今回はトレードの難敵、ヒゲ狩りの対策についてお話します。
ヒゲ狩りってマジでむかつきますよね。
昨日もスパッと刈られた後、利確ポイントまで到達するイライラパターンでした。
▼ヒゲ狩りに遭ったチャート
って思うんですが、とれる対策は
「足確定か損切ラインで切るかを選び、納得する」
しかありませんね。
…と、偉そうに語りつつ、ぼく自身いつもヒゲでメンタルを崩されます。(笑)
そこで今回は自身の考えを整理するべく以下の内容で記事を書いていきます。
- ヒゲが発生する原因
- 2つの対策
ぼくと同じくトレードのヒゲ対策で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
※現在はぼくはヒゲを気にすることなく運用できるトラリピをメインに投資しています。
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FXトレードのヒゲってなんで発生するの?
ヒゲの発生原因は「大量の損切」です。
- 機関投資家が大衆を不安にさせる値動きを起こす。
- 一部が損切。損切で伸びた足をみて、また損切が起きる。
- 大衆が損切りした後、機関投資家が利確。
- その後、何事もなく順行する。
つまりヒゲとは「悲劇の残骸」。
これがあの無残なヒゲの正体です。
ヒゲが発生しやすいチャートの特徴は?
ヒゲは大衆心理が上か下にハッキリ固定されている時に起きやすいです。
以下のチャートを見てください。
▼ヒゲが起きやすいチャート
左側に大きな下落が見えます。
このチャートを見て大衆は「売りだ!戻ったら売りたい!」となる。
▼ヒゲが生じる流れ
- 大衆がショートと認識する。
- 戻り売りのショートが溜まりレジスタンスができる。
- レジスタンスをブレイクする陽線が出現。
- 「やばい!損切だー!」で陽線加速。
- 伸びる陽線を見てさらに損切。
- ブレイクを起こした機関投資家が利確。
- 一気に下落する。(ヒゲ完成)
一例ですが、こんな流れですね。
そのため誰が見てもトレンドが明確に分かるチャートはヒゲ狩りが来るかも?と思いつつトレードすることが大切。
例えばヒゲをつける前提でロットを分割しておく等も有効ですね。
大衆心理を意識するだけで、ヒゲに巻き込まれる確率はグッと下がりますよ。
chat face=”satoase.png” name=”投資家サト” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow” style=”maru”]ただし、、、いくら想定してもヒゲとは必ず遭遇する。なぜなら相場はランダムだから。[/chat]
結論:ヒゲ対策は2つ。選んで納得するしかない。
結論としてヒゲ対策は以下2つの方法しかありません。
▼2つのヒゲ対策
対策 | メリット | デメリット |
①足確定まで待つ | 助かる確率は高い | 本命の転換に当たると大損する |
②損切ラインで切る 【オススメ】 | 損失を最小限にできる | ヒゲだった場合にメンタルにきやすい |
個人的には「②損切ラインで切る」をオススメしますが、どちらも一長一短です。
対策の特徴を理解して、自分が納得できる対策を選択しましょう。
では各対策の特徴を解説します。
対策①:足確定まで待つ
まず1つ目が足確定まで待つこと。
▼足確定まで待つの特徴
- メリット:ほとんど助かる
- デメリット:たまに本命で大損失をくらう
たぶん足確定まで待てば「ほとんど助かる」んじゃないかなと思います。
▼ある日のポンド円(転換パターン)
上記の例で1トレード2万円の損失と決めてエントリーしても、足確定まで待つと4万、5万と損失が倍増する可能性があります。
仮にロットをあげて勝負を仕掛けた日に本命の上げに引っかかると、目もあてられません…。
ぼくはこの大損失を避けるためにヒゲでも損切ラインにきたら切ることにしています。
対策②:損切ラインで切る【オススメ】
「損切ラインで切る」場合にもデメリットはあります。
▼「損切ラインで切る」の特徴
- メリット:損失は最小限
- デメリット:損切後、順行することが多いのでメンタルにくる。
足確定を待つ方が助かりやすいのも事実。
ほとんどの場合、損切後に順行していくので、結構メンタルに来ます。
▼損切り後に順行
