SBI証券はiDeCoの口座数が業界1位!
商品数が多く、低コストで運用できるため、iDeCoを始めるのにかなりおすすめな証券会社です。
しかしSBI証券のiDeCoでは、国内株式・外国株式・債券など、さまざまな種類の商品があります。
「SBI証券でiDeCoをやろうと思っているけど、どの商品を選べばいいかわからない」という人も多いのでは?
そこで、SBI証券のiDeCoの特徴と、おすすめの商品・銘柄について解説。
さらに、年代ごとにおすすめの資金配分も紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。
- 圧倒的口座数
- 100万円まで手数料0円
- 充実のサービス
- 手数料(現物取引のスタンダードプラン)
- 55~1,070円
- 手数料(現物取引のアクティブプラン)
- 0円~
- 取り扱い商品
- 株債券 FX 金/銀/プラチナ 先物・オプション
ネット証券口座おすすめランキングTOP10!初心者に人気の証券会社を紹介
SBI証券iDeCoのおすすめポイントと手数料
商品数 | 38本 |
---|---|
商品の種類 | 投資信託37本、定期預金1本 |
運営管理手数料(月額) | 0円 |
iDeCoとは、老後に備えて公的年金とは別に積み立てる、私的年金制度です。
原則60歳まで引き出せない・口座はひとつしか持てないという制約はありますが、月額5,000円から始めることができ、住民税や所得税の節税にもなります。
自分でどの商品に何円のお金を配分して積み立てるか、自由に選べるので、自分に合った資産形成が可能です。
SBI証券は、iDeCoを取り扱っている有名な証券会社のひとつ。
銘柄数は38本と業界最多クラスです。
運営管理手数料が0円で、信託報酬も安い商品が揃っているため、ローコストで運用できます。
関連記事:楽天証券iDeCoのおすすめ商品厳選5選!40代・50代の配分も解説
SBI証券iDeCoはここがおすすめ!
iDeCo口座数が業界No.1
SBI証券はiDeCoの口座数が約53万口と、業界でもっとも多いです。
ちなみに楽天証券の口座数は42万口、イオン銀行は8万口、松井証券は1万口となっています。
競合他社と比較して、非常にユーザー数が多い証券会社です。
運営管理手数料が0円
iDeCoでは、以下3つの手数料がかかります。
- 加入時手数料(初回のみ2829円)
- 毎月171円の手数料(=国民年金基金連合会への手数料105円+信託銀行への手数料66円)
- 金融機関ごとに異なる口座管理料(無料~月500円前後)
加入時の手数料と、毎月171円の手数料は、どの金融機関でiDeCoの口座を作っても必ず徴収されます。
注目したいのは、金融機関ごとに異なる口座手数料です。
SBI証券のiDeCoでは、口座手数料が誰でもずっと無料。
金融機関によっては毎月200~500円前後の口座手数料がかかってしまったり、最初は無料でも口座開設から2年程度経つと徴収されたりするので、ずっと無料でOKなのは魅力的です。
※iDeCoで投資信託を運用する場合、商品によって異なる「信託報酬」という手数料が、別途毎日1~2%前後かかります。
商品数が38本と多い
SBI証券は37本の投資信託と、1本の定期預金を取り扱っています。
多彩な商品の中から、好きな銘柄を組み合わせて運用するといいでしょう。
【投資信託とは?】
投資信託は元本割れするリスクがあるものの、上手く運用すれば資産を大きく増やすことも可能な商品です。
複数のユーザーから集めた資金でひとつのファンドを作り、その資金をもとに、プロが株や債券を運用します。
今後利益を上げられそうな商品かどうか判断するには、過去の成績をチェックしましょう。
また、ファンドごとに毎日かかる手数料である「信託報酬」の安さも重要です。
SBI証券は、信託報酬の安い「eMAXIS Slim」シリーズの銘柄が充実しています。
できるだけ運用コストをおさえたい人におすすめの銘柄です。
また、おすすめの投資スタイルと商品を診断してくれる「iDeCoロボ」というサービスもあります。
銘柄選びに迷ったら利用してみましょう。
【定期預金とは?】
いっぽう定期預金では、満期までお金を預けると、あらかじめ提示されていた分の金利がつきます。
大きく資金を増やすことはできませんが、元本割れのリスクがなく、普通に貯金するより住民税や所得税が安くなる商品です。
SBI証券が取り扱っている投資信託は、金利0.01%、1年満期の「あおぞらDC定期」。
金利は安いですが、これはどの金融機関でも大差ありません。
「投資信託で資産を減らすのが怖い」「節税したい」という人は、まず定期預金から始めてみてはいかがでしょうか。
厳選!SBI証券iDeCoのおすすめ商品5選
SBI証券で特におすすめできる投資信託の商品を、5つ厳選しました。
信託報酬の安さやリスク分散の観点から解説します!
