株式投資において、さまざまな媒体を活用した情報収集はとても重要です。
情報に基づいた投資戦略を練ることで、利益獲得の可能性を高めることができます。
しかし、「どんな方法で株の情報収集をすればよいのかわからない」という方も多いでしょう。
この記事では、株の情報収集におすすめのサイト・ツール・アプリを11選をご紹介します。
ぜひ最後まで目を通してください。
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株の情報収集におすすめのサイト・ツール・アプリ11選
株の情報収集におすすめのサービス11選をご紹介します。
日本経済新聞 | 株価に影響を与える可能性がある幅広い情報を収集できる |
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会社四季報 | すべての上場企業の基本情報、業績予想を網羅 |
会社四季報オンライン | 有料会員になると紙の会社四季報の内容を閲覧できる。有料記事を読める |
Yahoo!ファイナンス | リアルタイム株価を掲載。有料会員になると有料記事を読める |
株マップ.com | 株の銘柄探し・分析・管理に役立つ |
トレーダーズ・ウェブ | 各種スケジュールや市場の最新ニュースを掲載。豊富なコンテンツが無料 |
TDnet | 上場企業の開示情報を配信するサイト |
証券会社のサイト | 銘柄の基本情報、独自の市場解析、専門家のレポート、無料セミナーなどを提供 |
経済レポート情報 | インターネットで無料公開されている経済レポートを検索できる |
ブログ・YouTube・Twitter | 株式投資に関する最新の話題のチェックに役立つ。有名投資家の意見に触れられる |
①日本経済新聞
多くの投資家が、日本経済新聞を情報源として信頼しています。
日本経済新聞とは、幅広いニュースや株価に影響を与える情報を掲載している経済誌です。
投資に特化した新聞ではありませんが、記事の信頼性が高い、独自取材に基づく内容が多いといった点が投資家から評価されています。
紙の新聞と電子版の2通りがあり、電子版ならスキマ時間を活用して手軽に読みやすいです。
株式投資に役立つヒントや情報を見つけ出し、自身の投資判断に活かしてください。
②会社四季報
会社四季報とは、上場企業約4000社の業績や予想を一手に取材・分析し、まとめて掲載している企業情報誌です。
投資家の間で「投資のバイブル」とも称されています。
会社四季報の特長は、全上場企業の基本情報と、過去から未来の業績予想(2期分)を掲載している点です。
大型株だけでなく、中小型株の情報も正確に網羅しています。
他の情報媒体が発信している内容は、どうしても大手企業に偏りがちですが、会社四季報ではさまざまな企業の情報を取りこぼすことなく収集することが可能です。
幅広い情報を求める投資家や、メジャーな企業だけではなく中小型株にも目を向けたい投資家におすすめとなっています。
③会社四季報オンライン
会社四季報には、「会社四季報オンライン」という、紙版の「会社四季報」を補完するWEBサービスもあります。
これは、ニュース速報や株式ランキングなどを閲覧できるサイトです。
有料会員になると、冊子版と同じ情報を閲覧できます。
さらに有料会員は、会社四季報の発売より一足早く、最新の四季報情報を読むことも可能です。
会社四季報オンラインのデメリットは、無料版だと得られる情報が限られていることでしょう。
特に、無料版は企業に関するデータを閲覧できないので、冊子版の会社四季報の代わりとして使うのは難しいです。
- 有料版のベーシックプラン(月額税込1100)
- 有料版のプレミアムプラン(月額税込5500円)
④Yahoo!ファイナンス
「Yahoo!ファイナンス」は、株価情報の取得において、広く利用されているサービスです。
投資家の間で非常に知名度が高いと言っていいでしょう。
東証、福証、札証の株価がリアルタイムで、その他の市場情報が最大で20分遅れで提供されます。
特筆すべき点は、無料で利用できるにもかかわらず、情報量が豊富であることです。
