

資産運用でセミリタイアを目指すサトです。
- 投資歴:2014年~
- 投資額:940万円
【得意ジャンル】
- 株価指数CFD
- FX自動売買
- スワップ投資
今回は店頭CFD(GMOクリック証券)の為替リスクについて解説します。
[cat_box01 title=”本記事の内容”]
- 為替リスクのよくある勘違いを紹介
- 理解すべき3つの為替リスクを解説
- くりっく株365と比較検証
結論:為替リスクを加味しても店頭CFDがお得![/cat_box01]
くりっく株365の改悪を受けて、店頭CFDに乗り換えを検討する人が多いです。
ぼくもGMOクリック証券の店頭CFDに乗り換えた一人なのですが、ブログ読者様によく頂く質問がコチラ。
結論は、為替リスクはあまり気にする必要はなくて、為替リスクを加味しても店頭CFDを選ぶべき。
本記事では店頭CFDの為替リスクに焦点を当てて詳しく解説します
【店頭CFD為替リスクの真実】
くりっく株365
100円固定店頭CFD
ポンド円レート依存よく為替で損失が出ると勘違いされてる方がいますが
確定損益と配当にしか為替影響はないので、為替単独で損失や利益は出ません。
100ポンドの利益が出た時に、
為替で利益小or大は有り得ます。— SATO@リーマン投資家 (@SATO80304694) September 10, 2019
ここで、
くりっく株365は100円固定つまりポンド円が100円以上の場合は為替的にも店頭CFDがお得です😊
(ただし、損失の場合は大きくなる方向)🇬🇧ポンド円史上最安値は
116.81円その他の比較は記事参照ください。https://t.co/CdkpV5eRMW
— SATO@リーマン投資家 (@SATO80304694) September 10, 2019
※CFDはGMOクリック証券!
店頭CFDの為替リスクとは?


まず結論からいうと、店頭CFDでは、確定利益または損失分にのみ為替リスクが生じます。
言葉だと分かりづらいと思うので、例を挙げて解説します。
▼為替レートによる変化をシミュレーション
- 対象:FTSE100
- 7000⇒7100ポンドに値上がりして決済する。
- 利益:100ポンド
上記のケースだと100ポンドの利益ですね。
このときポンド円レートによって円換算で利益に違いがでます。
▼ポンド円レートによる利益の差(100ポンド)
ポンド円 レート | 利益 (ポンド) | 利益 (円) |
120円 | 100 | 12,000円 |
130円 | 13,000円 | |
140円 | 14,000円 |
つまり円安になると、利益は大きくなるということですね。
このよう店頭CFDでは確定した利益または損失に対して為替リスクがあります。

よくある勘違い:為替レート単体では利益も損失も出ない。
よくある勘違いが
インデックス(FTSE100など)は一定なのに、為替レートが変化して損するんじゃないか?
という点。
これは大きな勘違いです。
店頭CFDでは為替レート単体で利益や損失が出ることはありません。
簡単に例を挙げて説明しますね。
▼為替レート単体では損失しない理由
- 対象:FTSE100
- FTSE100は7000ポンド固定
- 購入時:ポンド円130円
- 決済時:ポンド円120円
上記のケースだと、FTSE100は決済時も7000ポンドのまま。つまり確定損益は0ポンドですよね。
このときポンド円レートが130円から120円に変化していても、確定損益が0ポンドのため損失は出ません。
▼イメージ図

ETFなどは為替リスクがもろに損益に影響する。
ちなみにETFの場合は価値が為替レートで変化するので、円高になると思いっきり損をします。
▼ETFの為替リスクイメージ図
この場合、仮に株価指数が上昇したのに、円高になってしまい利益が相殺、又は損失に変わることもあり得ます。

ということでポイントをまとめると
- 店頭CFDは確定損益に為替リスクがある。
- 為替レート単体で利益・損失は出ない。
- ETFだと円高になると金融商品自体の価値が下がるがCFDは心配不要
すこし複雑なので理解しづらいですが、
「CFD投資はETF等と比較して為替リスクに対して優れた仕組みになっている」
と理解いただければと思います。
※CFDはGMOクリック証券!
店頭CFDの為替リスクで気にするべきこと


CFDは為替リスクに優れていますが、取引する上で為替レートが影響する次の3つは認識しておいた方が無難です。(低レバならあまり気にする必要はないですが。)
[cat_box01 title=”為替レートが影響する範囲”]- 確定損益
- 配当金
- 必要証拠金(=ロスカットレート)[/cat_box01]
為替リスク①:確定損益
先ほど解説したとおり確定損益部分には為替レートが影響します。
▼確定損益に対するリスク
- 円高:利益減、損失減
- 円安:利益増、損失増
為替リスク②:配当金
つづいて配当金にも為替リスクが生じます。
配当金は3ヶ月に1回、確定利益扱いで受け取るので、配当日のレート次第で円換算の配当額が変化するというわけです。
▼実際の画面上記の例だと、978円の配当金が貰えてるわけですが、これは71.8ポンドの配当金にコンバーションレート(為替)を掛けた金額。
画像では136.23円ですが、例えば120円だと配当金は861円まで下がるコトに…。

▼配当金に対するリスク
- 円高:配当金が減る
- 円安:配当金が増える
店頭CFDの配当=価格調整額については関連記事で詳しく解説してます。
関連記事:イギリス100|GMOクリック証券の価格調整額は非課税で再投資できる?【FTSE100投資】
https://stock-index.life-health-asset.com/ftse100-gmo-saitousi/
為替リスク③:必要証拠金(=ロスカットレート)
最も注意してほしいのが「必要証拠金に対する為替リスク」です。
株価指数CFDはレバレッジ10倍のため、仮にFTSE100が7000ポンドの場合、700ポンドの証拠金が必要になります。
▼必要証拠金に対する為替リスク
FTSE 100 | ポンド円 レート | 必要 証拠金※ |
7000 ポンド | 120円 | 8.4万円 |
130円 | 9.1万円 | |
140円 | 9.8万円 |
(10枚購入時の必要証拠金)

