GMOクリック証券のCFD取引ツール「はっちゅう君CFD」にスマホアプリはあるのか、気になっている方も多いでしょう。
しかし結論から言うと、残念ながら「はっちゅう君CFD」にスマホアプリはありません。
また、はっちゅう君CFDから起動することができる「プラチナチャート」というFX・CFD両対応のチャートツールも、スマホアプリ版はありません。
とはいえ、GMOクリック証券のCFD取引専用アプリ「GMOクリック CFD」を使えば、スマホから手軽にCFD取引が可能です。
「GMOクリック CFD」では、FXのチャートも確認でき、広い視野で市場をとらえながら本格的な分析ができます。
今回は「GMOクリック CFD」と「はっちゅう君CFD」の違いや、「GMOクリック CFD」の使い方について解説します。
- CFDの国内シェアナンバーワン
- 手数料無料・スプレッド最狭水準
- CFDのデモ取引ができる
- 手数料(超割コース約定代金5万円)
- 無料
- 取り扱い商品
- 株価指数CFD 商品CFD 株式CFD バラエティCFD
関連記事:CFD取引おすすめ証券会社は?8社徹底比較ランキング
はっちゅう君CFDにスマホアプリはない!
GMOクリック証券の「はっちゅう君CFD」は、投資家の方々に高度な取引機能を提供するリッチクライアント型の取引ツールとして、注目を浴びています。
デスクトップ環境でチャート分析をしながら、取引・資金振替などができるツールです。
アラート通知機能を備えている点や、マルチウインドウに対応している点などが強みで、多くのトレーダーから高評価を得ています。
しかし一方で、はっちゅう君CFDのスマートフォン向けアプリは提供されていません。
デスクトップ版では、取引を最適化するための多彩な機能やカスタマイズ性を享受できますが、スマホでの取引を希望される方には、GMOクリック証券のCFD取引専用スマホアプリ「GMOクリック CFD」をおすすめします。
関連記事:はっちゅう君CFDとは?特徴やプラチナチャートとの違いを解説
CFD専用アプリ「GMOクリック CFD」とは?
「GMOクリック CFD」とは、GMOクリック証券が提供するCFD(差金決済取引)取引に特化した、専用スマホアプリです。
多彩な146銘柄(株価指数、商品、株式、バラエティ)を、CFDで取引できます。
多くの投資家が愛用している、ユーザーフレンドリーで多機能なスマホアプリです。
スマホアプリ版のGMOクリック CFDでは、注文機能だけではなく、チャート分析やニュース・経済カレンダーの閲覧もできます。
また、建玉・履歴の照会、入出金といった、CFD取引に必要な操作がすべてアプリで完結するため、パソコンがなくても大丈夫。
いつでもどこでもスマホでCFD取引ができる、非常に便利なアプリです。
スマホアプリ「GMOクリック CFD」の魅力|はっちゅう君CFDとの違い
はっちゅう君CFDとスマホアプリ「GMOクリック CFD」の大きな違いは、パソコン向けかスマホ向けかという点です。
- はっちゅう君CFD…Windowa・Mac対応。
- GMOクリック CFD…iPhone・Android対応。
「GMOクリック CFD」のスペックは、次の通りとなっています。
スマホアプリでありながら高機能なので、「スマホではっちゅう君CFDを使いたい!」という人の代替手段としておすすめです。
対応スマホ | iPhone・Android対応 |
---|---|
利用料金 | 無料 |
CFD銘柄数 | 146銘柄(株価指数、商品、株式、バラエティ) |
注文方法 | 8種類 |
テクニカル指標 | 13種類 |
テクニカル指標の同時表示 | トレンド系:無制限 オシレーター系:縦表示では最大3つ、横表示では最大2つ |
描画ツール | 11種類 |
描画補助機能 | 虫メガネ機能、マグネット機能 |
足種 | 16種類 |
チャートタイプ | 5種類(ローソク足、ライン、ドット、バー、平均足) |
複数チャート表示 | 最大4分割 |
マーケット情報 | ○ |
アラート通知機能 | ○ |
デモ取引 | 〇 |
では、スマホアプリ「GMOクリック CFD」の魅力を詳しく見ていきましょう。
- 16種類の足種
- 8種類の注文方法|スピード注文機能あり
- 13種類のテクニカル指標
- 11種類の描画ツール
- 豊富なマーケット情報
- FXレートも確認できる
- アラート通知機能
- デモ取引ができる
16種類の足種
スマホアプリ「GMOクリック CFD」には、豊富な16種類の足種があります。
ティック、1分足、3分足、5分足、10分足、15分足、20分足、30分足、1時間足、2時間足、4時間足、6時間足、8時間足、日足、週足、月足
チャートタイプはローソク足、ライン、ドット、バー、平均足から選択可能です。
チャートは一度に4つまで表示できます。
8種類の注文方法|スピード注文機能あり
スマホアプリ「GMOクリック CFD」では、8種類の注文方法が利用できます。
スピード注文、成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文、IFD注文、IFD-OCO注文、トレール注文
