株を保有しているともらえるのが、株主優待です。
そんな株主優待で生活をすることを、株主優待生活や優待生活といいます。
投資をしつつ、株主優待をもらえるのでとてもうれしい制度ですよね。
今回の記事では、株主優待生活や株主優待だけで生活することはできるのか解説します。
これから株主を保有したり株主優待生活をしたりしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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株主優待生活とは?
冒頭でも伝えた通り、株主優待で生活をすることを、株主優待生活や優待生活といいます。
株主優待は年に1~2回程度、企業側から株主に対して商品や製品をプレゼントしてくれる制度です。
企業によってプレゼントしてくれる内容やプレゼントに必要な株主の保有数も異なります。
中には10万円以下の投資でもらえる株式投資もあるので、予算の低い投資家でも恩恵を受けられる可能性は高いです!
10万円以下の株保有で株主優待を受けられるので、ぜひ検討してみてくださいね。
株主優待だけで生活することはできるのか
続いては、株主優待だけで生活ができるのかについて解説します。
結論、株主優待だけで生活をすることはかなり厳しいです。
莫大な資産を持っていて、株主優待の恩恵をたくさん受けられるのであれば優待生活もできる可能性はあります。
しかし個人投資家の場合には、優待生活は厳しいですね。
ただ、衣食住や金券、配当金などの恩恵を受けられる株を保有していれば、生活の手助けはしてもらえます。
そこで、具体的に衣食住にまつわる株主優待について解説します。
「衣」を取り扱っている株主優待
衣類を直接もらえる株主優待はありません。
衣類を扱っているお店の金券を株主優待として受け取り、自分で衣類を購入しに行く必要があります。
具体的に、衣類の金券を株主優待にしている企業は以下の通りです。
- ハニーズホールディングス
- マックハウス
- ライトオン
- タビオ
- アルペン
店舗で利用できる株主優待券をもらえるので、自分好みの衣類を購入することも可能です。
それぞれ株主優待を受けるのに必要な下部保有量は異なっているため、気をつけてくださいね。
「食」を取り扱っている株主優待
食品であれば、株主優待としてそのまま受け取ることも可能です。
食品そのものを株主優待として受け取れるのは以下の企業です。
- カゴメ
- 日清食品ホールディングス
- 日本ハム
自社製品であればそのまま株主優待として受け取れる企業も多いので、好きな食品メーカーの株主優待を確認してみてくださいね。
また飲食店を展開している企業であれば、展開している飲食店の食事券を株主優待としていることも多いです。
それ以外には、食品と直接関係ない企業でも食品を株主優待としている企業もあります。
具体的には以下の通りです。
- 積水ハウス
- サカイ引越センター
上記の2社はお米を株主優待としているので、日頃からお米を食べるのであれば株主を保有してみるのがおすすめです!
「住」を取り扱っている株主優待
家や住居をそのまま取り扱っている株主優待はありません。
ただ、生活に必要な電化製品や日用品を株主優待としている企業は多数あります。
電化製品を株主優待としている企業は以下の通りです。
- ビッグカメラ
- ヤマダ電機
家電量販店であれば、電化製品を株主優待としていることが多いので、調べるのがおすすめです。
また日用品を株主優待としている企業は以下の通りです。
- コメリ
- コーナン商事
ホームセンター系の企業であれば、株主優待で日用品をもらえることが多いです。
ホームセンターの株主優待の場合、金券や商品券としてもらうこともあるので、家の近くにあるホームセンターの株主優待を調べるのがおすすめです。
「金券」や「配当金」がもらえる株主優待
金券や配当金がもらえるのであれば、汎用性が高いのでおすすめです。
衣食住で足りない部分を補えますからね。
金券や配当金を株主優待としている企業は以下の通りです。
- 三越伊勢丹ホールディングス
- 高島屋
- イオンモール
金券や配当金とは若干違い割引券にはなりますが、日頃から買い物をしているのであれば非常におすすめです!
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株主優待生活ができる銘柄を購入する際の注意点
続いては株主優待生活ができる銘柄を購入する際の注意点について解説します。
具体的には以下の通りです。
- 株主優待がもらえる時期
- 株を購入する時期
- 購入する株数
これらについてそれぞれ解説します。
株主優待がもらえる時期
株主優待は購入してすぐにもらえるわけではありません。
数か月間もらえないことも普通にあるので、事前に確認するのがおすすめですよ。
また「〇月ごろにお届けします」という通知が来ることもあるので、見逃さないようにチェックしておきましょう。
株を購入する時期
株を購入するのであれば、時期も非常に大切です。
株を保有している権利確定日というのが決まっているため、その前に購入をしておく必要があります。
権利確定日をすぎてから購入をしても、次の確定日まで株主優待が届くのを待たなければなりません。
今すぐに欲しいと考えているのであれば、権利確定日は非常に重要なのでしっかりと確認しておきましょう。
また企業によって権利確定日は異なるので、保有を検討している企業や保有している企業の権利確定日を調べておくのがおすすめです。
購入する株数
株主優待は、1株だけもっていれば受けられるというわけではありません。
企業によって異なりますが、株主優待を受けるのには一定以上の株を保有している必要があります。
また株を保有している期間についても調べましょう。
株をどのくらい保有しておくかにもよって、得になるモノや額が異なります。
長期保有をしていればしているほど、良い優待を受けられる企業もあります。
そのため、事前にどれくらい株を保有しておくのか考えておくのがおすすめです。
優待生活を始めるのにおすすめの証券口座
優待生活を始めるためには、証券口座が必要です。
そこで優待生活を始めるのにおすすめの証券口座について解説します。
具体的には以下の通りです。
- SBI証券
- 松井証券
- マネックス証券
これらについてそれぞれ解説します。
SBI証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,632件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
SBI証券は手数料が安いことで有名な証券口座です。
投資をしたいのに、手数料のせいで損をするのは非常にもったいないと思いますよね。
SBI証券であれば、その手数料を減らせるので非常におすすめです。
また25歳以下は国内株式現物手数料が実質0円なので、若い人にもおすすめの証券口座ですね!