その代わり大損失は避けることができます。
トレードで投資家が決めれるのは損失のみ。
そのため損失が管理できるように「損切ラインで切る」がオススメです。
ヒゲ狩り対策を選ぶ基準~自分の心に問うべし~
選ぶ基準は「どちらがメンタルに来るか」です。
これはホントに人によります。
以下、例を挙げますので参考にどうぞ。
▼「足確定まで待つべき人」の特徴
ヒゲ損切り後に順行した場合に「なんやねん!腹立つわ、絶対取り返す!」と熱くなる人は大損失を受け入れて足確定まで待つべき。
▼「損切りラインで切るべき人」の特徴
ヒゲ損切り後に順行した場合に「今回は仕方ない相場だった。損切もルール通りできたしOK」と納得できる人は損切りラインで切るで問題なしです。
トレード中の想定外をなくす事が重要。
つまり大切なのは「ルールに織り込んでおくこと」です。
【注意点】損切ラインで切ると決めても切れないのが人間。
1つ注意して欲しいことがあります。
損切ラインで切ると決めても、スパッと切れないのが人間。
損切ラインに足が近づいてきたとき、ストップをメッチャずらしたくなります。
…でもそれが地獄の始まり。
そこで出会ったのが
「損切ラインがずらせないノックアウトオプション(KO)」
KOに切り替えてから、感情抜きで損切りができるようになりトレード成績も向上しています。
対策②を選ぶ人には損切りがずらせない「ノックアウトオプション」がオススメ
ノックアウトオプションを一言でいうと
「損切がずらせないトレードシステム」
▼ノックアウトオプションの特徴
- エントリー前に損切(ノックアウト価格)ラインを決める。
- ノックアウト価格がずらせない
- 海外FX並みの資金効率で少額からお金を増やしやすい
- スプレッドは海外と国内の中間
- リスク限定で追証リスクなし
特徴はこんな感じですね。
エントリー前にノックアウト価格を決めるんですが、これが強制損切りラインになります。
またFXだけでなく日経、ダウなどの株価指数を海外FX並みの資金効率でトレードができますよ。
操作性や使用感も普段MT4でトレードしてるぼくでも違和感はありません。
ノックアウト価格に到達すると強制的に損切りされる。
ノックアウトオプションは「ヒゲで損切りする人にはメッチャ有効」です。
またエントリー前にノックアウト価格を設定するので「ストップ忘れで損切が遅れる」こともないです。
実は先日、ストップ設定を忘れて大ダメージを食らいました…。orz
同ロットでノックアウトオプションもトレードしてたんですが、こちらはキチっと損切で-1.3万で済んでます。
人間の意志なんて超モロイ…。
損切りをずらすクセが抜けずに困ってる人はノックアウトオプションを強くオススメします。
ノックアウトオプションを始めてトレード成績も向上してます。
いつも一回の負けが大きく月間プラスが遠かったんですよね。
でもノックアウトオプションで2020年2月は久々にプラスで終えることができました…。
▼2月のトレード結果
(利益額がショボくてすいません笑)
言うまでもなく「1トレードの損失額をキチっと管理できたことが勝因」
人間は失敗します。そして感情に従うと大損をする。
これを防ぐにはノックアウトオプションのように仕組みで対処するのが効果的と確信しました。
今後は本格的にノックアウトオプションでトレードしていきます。
関連:ノックアウトオプションのデメリット・リスクを日本一分かりやすく解説!
https://stock-index.life-health-asset.com/knockout-demerit/
まとめ:ヒゲ狩り対策は2つ。ルールに織り込むことが大切。
今回はトレードのヒゲ狩り対策について解説しました。
結論は
「足確定まで待つ」or「損切ラインで切る」を選ぶ。
そして自分に納得させる
です。
なお、損切ラインで切る人は強制的にストップがずらせないノックアウトオプションもぜひ検討してみてくださいね。
関連:ノックアウトオプションのデメリット・リスクを日本一分かりやすく解説!
https://stock-index.life-health-asset.com/knockout-demerit/
ヒゲを乗り越えて、資産を増やしていきましょう!
以上
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