「LINE FXはいくらから取引できるの?」と気になっている方も多いでしょう。
LINE FXは最低いくらから取引できるのか、実効レバレッジの例を挙げながら解説します。
またLINE FXの最低取引単位や、少額投資が可能な通貨ペアもご紹介しています。
関連記事:LINE FXの取引時間はいつ?取引できない時間帯や定期メンテナンスについて解説
LINE FXは最低約5,840円から取引できる
結論からお伝えすると、LINE FXで人気通貨ペアの「米ドル/円」を取引する場合、最低でも次の資金が必要です。
- レバレッジをかけない:約14万6,000円
- レバレッジ2倍:約73,000円
- レバレッジ3倍:約48,667円
- レバレッジ5倍:29,200円
- レバレッジ10倍:14,600円
- レバレッジ25倍:約5,840円
※米ドル/円、1ドル146円、1,000通貨の取引の場合。
では、なぜこのような計算になるのか、詳しく説明していきます。
LINE FXで必要な資金の計算式
LINE FXで必要な資金は、次の計算式で求められます。
必要資金=取引単位×為替レート
2023年12月4日現在、米ドル円のレートは146円です。
また、LINE FXでは、最低取引単位が1,000通貨となっています。
1,000通貨を146円のレートで取引する場合、レバレッジ1倍だと、1,000通貨×146円=最低限必要な資金は14万6,000円です。
なお、LINE FXをはじめとした国内のFX会社では、最大25倍のレバレッジを適用できます。
25倍のレバレッジをかけたと仮定すると、最低限必要な資金は5,840円です。
レバレッジとは
FXのレバレッジとは、手元資金に対して何倍もの取引ができる仕組みのことを指します。
例えば、10万円の資金で100万円の取引を行う場合、レバレッジは10倍です。
レバレッジを効かせることで、少ない資金で大きな利益を狙うことが可能となりますが、一方で損失も大きくなるというリスクがあります。
初心者はレバレッジ1倍か、2~3倍ほどの低レバレッジから始めるといいでしょう。
為替レートとは
「為替レート」とは、取引したい通貨ペアの、そのときの相場のことです。
たとえば2023年12月4日時点の米ドル円の相場を見てみると、146円前後で推移しています。
これは、1ドルに対する日本円の価値が、約146円であるという意味です。
ニュースで「今日は1ドル○円」などとよく言われている通り、為替レートは日々変動しています。
そのため、取引するタイミングでの数値を確認しましょう。
また、LINE FXで取り扱っている通貨ペアは全部で23種類あります。
通貨ペアが異なれば、為替レートも異なります。
LINE FXは最低取引単位が1,000通貨
LINE FXでは、最低取引単位が1,000通貨です。
最低取引単位とは、「そのFX会社では1回あたり何通貨から取引できるか」を意味します。
つまりLINE FXでは、1回の取引で、少なくとも1,000通貨以上を取引しなければなりません。
「日本円で1ドルだけ買いたい」と思っても、それはできず、1,000ドル買う必要があります。
LINE FXで少額投資する方法
FX取引はリスクを伴うため、まずは少額の資金でチャレンジしたいと思いますよね。
LINE FXでレバレッジを高くせずに少額投資する方法をご紹介します。
価格の安い通貨を狙う
価格の安い通貨とはわかりやすく言うと、ほんの数円~数十円で買える通貨のことです。
新興国の通貨は、先進国の通貨と比較して、低予算で買えるものが多くなっています。
たとえばLINE FXで取引できる南アフリカランド/円は、2023年12月4日現在、1ランドあたり7.84円です。
南アフリカランド/円を1,000通貨買うときに必要な資金は、レバレッジをかけない場合でも、たった7,840円となっています。
米ドル円の場合、レバレッジをかけないで取引しようとすると最低約14万6,000円が必要ですが、南アフリカランド/円なら、少ない資金でも低レバレッジで取引可能です。
また南アフリカランドやトルコリラは、高金利通貨でもあります。
買いポジションを翌日に持ち越すだけで、スワップポイントがもらえる点も魅力です。
南アフリカランド/円の注意点
ただし南アフリカランド/円は、スプレッド(買値と売値の差。実質的な取引コスト)も広いです。
また南アフリカランド/円は、価格の変動幅が大きいというデメリットもあります。