トップページの「ヘッドライン」から、最新ニュースを手軽にチェックすることもできます。
有料会員になるメリット
「Yahoo!ファイナンス VIP倶楽部」(月額税込2,178円)に加入すると、有料会員限定のニュースも読めるようになります。
また、テレビ東京の経済ニュース番組がいつでも視聴できるようになります。
さらに、日本株・ETF・REIT等の時系列データもダウンロード可能です。
⑤株マップ.com
「株マップ.com」は、クォンツ(金融工学)に基づいた投資情報を提供するサイトです。
クォンツ・リサーチ株式会社が提供しています。
このサイトでは、「探す」「分析する」「管理する」という3つのステップに関連した、さまざまな機能を利用できます。
初心者向けからセミプロ向けまで、60種類以上の投資情報ツールを提供中です。
分析対象銘柄が幅広く、東証、名証、札証、福証に上場する全4341銘柄を分析対象としています。
気になる銘柄を「マイ銘柄」として登録して分析したり、仮想の資金を使った株式運用ゲームをおこなったりできるので、興味を持った方は試してみてください。
基本機能は無料ですが、プレミアム会員になると、広告なしで全ツールを利用できます。
⑥トレーダーズ・ウェブ
「トレーダーズ・ウェブ」は、個人投資家の間で広く認知されている株情報サイトです。
その特長は何といっても、豊富なコンテンツの大部分を無料で利用できる点。
リアルタイムでの市場情報やニュース、決算スケジュール、IPOスケジュール、機関投資家の動向などを閲覧可能です。
さらに銘柄スクリーニング機能も取り扱っています。
投資戦略を練る上で大きな助けとなるでしょう。
⑦TDnet
TDnetは、東京証券取引所が運営しています。
トレーダーや投資家に向けて、企業の開示情報を配信するサイトです。
具体的には、経営状況や財務状況、業績動向などについて、開示日から31日間(土日含む)閲覧できます。
具体的な情報を必要とする投資家にとって、有益な情報収集ツールとなり得るでしょう。
ただし専門家の分析などは、TDnetでは提供されません。
別の情報源も併用することをおすすめします。
関連記事:米国株ブログおすすめ10選!サラリーマン投資家や有名投資家から学ぼう
⑧証券会社のサイト
証券会社の口座を持っていると、その証券会社が提供する独自の市場解析や専門家のレポートを閲覧できます。
これらの情報は、個々の企業だけでなく市場全体の動向を把握し、長期的な投資戦略を立てるのに役立ちます。
また多くの証券会社では、顧客へのサービスとして無料セミナーを開催しています。
ウェブセミナーなら、自宅から参加できるので、ハードルが低いです。
これらのイベントでは、市場のトレンド、投資戦略など、様々なテーマについて専門家の意見を聞くことができます。
⑨経済レポート情報
「経済レポート情報」とは、インターネットで無料公開されている経済レポートが、約50万も登録されているサイトです。
知りたい情報に関する経済レポートを検索できます。
「特定の内容について深く知りたい」というときにおすすめのサイトです。
⑩投資雑誌
投資に役立つ雑誌としては、日経マネー、会社四季報プロ500、ダイヤモンドZAiなどが有名です。
株式市場や企業の最新情報を提供するとともに、専門家の分析や予測、戦略、注目銘柄などを掲載しています。
市場全体の動向を理解したい人や、新たな投資機会を見つけたい人におすすめです。
また雑誌では長期的な視点での情報提供が多いので、短期的な市場の揺れから目を逸らし、堅実な投資戦略を立てたいという人にもおすすめできます。
成功した投資家の特集記事やインタビューを通じて、考え方や手法を学ぶことができるのもメリットです。
⑪ブログ・YouTube・Twitter
ブログ・YouTube・Twitterでは、億を稼いだプロの投資家や、専門家の意見に触れることができます。
ブログでは、その投資家が特定の内容に対してどんな意見を持っているのか知りたいときに、好きな記事を検索して読むことができます。
また、その投資家の考え方や投資の結果が時間を経てどのように変化したか追いたいときにも役立ちます。
YouTubeの投資関連チャンネルでは、視覚的に理解しやすい形で市場の動向や投資戦略について学ぶことが可能です。
