今回は2018年4月20日に上場し、初値が公募価格の11倍に急騰した、「HEROZ株式会社(ヒーローズ・4382)」さんにインタビューしました!
AI関連の話題株です。
会社名 | HEROZ株式会社 |
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上場日 | 2018年4月20日 |
上場市場 | 東証プライム |
設立日 | 2009年04月30日 |
認証コード | 4382 |
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Q. 貴社の事業内容を簡単に教えてください。
HEROZは、2022年上半期に、Vario Secure社、StrategIT社をグループ会社化致しました。
今後は、HEROZグループとして、下記のような事業構造で取り組んでまいります。
AI/DXサービス:BtoC事業(HEROZ)
「将棋ウォーズ」アプリを中心とした、将棋プラットフォームの開発提供を行っております。
AI/DXサービス:BtoB事業(HEROZ)
将棋AIの開発を通じて蓄積した、ビッグデータを用いた深層学習(ディープラーニング)を含む機械学習によるAI関連のノウハウを他分野へ応用し、金融・建設・エンタメ業界を中心とした各産業への、AIソリューション開発等の技術提供を行っております。
AI/DXサービス:BtoB事業(StrategIT)
SaaS導入支援や、SaaS間のAPI連携システム開発に加えて、API連携アプリをアプリマーケットで販売しております
AI Security サービス(Vario Secure)
主に中小企業向けに、インターネットの安全利用に向けて、マネージドセキュリティおよびインテグレーションサービスを提供しております。
Q. 貴社サービスの強みは何でしょうか。
各事業で、下記のような特徴を持っております。今後、それぞれの強みを生かしたグループシナジーの実現を目指してまいります。
AI/DXサービス:BtoC事業(HEROZ)
将棋AIにおける高度な技術力と、将棋プラットフォームにおいてNo.1のシェア・知名度を持つことです。
世界コンピューター将棋選手権で優勝した高度なAI技術力を、プロ棋士や一般の将棋ファンの方々へ提供しております。
将棋プラットフォームとしてはトップシェアを誇る「将棋ウォーズ」や、本年リリースした「棋神アナリティクス」等の将棋SaaSを、今後も幅広い層へ展開してまいります。
AI/DXサービス:BtoB事業(HEROZ)
弊社エンジニアの高度なAI技術力と、主に金融・建設・エンタメ業界におけるAI開発のノウハウを強みとしております。
AI開発事業においては、本開発の前段階であるPoCでプロジェクトが止まってしまうケースも多くみられますが、弊社の受注案件においてはPoC止まりとなるケースは少なく、多くの案件でソリューションを実装してきた実績があります。
難易度の高い案件に対応可能な技術力と、業界への知見を踏まえた堅実な提案力が、弊社のBtoBサービスの特徴です。
AI/DXサービス:BtoB事業(StrategIT)
需要の高まるSaaS連携開発のノウハウ、及び連携アプリストアの運営
SaaS連携開発に必要なノウハウを結集した開発プラットフォーム「Master Hub」の特許を保有しております。
SaaStainerというSaaS連携アプリを提供するアプリストアを運営しております。
AI Security サービス(Vario Secure)
中小企業におけるインターネットセキュリティ領域でのトップシェア
IT・セキュリティの運用保守業務は、従業員が1,000名以下の企業においては、人材の確保が難しい、または少ない人材での対応が常態化しています。
Vario Secureは、そのような企業規模へのファイアウォール/UTM運用監視サービス(社内ネットワークの出入り口対策)において、シェアトップです。
Q. 企業理念・企業目標についてお伺いしたいです。
『世界を驚かすサービスを創出する』
テクノロジーの力でプロダクトを創り世界を驚かすことを証明していきます。
Q. 貴社の福利厚生制度について答えられる範囲で教えてください。
- 在宅勤務制度
業務内容に合わせて、在宅勤務かオフィス勤務かを選択できます。
- フレックス勤務制度
業務内容やプライベートの予定に合わせて、勤務時間帯を選択できます。
- 計算処理用GPUサーバ利用制度
深層学習等の高速演算処理を可能にする最大61PFLOPSのサーバを個人でも利用可能な制度です。
- スキルアップ支援金制度
社員が希望する研修・学会参加/論文・図書購入/資格取得等に必要な資金を会社が支援する制度です。
- 表彰制度
半期期末に「MVP賞」「Value賞」を選考し、社員の活躍を讃えます。
- レジャー補助
ITS提携の保養施設・飲食店などを、福利厚生として利用できます。
Q. 今後どのような企業に成長していきたいと思いますか?
BtoC事業においては、引き続き、将棋プラットフォームの開発提供や各種イベントを通じ、将棋人口の最大化を目指してまいります。
BtoB事業においては、これまで蓄積してきた各産業におけるAI開発のノウハウに加え、グループ会社として加わった2社の技術力や知見を活かし、AI Security Company の実現や、SaaS型AIプロダクトの提供にむけて注力しております。
今後は、SaaS型プロダクトの売上拡大による事業のスケールを目指してまいります。
Q. 個人投資家やサービス利用者に向けて一言お願いします。
今後も、AIサービスによる社会貢献や、事業拡大による企業価値の向上を目指し、より一層努めてまいります。
又、グループ経営への移行に伴い、グループシナジーの実現に向けた体制を構築して参ります。
引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
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