米国の代表的な株価指数であるダウは、米国株式市場が休みもしくは取引がおこなわれていない時間の場合、値動きがストップします。
「ダウが値動きするのはいつからいつまで?休みはあるの?」
「日本時間でいつ米国株式市場が休みになるのか知りたい」
このような疑問にお答えします!
勘違いしやすいサマータイムや、日本とは異なる祝日の日程も掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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ダウ(NY株式市場)が休みの日と取引時間に注意
NYダウは、米国株式市場の値動きを示す株価指数です。
取引がおこなわれていないときは、NYダウの値動きも止まります。
日本株式市場と同じく、米国株式市場には休みの日があり、取引時間も決まっています。
日本と14時間の時差がある点にも注意が必要です。
さらに米国にはサマータイム制度があるので、時期によって取引時間が異なります。
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ダウ(NY株式市場)が休みの日
米国の株式市場は、土日休みです。
日本時間で土曜日の朝6時~月曜日の23時30分までです。
土日に加えて、以下の祝日でお休みとなります。
この日はダウの値動きもありません。
1/1(土) | 元日 |
1/17(月) | キング牧師記念日 |
2/21(月) | ワシントン誕生日 |
4/15(金) | 聖金曜日 |
5/30(月) | 戦没者追悼記念日 |
6/19(日) | 奴隷解放記念日 |
7/4(月) | 独立記念日 |
9/5(月) | 労働者の日 |
11/24(木) | 感謝祭 |
12/25(日) | クリスマス |
※日付は2022年の場合
日本では祝日の夜~翌日の明け方です。
休みにならない祝日もある
祝日は必ず休みになるわけではなく、たとえば11月11日の「退役軍人の日」や、10月10日の「コロンブス記念日」は、取引がおこなわれます。
ただし債券や為替市場は休場です。
また日曜が祝日のときは、翌日の月曜日が振替休日です。
2022年の場合、奴隷解放記念日とクリスマスが日曜なので、それぞれ翌日の6月20日、12月26日が振替休日となります。
ちなみに6月19日の奴隷解放記念日は、バイデン政権が2021年に制定した新しい祝日です。
ベテラン投資家の方も頭に入れておきましょう。
日本の祝日とは異なるため注意!年末年始は?
米国と日本で共通の祝日は元旦くらいなので、注意が必要です。
日本はクリスマスも通常営業ですが、米国株式市場は休みとなっており、NYダウも値動きがストップします。
また元旦以外の年末年始は、土日でない限り通常通りの取引がおこなわれます。
日本の証券取引所は12月31日~1月3日が休場ですが、米国では1月1日しか休みにならないと覚えておきましょう。
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ダウ(NY株式市場)の取引時間
NY株式市場で取引がおこなわれているのは、9時30分~16時です。
日本時間の23時30分~6時までです。
東京証券取引所では9時~11時30分まで取引がおこなわれたあと、昼休みにいったんストップとなり、また12時30分~15時に再開します。
しかし米国市場は、昼休みを挟まない連続7時間です。
さらに米国にはサマータイム制度があるので、時期によって取引時間が変わります。
夏時間(サマータイム)
サマータイムとは、冬以外の季節に、標準時刻を1時間前倒しで進める制度です。
3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までの約8か月間は、サマータイムが適用されます。
日が長くなる時期に、時間を有効活用するべく取り入れられたものです。
日本時間の22時30分~5時です。
普段は日本時間の23時30分~6時に取引がおこなわれていますが、夏時間では1時間早く始まり、1時間早く終わります。
2022年以降のサマータイムはいつ?
