メキシコペソは年利7%ほどの高金利にも関らず、比較的リスクが小さい通貨として、現在注目を集めています。
中でもセントラル短資FXは高スワップと最安手数料でメキシコペソの王者と言えるFX会社。

メキシコペソのスワップ投資の方法は関連記事にまとめてるので良ければご覧ください。
関連:メキシコペソでスワップ投資【損失あり】|運用方法・実績・メリット・デメリットを公開
https://stock-index.life-health-asset.com/mekisiko-merit/
【投資んライブ限定キャンペーン】
当サイト経由でセントラル短資FX(メキシコペソ最強)の口座開設&取引頂くだけで、「3000円キャッシュバック&オリジナルレポート」がGETできます!
まとめ:外貨預金よりもFXがオススメです。
今回は外貨預金のデメリット・リスクについて解説しました。
結論は「外貨預金は手数料が高いので、FXがオススメ」
FXは怖いというイメージは分かりますが、今回解説したとおりレバレッジ1倍なら外貨預金と同リスクで手数料も安く、手間も少ないです。

せっかく便利なツールがあるので、しっかり活用して資産形成に役立てていきましょう。
なお、先ほども言った通りスワップ狙いならメキシコペソがオススメです。
投資方法は関連記事にまとめてるので、もし興味が湧いた方はご覧になってくださいね♪
関連:メキシコペソでスワップ投資【損失あり】|運用方法・実績・メリット・デメリットを公開
https://stock-index.life-health-asset.com/mekisiko-merit/
【投資んライブ限定キャンペーン】
当サイト経由でセントラル短資FX(メキシコペソ最強)の口座開設&取引頂くだけで、「3000円キャッシュバック&オリジナルレポート」がGETできます!

コメント