さらに、「はっちゅう君CFD」と同じく、すぐに注文ができる「スピード注文機能」も利用可能です。
誤発注を防ぐ簡易ロック機能もあるのが嬉しいポイントとなっています。
13種類のテクニカル指標
スマホアプリ「GMOクリック CFD」では、チャート上に13種類のテクニカル指標を表示できます。
単純移動平均、指数平滑移動平均、ボリンジャーバンド、パラボリックSAR、一目均衡表、スーパーボリンジャー、スパンモデル、平均足、MACD、RSI、DMI/ADX、ストキャスティクス、RCI
トレンド系のテクニカル指標は、無制限で同時表示が可能です。
オシレーター系のテクニカル指標は、縦表示の場合最大3つ、横表示では最大2つまでとなっています。
もちろん、テクニカル指標の設定は保存しておけるほか、見やすい色に変更も可能です。
11種類の描画ツール
スマホアプリ「GMOクリック CFD」は、11種類の描画ツールも使用できます。
トレンドライン、平行線、垂直線、水平線、フィボナッチリトレースメント、フィボナッチタイムゾーン、フィボナッチファン、フィボナッチアーク、四角、三角、楕円
ライン描画の際は、指で拡大表示する「虫メガネ機能」や、ライン描画の始点・終点がローソク足の高値・安値に自然と吸いつく「マグネット機能」などを活用できます。
スマホの小さな画面でも描画しやすいです。
さらに、描画したラインは、異なる時間軸のチャートにも表示できます。
豊富なマーケット情報
CFD取引では、マーケット情報の収集も大切です。
スマホアプリ「GMOクリック CFD」では、下記のマーケット情報を提供しています。
- ニュース(ダウ・ジョーンズ、MarketWin24、日本証券新聞)
- マーケットレポート
- 話題性が高い外国株CFDに関するコメント
- 経済指標カレンダー
- 値上がり率・値下がり率・出来高・ボラティリティのランキング
FXレートも確認できる
スマホアプリ「GMOクリック CFD」で確認できるのは、CFDのレートだけではありません。
マーケット画面では、FXネオのレートも確認できます!
CFD取引対象銘柄の中には、為替相場と関連した動きを見せるものもあるため、ひとつのアプリでFXのレートも見れるというのは非常に便利です。
アラート通知機能
スマホアプリ「GMOクリック CFD」には、プッシュ通知対応のアラート機能があります。
パソコン向け取引ツール「はっちゅう君CFD」にもアラート通知機能はありますが、アプリの「GMOクリック CFD」なら、スマホから通知を受け取れるのが嬉しいポイントです。
アラート通知を設定しておけば、取引のチャンスを逃しにくくなります。
プライスアラート、急騰急落アラート、経済カレンダーアラート、注文約定通知、注文失効通知、追加証拠金・ロスカット通知
たとえば「プライスアラート」は、指定レートに到達すると通知してくれる機能です。
「急騰急落アラート」は、特定銘柄のレートが1分間で0.5%以上変動すると通知されます。
「経済カレンダーアラート」は、選択した国のイベントを事前に通知してくれる機能です。
通知を受け取る国やタイミングは、自由にカスタマイズできます。
デモ取引ができる
スマホアプリ「GMOクリック CFD」は、デモ取引にも対応しています。
デモ取引とは、実際のお金を使わずに、仮想資金で取引を体験できる機能です。
デモ取引を利用するメリットは、以下の通りとなります。
- 実際の取引と同じ環境で取引を体験できる
- リスクなしで取引の練習ができる
- 取引手順や操作方法を覚えることができる
デモ取引は、CFD取引を初めて行う方や、取引手順や操作方法を覚えたい方、「GMOクリック CFD」の使いやすさを試したい方におすすめです。
ぜひ利用してみてください。
スマホアプリ「GMOクリック CFD」の使い方
スマホアプリ「GMOクリック CFD」の使い方は簡単です。
まず「GMOクリック CFD」で本番取引をするには、GMOクリック証券でCFD取引口座の開設が必要となります。
総合評価 | |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
取扱商品 | 株価指数CFD 商品CFD 株式CFD バラエティCFD |
デモ口座 | あり |
口座開設・取引までの日数 | 最短当日 |
\無料ではじめる!/
関連記事:GMOクリック証券の評判・口コミまとめ!人気のFXや手数料についても紹介
CFD取引口座を開設し、アプリをダウンロードしたら、次の説明を参考に新規注文・決済注文をしてみましょう。
新規注文のやり方
スマホアプリ「GMOクリック CFD」での新規注文手順は、次の通りです。
- アプリを開いて、銘柄の[BID(売)]または[ASK(買)]をタップします。
- タップすることで新規注文画面が開きます。
- 新規注文画面にて、注文タイプを選択します。
- 例えば「成行注文」や「指値注文」など、希望する注文の方法を選ぶことができます。
- 注文内容を正確に入力してください。
- 入力内容は選んだ注文タイプによって異なります。取引数量やスリッページなど、必要な情報を入力しましょう。