①eMAXIS Slim 全世界株式
投資先 | タイプ | 信託報酬 |
---|---|---|
全世界株式 | インデックス型 | 0.1144% |
この商品の特徴
- この商品ひとつで、日本以外の全世界の株式に投資できる
- 信託報酬が非常に安い
eMAXIS Slim 全世界株式の特徴は2つあります。
まずひとつめは、いろいろな商品を買わなくても、この商品ひとつで全世界の非常に幅広い株式に分散投資できる点です。
ふたつめは、信託報酬が非常に安いこと。
同じタイプの投資信託の中でも、最安クラスです。
投資成果は、MSCI ACWI(除く日本)との連動を目指しています。
②eMAXIS Slim 国内債券インデックス
投資先 | タイプ | 信託報酬 |
---|---|---|
国内債券 | インデックス型 | 0.132% |
この商品の特徴
- 値動きが安定している
- リスクが低く、信託報酬も安い
国内債券インデックスは、日本国内の債券市場(NOMURA-BPI総合)の値動きに連動する投資成果を目指す商品です。
国内債券は比較的安定したリターンが期待できる商品で、外国債券と違って為替変動リスクがありません。
大きな利益を上げられる望みは薄いものの、信託報酬が低く、値動きも非常に安定しています。
リスク管理のために、他の商品と組み合わせるといいでしょう。
また、リスクの高い商品には抵抗がある方や、「守り」の商品を増やしたい40代や50代にもおすすめです。
③eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
投資先 | タイプ | 信託報酬 |
---|---|---|
米国株式 | インデックス型 | 0.0968%以内 |
この商品の特徴
- 米国株式に分散投資できる
- 信託報酬が非常に安い
eMAXIS Slim 米国株式は、幅広い米国の株式に分散投資できる商品です。
米国の株価指数であるS&P500との連動を目指します。
NYダウ連動型の商品より、多くの銘柄が対象のため、より分散効果が高いです。
また、信託報酬は驚異の0.0968%以内。
「とにかく信託報酬が安い銘柄を選びたい!」という人にもおすすめできます。
④eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
投資先 | タイプ | 信託報酬 |
---|---|---|
全世界株式 | インデックス型 | 0.1023%以内 |
この商品の特徴
- 主要先進国の株式に投資できる
- 信託報酬が安い
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、日本以外の主要先進国の株式に投資するファンドです。
連動を目指すのは、先進国株価の値動きを示す代表的な指標である、MSCIコクサイ・インデックス。
MSCIコクサイ・インデックス連動型商品としては、信託報酬が最安クラスです。
海外株に投資したい人へおすすめですよ。
⑤SBI・全世界株式インデックス・ファンド
投資先 | タイプ | 信託報酬 |
---|---|---|
全世界株式 | インデックス型 | 0.1102%程度 |
この商品の特徴
- 日本を含む世界中の株式に分散投資できる
- 信託報酬が安い
「雪だるま」の通称で知られる、インデックス型の商品です。
この商品ひとつで、日本を含む世界中の株式に分散投資できます。
信託報酬は0.1102%程度と、このタイプの商品の中では最安水準です。
投資成果は、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとの連動を目指します。
世界中の株式に分散投資したいなら、ぜひ選択肢に入れてほしい、おすすめの銘柄です。
関連記事:iDeCoのおすすめ銘柄と金融機関!リスクやおすすめしない理由も
【年代別】SBI証券iDeCoのおすすめ配分
iDeCoの商品は、どれかひとつを選ぶのではなく、好きなものを組み合わせて運用できます。
そのときに迷ってしまうのが、「どの商品に、どの程度のお金を配分しよう?」ということですよね。
iDeCoのお金は原則60歳まで引き出せません。
もうすぐ積み立てたお金を受け取れる50代と、まだまだ受け取りが遠い20代とでは、おのずと考えるべきことも違ってきます。
年代別におすすめの配分や投資スタイルを紹介しているので、商品選びの参考にしてくださいね。
20代・30代におすすめの配分
20代や30代がiDeCoで運用した資産を受け取れるのは、20年~40年も先のことです。
まだまだ老後の生活を想像するのは難しい年代ですが、長期運用ができるというのは、投資において非常に有利とされています。
というのも、短期の投資では損してしまったときに取り返すのが難しいですが、長期運用すればその後に安定したリターンが望めるからです。
少額でもいいので、20代や30代のうちから資産形成を始めておくといいでしょう。
一般的に、若ければ若いほど積極的な投資に向いていると言われています。
高い収益が見込める国内・外国の株式に多く資金を配分し、リターンを積極的に狙って運用するといいでしょう。
ただしマイホーム購入・子供の進学といった、今後あるかもしれないライフイベントに備えて、バランスよく貯金もおこなっておくのがおすすめです。
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim 全世界株式
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- セゾン資産形成の達人ファンド
- SBI‐PIMCO 世界債券アクティブファンド(DC)
など
40代におすすめの配分
40代は20代や30代より所得が増えているいっぽう、子供の進学や住宅の購入などで、何かとお金がかかる年代です。
支出が多い中でも、所得の一定割合をiDeCoの資産運用に回し、老後の資産形成を継続していきましょう。
また40代の場合、iDeCoで運用したお金の受け取りは、10~20年後に迫っています。
20代・30代とハイリスクハイリターンな商品を多く保有していた人も、少しずつ「守り」の商品の比率を高めていくのがおすすめです。
たとえば国内債券は、リターンが少ない代わりにリスクも少ない商品なので、「守り」を意識した40代の資産運用に適しています。
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim 全世界株式
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス
- 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)
- など
50代におすすめの配分
50代は10年以内に資産運用のゴールを迎えます。
積極的な投資をおこなうと、損してしまった場合に取り返すのが難しくなるので、「守り」を重視した資産運用がおすすめです。
具体的には、リターンが少ない代わりにリスクも少ない、国内債券や定期預金が適しています。
為替リスクがある外国株式は持たないか、配分するお金を少しだけにするといいでしょう。
老後資金が目標金額に届いていない場合は、教育資金や住宅ローンなど他の支出と相談しながら、無理のない範囲で掛金額を増やすことをおすすめします。
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス
- 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)