2022年以降のサマータイムは、次の通りです。
- 2022年…3月13日~11月6日
- 2023年…3月12日~11月5日
サマータイムが始まるときは、深夜2時になった瞬間、時計を1時間進めて、午前3時に設定します。
終了するときは深夜2時になった瞬間、時計を1時間遅らせて、深夜1時に設定します。
冬時間
夏時間以外の期間は、通常通り9時30分~16時に取引がおこなわれます。
日本時間の23時30分~6時です。
サマータイムは1年のうちの一部であるイメージを抱いている人もいるかもしれませんが、むしろ1年の大半がサマータイムです。
冬時間が適用される期間は、11月~3月初旬のみとなっています。
感謝祭の翌日は取引時間が短縮
毎年感謝祭の翌日(11月25日)は、取引時間が短縮されます。
- 通常取引は13時まで
- アフターマーケットは17時まで
日本時間では3時に取引終了です。
この日だけ取引時間がイレギュラーなので、間違えないようにしましょう。
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一部の証券会社では時間外取引もできる
アメリカ株の取引がおこなわれているのは基本的に9時30分~16時ですが、一部の市場では、時間外取引も可能です。
しかし日本でアメリカ株の時間外取引がおこなえる証券会社は、ごく限られています。
また時間外取引は、通常売買(立会取引)と異なり、ブローカー同士の私設市場であるECN(電子証券取引ネットワーク)でおこなわれます。
時間外取引とは?
時間外取引は、プレマーケット・アフターマーケットでおこなわれます。
営業時間前の取引市場は「プレマーケット」、営業時間後の取引市場は「アフターマーケット」です。
プレマーケット
実施時間は90分間です。
- 現地時間…8時~9時30分
- 日本時間…22時~23時30分(サマータイムでは21時~22時30分)
アフターマーケット
実施時間は4時間です。
- 現地時間…16時~20時
- 日本時間…6時~10時(サマータイムでは5時~9時)
時間外取引の注意点
時間外取引も含めると、米国株はかなり長い時間取引できます。
便利ではありますが、時間外取引では機関投資家が多いです。
銘柄によっては出来高が少なくなり、売買したい価格で取引できない可能性が高まります。
さらに米国株は日本株と違って、値幅制限がなく、ストップ高・ストップ安がありません。
価格の変動が激しくなりやすく、想定外の高値や安値になってしまう可能性もあります。
関連記事:初心者向け米国株の買い方を解説!日本株との違いやおすすめネット証券を紹介
時間外取引ができるおすすめの証券会社
ネット証券の中で米国株の時間外取引ができるのは、マネックス証券だけです。
マネックス証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,235件 |
株式以外 | 債券 FX 先物・オプション 金・プラチナ |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 100円から始められる 米国株に強い お得なマネックスポイント |
マネックス証券は、日本で数少ない米国株の時間外取引がおこなえるネット証券です。
他の証券会社を利用している場合、取引できるのは日本時間の23時30分~6時だけ(冬時間の場合)ですが、マネックス証券なら朝の6時~10時と夜の22時~23時30分に時間外取引も可能です。
日中お仕事をしている人も、出勤前やお仕事終わりに取引がしやすくなります。
立会時間外に株価が大きく動くこともあるので、チャンスを逃しにくくなるでしょう。
とくに立会時間外に決算などの大きな発表があった場合、値動きが激しくなりやすいので、時間外取引ができるようにしておくと安心です。
さらにマネックス証券は米国株の取扱銘柄数が多く、他社では取扱数が少ない小型株も充実しています。
スプレッドや為替手数料などの取引コストをおさえられるのも魅力です。
海外取引に強いネット証券なので、米国株中心に取引したいと考えているなら、ぜひ口座開設を検討してみてください。
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ダウ(NY株式市場)の休みは日本と異なるので注意
NYダウは株価指数なので常に変動していますが、基準としている米国の30銘柄に動きがなくなれば、ダウの値動きもストップします。
ダウの値動きがない期間を把握したいなら、NY株式市場の取引がおこなわれていない時間と休日を知っておきましょう。
また日本時間と現地時間には14時間の時差がある点や、サマータイムは取引の終了と開始が1時間前倒しになる点に注意が必要です。
しかしダウ平均株価は常に9時30分から16時までの価格で表示されます。
ややこしく感じられるかもしれませんが、取引を続けることで覚えていきましょう。
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