- 入力が完了したら、[確認画面へ]をタップしてください。
- すると注文内容の確認画面が表示されます。
- 確認画面で、注文の詳細をよく確認します。
- 注文内容に間違いや不備がないか再度確認します。
- 問題がなければ、[注文確定]をタップして注文を完了します。
- これで注文が成立します。
注文タイプごとの入力内容は、下記の通りです。
注文タイプ | 注文内容 |
---|---|
成行 | 取引数量、スリッページ |
通常 | 取引数量、指値/逆指値、注文価格、ロスカットレート、有効期限 |
OCO | 取引数量、指値価格、逆指値価格、 ロスカットレート、 有効期限 |
IFD | 新規:取引数量、指値/逆指値、注文価格、 ロスカットレート、 有効期限 決済:取引数量、指値/逆指値、注文価格、 有効期限 |
IFD-OCO | 新規:取引数量、指値/逆指値、注文価格、 ロスカットレート、 有効期限 決済:取引数量、指値価格、逆指値価格、 有効期限 |
注文内容の設定・保存
なお注文内容は、【ホーム】-【設定】-[トレード設定]の画面から設定・保存が可能です。
- 注文確認画面を省略
- 取引数量
- スリッページ(pips)
- 取引数量の上下ボタン入力を0.1単位にする
決済注文のやり方
「GMOクリック CFD」アプリを使用した、決済注文と一括決済注文の手順を以下にご紹介します。
1. 決済注文の手順
- アプリの【トレード】-[建玉一覧]を選択します。
- 決済したい建玉を選択した後、ダイアログから[決済注文]をタップします。
- 注文タイプを選択し、注文内容を適切に入力します。
- [確認画面へ]をタップして、注文内容を確認します。
- 注文内容に間違いがなければ、[注文確定]をタップして注文を完了します。
注文タイプごとの入力内容は、下記の通りです。
注文タイプ | 注文内容 |
---|---|
成行 | 取引数量、スリッページ |
通常 | 取引数量、指値/逆指値、注文価格、有効期限※ |
OCO | 取引数量、指値価格、逆指値価格、有効期限 |
※逆指値を選んでいるときは、トレーリングストップのチェックボックスにチェックを入れ、トレール幅を設定すると、トレール注文ができます。
2. 決済(一括)注文の手順
- アプリから【トレード】-[建玉サマリー]を選択します。
- 決済したい建玉を選択した後、ダイアログから[決済(一括)注文]をタップします。
- 注文タイプや注文内容に関しては、先述の「決済注文」の方法と同様です。
関連記事:はっちゅう君CFDの使い方!ダウンロードから注文までの流れを丁寧に解説
プラチナチャートにスマホアプリはある?
はっちゅう君から起動できるGMOクリック証券の「プラチナチャート」は、多くの投資家が高く評価する先進的なチャートツールとして知られています。
その高度な機能とユーザーフレンドリーなインターフェースは、Windows・Macのデスクトップ環境での利用を前提として設計されているものです。
しかし現状として、プラチナチャートのスマホアプリ版は提供されていません。
プラチナチャートの特徴
プラチナチャートは、チャート分析のしやすさを強みとするツールです。
利用できるテクニカル指標が、38種類もあります。
- テクニカル指標(38種類)
- 描画オブジェクト(25種類)
- 足種(全12種類)
さらに、CFDとFXの両方に対応したチャートツールである点も魅力です。
たとえば米ドル/円のチャートと原油のチャートを同時に表示し、相関関係を分析する…という使い方ができます。
プラチナチャートのスマホアプリ版は出ない?
スマートフォンやタブレットのようなモバイルデバイス向けに最適化されたアプリを提供することは、UIやUXの設計において多くの調整を必要とします。
プラチナチャートが持つ高度な機能や詳細な分析ツールを小さな画面で効果的に表示することは難しく、最適なユーザーエクスペリエンスを提供するためには、スマホアプリ版の開発に相応の時間と労力がかかるといえるでしょう。
現代の投資環境では移動中や外出先での取引のニーズが高まっているため、将来的にはモバイル対応の取り組みが進められる可能性もゼロではありません。
とはいえ現状は、スマホでの取引を「GMOクリック CFD」がカバーしているため、このアプリを利用するといいでしょう。
関連記事:株価指数CFDのおすすめブログ4選!ブロガーの手法と取引結果を参考にしよう
はっちゅう君CFDにスマホアプリはないが「GMOクリック CFD」が使える
「はっちゅう君CFD」のスマホアプリは提供されていませんが、ユーザーは「GMOクリック CFD」というスマホアプリを利用することができます。
このアプリはiPhoneやAndroidに対応しており、146銘柄を含む多彩なCFD取引が可能です。
さまざまな注文方法やテクニカル指標、描画ツールを使用して取引を行うことができ、その便利さから多くの投資家に利用されています。
もちろん、アプリの利用手数料は無料です。
「GMOクリック CFD」は、モバイル環境での取引を求めるユーザーにとって、はっちゅう君CFDの最良の代替手段となっています。
コメント