ただし、2~3倍の低レバレッジで運用する人はあまり気にする必要はないので為替レートで必要証拠金が変化することだけ頭に入れておきましょう。
※CFDはGMOクリック証券!
くりっく株365と比較して店頭CFDを選ぶべき理由


くりっく株365は確かに為替リスクなしですが、それを加味しても店頭CFDを選ぶべきだと断言します。
理由は2つ。
▼店頭CFDを選ぶべき理由
- くりっく株365はトータルコストが高い。
- くりっく株365のポンド円レート100円は最安値以下
理由①:くりっく株365はトータルコストが高い
最大の理由はトータルコストの高さです。
FTSE100で比較してみます。
▼くりっく株365と店頭CFD取引にかかるコスト(FTSE100)
種類 | 取引 手数料 | スプ レッド | ロール オーバ | 金利 負担 |
くりっく株 365 | 153円 | 51円※ | 306円 | あり |
GMO クリック証券 (店頭CFD) | 無料 | 3.8円 | なし | なし |
※現くりっく株365のスプレッド
取引コスト面では圧倒的に店頭CFDが安いです。
▼1枚保有するのに必要なコスト
- くりっく株365:1.4万円
- 店頭CFD:380円
上記のとおり1.4万円ほど「くりっく株365」がコスト高。
では、為替リスクで店頭CFDが1.4万円の差が出ることはあり得るか、、、と言われるとほぼあり得ません。
年間1000ポンドの利益が出た場合で試算してみました。
▼為替レートによる利益差額
ポンド円 レート | FTSE100 利益幅 | 利益 円換算 | 差額 |
80円 | 1000 ポンド | 8万円 | -2万円 |
100円 (くりっく株365) | 10万円 | 基準 | |
120 | 12万円 | +2万円 | |
140 | 14万円 | +4万円 |
あれ?ポンド円が80円だと円高で損するじゃないか!
と思われた方、、、実はポンド円の史上最安値は116.81円です。(くりっく株365は史上最安値よりも円高レートで取引してることになる。)

理由②:くりっく株365のポンド円レート100円は過去最安値以下
くりっく株365のポンド円レートは100円固定。
一方、ポンド円の史上最安値は116.81円です。
つまりくりっく株365の方が円高レートの取引=確定利益&配当金は少なくなる。ということ。

▼2018年配当利回り
種類 | 配当 利回り |
くりっく株 365 | 3.16% |
GMO クリック証券 【店頭CFD】 | 3.98% |
ということで為替リスクを考慮しても店頭CFDを選ぶべきことがお分かりいただけたかと思います。
※CFDはGMOクリック証券!
くりっく株365との比較検証を詳しく知りたい方は関連記事をどうぞ。
関連記事:【比較】FTSE100|くりっく株365と店頭CFD(GMOクリック証券)の違いとは?
https://stock-index.life-health-asset.com/cfd-tentou-hikaku/
店頭CFDはGMOクリック証券がオススメです。


店頭CFDなら証券会社は「GMOクリック証券」がオススメ。というかほぼ一択です。
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店頭CFDを行っている証券会社は次の4社。
[cat_box01 title=”店頭CFDができる証券会社”]- GMOクリック証券(FTSE100あり)
- サクソバンク証券(FTSE100あり)
- DMM.com証券(FTSE100なし)
- IG証券(FTSE100あり)[/cat_box01]
一番の決め手は国内シェア№1であること。
店頭CFDは証券会社の信頼性が大切なので、多くの投資家に愛用されている=安心できます。
▼公式サイト動画【1分】

結論としては、株価指数CFDならGMOクリック証券が必須です。
※口座開設無料・維持管理費もかからず作るだけなら損はしません。
CFD取引口座も一緒に申し込むは必ずチェックを入れてください。
(たまに忘れてる方いてご質問いただきますが、再申請の手間が生じます…。)
GMOクリック証券について、くわしく知りたい方はレビュー記事をご覧ください。
関連記事:GMOクリック証券【店頭CFD最強】|評判・メリット・デメリット!
https://stock-index.life-health-asset.com/gmo-hyouka/
CFD投資の証券口座の比較記事は下記をどうぞ。
関連記事:【証券会社を比較】CFD取引のオススメ主要5社をランキング形式で紹介
https://stock-index.life-health-asset.com/cfd-rannking/
GMOクリック証券での、ぼくの運用実績・方法を知りたい方は関連記事をご覧ください。
関連記事:FTSE100で配当狙いのCFD投資|【損失あり】実績・運用方法・メリット・デメリット!
https://stock-index.life-health-asset.com/ftse100-start1/
まとめ:店頭CFDの為替リスクは気にする必要なし!
今回は店頭CFD(GMOクリック証券)の為替リスクについて解説しました。
記事の中で解説したとおり、店頭CFDは為替リスクに非常に優れた仕組みになっており、ETFやくりっく株365よりもお得に海外インデックスに投資できます。
為替リスクが気になる人は多いと思いますが、ハッキリいって店頭CFD【GMOクリック証券】を選べば間違いはありません。

なお、店頭CFDならGMOクリック証券でOKで迷う必要なしです!
口座開設無料、維持管理費もかからないので、この機会に申請だけでもぜひ済ませておきましょう。【簡単3分】
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以上

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