それ以外にも米国株が充実しているので、米国株に投資をしたい方にもおすすめ。
とりあえず証券口座を持ちたい方であれば、SBI証券を開設しましょう!
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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
松井証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,580件 |
株式以外 | FX 先物・オプション |
口座開設・取引までの日数 | 最短3日 |
特徴 | 使い勝手の良いツール お得な手数料 手厚いサービス |
松井証券では、1日50万円以下の取引に手数料がかかりません。
株主優待生活で有名な桐谷広人さんも愛用しているのが松井証券です!
桐谷さんの優待生活を見て、株主優待に興味を持った方も多いと思います。
そんな桐谷さんが利用している証券口座なので、同じものを利用したい方はぜひ登録してみてください。
またSBI証券と同様に、25歳以下は国内株式現物手数料が実質0円なので、若い人にもおすすめの証券口座です。
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関連記事:松井証券の評判・口コミまとめ!手数料や投資信託についても解説
マネックス証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,235件 |
株式以外 | 債券 FX 先物・オプション 金・プラチナ |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 100円から始められる 米国株に強い お得なマネックスポイント |
マネックス証券は米国株のツールが充実している証券口座です。
ほかの2社と比較すると、取引手数料が若干高めなのでこまめに取引をしたいと考えているのであればおすすめできません。
しかし株の購入であれば、こまめに取引をすることは少ないため、そこまで大きなデメリットにはなりません。
米国株を利用したいのであれば、かなり便利なツールがそろっているので、おすすめですよ。
米国株を購入したい方にとっては、手数料が増えてでも利用するべき証券口座ともいえるくらいです!
ぜひ利用してみてくださいね。
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関連記事:マネックス証券の評判・口コミまとめ!米国株やIPOの人気についても解説
株主優待生活に関するよくある質問
最後に株主優待生活に関するよくある質問について解説します。
具体的には以下の通りです。
- 未成年でも株を購入することはできる?
- 少額からでも株主優待生活はできる?
- 証券口座の開設にはどのくらいの時間がかかる?
- 株を購入するリスクはある?
これらについてそれぞれ解説します。
未成年でも株を購入することはできる?
未成年で株を購入したいという方もいると思います。
結論、株を購入することはできます。
ただし親の同意が必要になるので、事前に許可をもらっておきましょう。
制限や条件はいくつかあるので、未成年で株を購入する際は気を付けてくださいね。
少額からでも株主優待生活はできる?
株主優待を受けるためには、最低5万円程度あれば問題ありません。
人によっては高額かもしれませんが、投資家からするとかなり少額ですね。
株主優待によっては、数万円程度の株保有でも受けられるので、調べてみてください。
自分がよく行く店や近所にある店の株を購入すると、メリットが大きく受けられるようになるので非常におすすめですよ。
証券口座の開設にはどのくらいの時間がかかる?
証券口座を開設しないと株の購入ができません。
そんな証券口座ですがネットで申し込むことで、最短即日~1週間程度で解説することができます。
即日から翌日にはほとんどの証券口座が開けるので、すぐにでも株を保有したい方にもおすすめです。
株を購入するリスクはある?
株の購入は投資になるため、元本割れしてしまう可能性があります。
元本割れをしてしまうと、自分の資産が減ってしまうためリスクがあると考えられますね。
また株を保有している企業が倒産をしてしまったら、株価が一気に下落します。
そのため、株を保有していたとしてもほとんどお金にならない事態に陥ることおも…。
最悪の場合には、投資した額が0円になってしまうことも視野に入れておきましょう。
【2022年最新】株式市場の休みはいつ?日本と米国の証券取引所休日一覧
【まとめ】株主優待生活で有利に人生を進めよう!
この記事では株主優待生活について解説しました。
完全に株主優待だけで生活するのには、膨大な投資額が必要になるため現実的ではありません。
しかし少額投資だとしても、株主優待を受けられて生活の足しにすることができます。
少しでも株主優待生活をしたいと考えているのであれば、ぜひ株を保有してみてくださいね。
最後に、もう一度株を購入するためにおすすめの証券会社をまとめます。
- SBI証券
- 松井証券
- マネックス証券
それぞれどれもおすすめなので、利用してみてくださいね。
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