FXで失敗してしまう人の特徴とは？失敗しない方法も解説

FXを始めようと思っているけど、失敗してしまうのではないかと思って始められない方もいますよね。

FXはハイリスクハイリターンといわれているため、怖いと思う方も多いです。

しかしFXについてしっかりと知識を身に着けてから挑戦することで、できる限り失敗を防げます。

今回の記事では、FXで失敗してしまう人の特徴について解説します。

これからFXに挑戦してみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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FXではどのくらいの人が失敗している？

では早速、FXではどのくらいの人が失敗しているのかについて解説します。

金融先物取引協会が発表している情報があるので、下記表を参考にしてみましょう。

参照：金融先物取引協会「預託金増減口座数割合情報」

年度によってばらつきはありますが、基本的に半数くらいは失敗して、資産を減らしてしまっていることがわかります。

インターネット上で調べてみると、9割以上のトレーダーが負けるといわれていますが、しっかりとした情報源をみて見ることで間違っていると判断できますね。

では続いては、FX初心者にありがちな失敗について解説します。

FX初心者にありがちな失敗10選！

FX初心者にありがちな失敗10選をまとめました。

ここで紹介しているものに1つでも引っかかっているのであれば、FXで失敗してしまう可能性が高いです。

具体的には以下の通りです。

• エントリーに理由がない
• そもそも取引のルールを理解していない
• ハイレバレッジをかけている
• ポジションを常に持っている
• 通貨ペアを絞らない
• ポジションを放置している
• 損切ができない
• 相場が大きく動く時間を理解していない
• 自己資金以上に取引をしている