一般的に初心者の場合、「南アフリカランド/円のような新興国絡みの通貨ペアは避けるべき」と言われることが多いです。
確かに価格の安い通貨なら低レバレッジで少額投資ができるものの、初心者は米ドル円のような流動性が高い通貨ペアを取引するのが無難だといえます。
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LINE FXで少額投資するときの注意点
LINE FXで少額投資するときに覚えておきたい注意点をご紹介します。
証拠金維持率100%以下でロスカットされる
LINE FXでは、証拠金維持率が100%以下になるとロスカットが行われます。
そもそも証拠金とは、取引を開始するためにFX会社の口座へ預けたお金のことです。
FXでは、この証拠金を担保として、レバレッジをかけた元手以上の取引ができます。
証拠金維持率とは、取引を開始するためにFX会社へ預けたお金に対して、現在の負けている額がどれだけの割合かという指標です。
証拠金維持率が100%以下になると、それ以上の損失を防ぐために、保有しているポジションが強制的に決済されます。
この強制決済が「ロスカット」です。
ロスカットされると、その時点で損失が確定してしまいます。
そのため証拠金維持率には注意して、ロスカットされないよう資金管理をすることが重要です。
最低必要証拠金ギリギリでトレードしない
ではどうすればロスカットされにくくなるのかというと、LINE FXの口座に余裕をもって資金を入金しておくことです。
預け入れている資金が少ないと、証拠金維持率が100%に近い状態となります。
少しの値動きで証拠金維持率が下がり、ロスカットされてしまう可能性が高まるため、最低必要証拠金ギリギリでのトレードは避けましょう。
レバレッジは高くしすぎない
レバレッジが高いと、少額の資金で取引できますが、少しの相場変動で大きな損失を被る可能性があります。
したがって、レバレッジは高くなりすぎないように注意しましょう。
特に初心者は、まず低レバレッジから始めるべきです。
関連記事:FX会社の新規口座開設キャンペーンを比較!一番お得なのはどこ?
少額投資できるおすすめFX会社
最低取引単位が小さいFX会社を選べば、高いレバレッジをかけなくても少額からFXができます。
数は少ないですが、最低100通貨単位や、1通貨単位で取引可能なFX会社もあるので、活用しましょう。
1通貨単位から取引できる「MATSUI FX」
総合評価 | |
---|---|
口座数 | 121,155口座 |
取引単位 | 1通貨 |
取引手数料 | 無料 |
スワップポイント | トルコリラ/円:28円/日 メキシコペソ/円:220円/日 南アフリカランド/円:110円/日 |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 |
取り扱い通貨ペア数 | 20通貨ペア |
口座開設・取引までの日数 | 最短即日 |
サポート | 月~金7:00-24:00 |
1通貨単位から取引できるFX会社は、ほとんどありません。
MATSUI FXは、数少ない1通貨単位から取引ができるFX会社です。
たとえば1ドル140円の相場なら、140円からFXを始められます。
FX初心者や、少額で慎重に取引を始めたい方は、MATSUI FXでの口座開設を検討してみてください。
\100円から取引できる!/
関連記事:松井証券FXの評判・口コミを調査!100円から少額投資できて初心者におすすめ
まとめ~LINE FXでは最低約14万6,000円を用意すべき~
最後に、LINE FXではいくらからトレードできるのかまとめます。
- レバレッジをかけない場合:約14万6,000円
- 最大限レバレッジをかけた場合:約5,840円
LINE FXでは米ドル円の場合、最低約5,840円から取引できるというのが本記事の結論です。
しかしこれはレバレッジ25倍の場合となります。
レバレッジが高いと資金効率がよくなる一方で、リスクも高くなるので、あまりレバレッジに頼らないようにしたほうが安全です。
レバレッジを考慮しない場合、最低でも米ドル円の通貨ペアでは、約14万6,000円の資金が必要となります。
100円から始められるMATSUI FXのようなFX会社もあるので、不安を感じる方はLINE FXだけでなく、他のFX会社も検討してください。
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