リアルタイムのトレード配信がおこなわれていることもあります。
Twitter(X)は、リアルタイムで市場動向や最新ニュースを把握できる点が魅力です。
株式投資のプロのアカウントをフォローすることで、即時性と専門性を兼ね備えた情報を手に入れることがれきます。
自分と近い立場の投資家と交流を持つこともでき、モチベーションに繋がりやすいでしょう。
関連記事:株主優待ブログのおすすめ10選!達人や主婦から学ぶ優待生活テクニック
四季報が無料で読める証券会社
証券会社の多くは、口座開設者に対して無料で会社四季報の情報を提供しいます。
「企業概要」「財務状況」「資本異動」など、冊子版の情報の大部分を閲覧できます。
さらに一部の証券会社では、「会社四季報オンライン」の有料版の一部サービスも利用可能です。
たとえば大和証券や楽天証券などの口座保有者なら、四季報発売前の企業情報を提供する「四季報速報」を、無料でチェックできます。
- 楽天証券
- SBI証券
- 松井証券
- マネックス証券
- auカブコム証券
- GMOクリック証券
- SMBC日興証券
- 大和証券
- 岡三オンライン証券
- ライブスター証券
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関連記事:楽天証券の評判・口コミまとめ!ポイント投資や手数料も解説
関連記事:【初心者向け】株式投資おすすめの勉強方法6選!身につけるべき基礎知識も解説
株の情報収集のやり方
株の情報収集のやり方は、インターネットとそれ以外の情報媒体の二つに大別されます。
無料で情報収集ができるインターネットを活用するか、それとも新聞や雑誌なども取り入れて情報収集すべきか、迷っている方も多いでしょう。
インターネットとそれ以外の情報媒体の違いを比較します。
インターネット
手軽な方法はインターネットです。
世界中の最新情報を、無料で豊富に入手できます。
しかし膨大な情報の中から求めている情報を探すのが困難な場合もある、情報源の信憑性を判断するのが難しいといった点はデメリットです。
特にSNSやYouTubeで個人が発信している意見は、そのまま鵜呑みにするのではなく、他の情報と照らし合わせることをおすすめします。
インターネット以外の情報媒体
インターネット以外の媒体も、株式投資の情報収集に役立ちます。
具体的には株式投資に関する書籍や雑誌、会社四季報、経済新聞などです。
これらの媒体から得られる情報の出所は明確であり、信頼性が高いといえます。
ただし本や雑誌で紹介されている「注目の銘柄」に関しては、必ずしも値上がりするとは限りません。
ネットで個人が発信している意見と同様に、あくまでひとつの予想だと考えることが大切です。
また情報はリアルタイムで更新されず、購入に費用がかかります。
関連記事:株式投資が動画で学べるおすすめYouTuber10選!【初心者向け・登録者数が多い】
まとめ~株の情報収集におすすめのサイトやアプリを活用しよう~
株の情報収集には、多様なサイト、ツール、アプリの利用がおすすめです。
特に日経新聞や四季報は、多くの投資家が情報収集に活用しています。
投資雑誌は業界の動向を得るのに役立つ、ブログやYouTubeでは有名投資家の考え方を学べるといった点が特徴です。
証券会社のウェブサイトでも、リアルタイムの株価情報や各種統計データ、アナリストのレポートなど、投資判断の参考になる情報を確認できます。
ただし日経新聞や四季報は購読・購入しただけで満足してしまい、実際はそれほど活用できないというケースも見られます。
得た情報を最適な投資判断にきちんと活かしていくことが重要です。
さらに、多くの証券会社は口座開設者向けに無料で会社四季報の情報を提供しており、一部ではスマホアプリで四季報が読めるサービスも展開しています。
大和証券や楽天証券などは「四季報速報」サービスを無料で利用できるため、最新の企業情報を得たい人におすすめです。
情報の信頼性を重視しながら、さまざまな媒体を活用しましょう。
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