これらについてそれぞれ解説します。

エントリーに理由がない

FXを始めるときには、根拠に基づいておこなうべきです。

しかしエントリーに理由がなく、なんとなく投資を始めてしまう方もいます。

初心者にありがちなのが「今ならいけそうな気がする」「今まで勝っているし、今回も勝てるだろう」といった根拠のない自信です。

勘で取引を始めてしまい成功した経験があると、後々痛い思いをする可能性があるため気をつけましょう。

そもそも取引のルールを理解していない

そもそもFXの取引ルールを理解しているでしょうか。

基本的にFXは感情に任せて取引をしてはいけません。

• ○○円の利益が出たら利確する
• ○○円の損失が出たら損切りする
• 重要指標発表時にポジションを持たない

上記のような明確なルールを自分の中で設定して、投資をしなければ失敗する可能性が高いです。

• 「もう少し待てばもっと大きな利確ができるかもしれない」
• 「もう少し待てば損失が利益に変わるかもしれない」

このような思い込みがあると、FXで成功することは難しいです。

必ず自分の中でルールを設定して、感情を排除した投資をおこないましょう。

ハイレバレッジをかけている

FX投資を始める際に、少額投資をしようとする方に多いのがハイレバレッジです。

レバレッジを大きくかけてしまうと、得られる利益も大きいですが失う金額も大きくなります。

日本の証券口座では、FXのレバレッジを25倍まで設定できます。

証拠金ギリギリで取引をしてしまうと、少しの値動きでも証拠金維持率を保てなくなってしまいます。

そうなるとロスカットされてしまうので、投資金額をすぐに失ってしまうことも…。

FX初心者であればハイレバレッジはかけずに、少額投資をするようにしましょう。

ポジションを常に持っている

FXは常に値動きしているため、ポジションを持っていないと損をしている気がしてしまう方もいます。

チャンスを逃していると考えてしまうからですね。

しかしポジションを常に持っていることは危険なことでもあります。

「チャンスを逃している」と考えているのは、結局自分の感情に任せてしまっているので注意です。

常にポジションを持つのではなく、自分のルールに基づいてポジションを持つようにしましょう。

常にポジションを持っていると損失の機会も増えるので、気を付けてくださいね。

通貨ペアを絞らない

通貨ペアは自分が使っているFX口座によって異なります。

一番有名な通貨ペアは米ドル/円ですね。

他にも新興国の南アフリカランド/円なども人気があります。

このような通貨ペアを絞らずに、いろいろ手を出していると失敗してしまう可能性が高いです。

特にマイナーな通貨ペアになってくると、情報量が少なく急な変動についていけなくなることも考えられます。

自分が取引する通貨ペアを絞っておき、余裕ができるまではその通貨ペアのみにしましょう。

ある程度の期間FXを経験し、新しい通貨ペアに手を出せると思ったら

ポジションを放置している

ポジションを持ったまま放置している方も多いです。

大きく損益が膨らんでしまっているのに、知らないということにもなりかねません。

大きな損失を抱えたことに気づいてからだと、損切が間に合わない可能性もありますよね。

そのため、放置をしたいのであれば損切・利確ラインの予約注文を入れておきましょう。

予約注文すら入れずにポジションを放置することは自殺行為に近いので気をつけてくださいね。

損切ができない

「もう少し待てば損失が利益に変わるかもしれない」と思ってしまい、損失を確定できない方にはFXが向いていない可能性が高いです。

FXをする以上、損切をすることは当たり前です。

一見、損失を確定するということは失敗につながることだと思われるかもしれません。

しかしこれ以上大きな損失をしないためにも、損切ラインはしっかりと持っておくべきです。

ただ、損切をしないでも上がる可能性があると思う方もいますよね。

もちろん、反発して損益が利益に変わる可能性もあります。

しかし圧倒的に損益が膨らむ可能性のほうが高いです。

そのため、損失が膨らんでしまう前に見切りをつけるのがおすすめですよ。

相場が大きく動く時間を理解していない

世界各国の市場がオープンする時間を正確に覚えているでしょうか。

基本的に世界各国の市場がオープンするタイミングで、相場の動きが大きくなりやすいです。

相場が活発に動く時間帯には、利益も損失も出しやすくなるため気を付けなければいけません。

この時間を確認せずに、後から大きく膨らんだ損失を見てしまうと後悔するかもしれません。

しっかりと相場が大きく動く時間を確認しておきましょう。

自己資金以上に取引をしている

FXをするのであれば、投資に回せる資金を決めますよね。

最初にFX口座に入金するお金です。

この資金を生活に必要なお金まで入れてしまうと、失敗してしまう可能性が高いです。

あくまでも投資は余剰資金でおこなうべきなので、大きな利益を狙いに行くのはおすすめできません。

また生活資金がかかっているとなると、ついつい熱くなって取引をしてしまいます。

そうなれば冷静な判断ができなくなってしまうため、FXをするべきではなくなりますね。

冷静に取引をするためにも、最悪失っても問題がない余剰資金で取引するようにしましょう。

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FXで失敗してしまった人の末路を紹介

ここまでFXで失敗してしまう人の特徴について解説しました。

つづいては、実際にFXで失敗してしまった人の末路を紹介します。

2chに投稿された悲惨な投稿を見ることで、改めてFXの危険性を把握するべきです。

複数紹介するので、反面教師としてみて見てくださいね。

人生を賭けた最後の勝負で失敗

彼女との結婚資金をFXで…

FXで失敗する確率は個人のスキルや経験、リスク管理能力などによって異なります。

しかし一般的にFXで失敗する確率は、50%程度と言われています。

そもそもFXはゼロサムゲームなので、勝てる人と負ける人に分かれてしまいます。

またFXは元本保証のない投資であり、損失を出す可能性があります。

そのためFX投資を行う際には、損失を受け入れられる金額を投資するようにしてください。

FXで成功したい方は、FXのリスクを理解し、リスク管理を徹底することが重要です。

冒頭でも紹介した表は、FXで失敗する確率を表しているようなものなので、参考にしてみてくださいね。

参照：金融先物取引協会「預託金増減口座数割合情報」