- あおぞらDC定期
など
関連記事:株主優待が1株(端株)でもらえるオススメ隠れ優待8選
SBI証券iDeCoのよくある質問
SBI証券iDeCoでよくある質問と、回答をまとめました。
Q. SBI証券iDeCoの申し込み方法を教えて!
申し込み方法は以下の通りです。
- SBI証券のサイトから、申し込みに必要な資料を請求
- 届いた書類に必要項目を記入して返送
- 審査通過後、郵送でIDとパスワードを受け取る
- ログイン後、初期設定をおこなって運用スタート
なお、すでにSBI証券の口座を持っている人も、iDeCoを始める際は資料請求フォームから上記の手順で手続きが必要です。
また会社員・共済組合員の場合、提出する書類に、職場の人に頼んで書いてもらわなければならない部分があります。
人事等に協力して書いてもらいましょう。
主婦や無職の方は、事業主の書類記入が不要なため、郵送ではなくネットで申し込みが可能です。
Q. 「オリジナルプラン」から「セレクトプラン」に変更するべき?
SBI証券のiDeCoには、以前「オリジナルプラン」と「セレクトプラン」の2種類がありました。
現在では「オリジナルプラン」の新規加入が廃止され、新しく口座を作る人は「セレクトプラン」のみとなっています。
この2つのプランの違いは、選べる商品数です。
オリジナルプランには、投資信託63本、元本確保型4本のラインナップがありました。
しかし2018年5月から、「iDeCoの商品数を、2023年までに35本以内にしなければならない」という新しい法律が施行され、それに伴ってオリジナルプランは新規加入の受付を終了することになったのです。
新しい法律に従って、オリジナルプランの銘柄数も、2023年までに35本に絞られていきます。
そこで持ち上がるのが、「すでにオリジナルプランに入っている人は、セレクトプランに移行すべきなのか」という問題。
確かにセレクトプランなら、オリジナルプランが取り扱っていない、信託報酬が業界最安クラスのインデックス型銘柄も選べます。
しかしオリジナルプランに入っている人は、今の運用商品に満足しているなら、わざわざセレクトプランに入り直さなくてOKです。
アクティブ型の銘柄はオリジナルプランとセレクトプランで共通のものが多く、バランス型ではオリジナルプランのラインナップが若干優位と言えます。
最終的には、運用したい商品がどちらのプランにあるかで決めるべきでしょう。
関連記事:米国株銘柄のおすすめ10選!米国株に強いネット証券3社も紹介
SBI証券と比較!iDeCoにおすすめの証券会社2選
iDeCoでもっとも人気があるのはSBI証券ですが、SBI証券では取り扱っていない商品もあるため、他社と比べて決めるのがおすすめ。
SBI証券と比較検討してほしい、おすすめの証券会社を紹介します。
松井証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,580件 |
株式以外 | FX 先物・オプション |
口座開設・取引までの日数 | 最短3日 |
特徴 | 使い勝手の良いツール お得な手数料 手厚いサービス |
おすすめポイント:商品数40種類!無料相談できる
創業百年を迎える老舗の松井証券は、運用コストの低さと商品数の多さ、そしてフォローの手厚さが魅力です。
運営管理手数料は誰でも0円。
商品数は40種類と、業界の中でも豊富で、うち25本はインデックス型のファンドです。
また銘柄選びや配分について、無料相談を受け付けているのもポイント。
自分ひとりで商品を選ぶのが不安な人や、安定的に運用できる商品が豊富な会社を選びたい人におすすめです。
松井証券でおすすめの銘柄3選
銘柄 | タイプ | 信託報酬 |
---|---|---|
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | インデックス型 | 0.15400% |
One DC 国内株式インデックスファンド | インデックス型 | 0.15400% |
みずほDC定期預金1年定期 | 元本確保型 | – |
松井証券は、1本で分散投資ができるインデックス型の商品や、信託報酬が安い商品を豊富に取り扱っています。
たとえば「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は、幅広い資産に均等な投資を行う、インデックス型のファンド。
ひとつの商品で分散投資の効果が得られるので、リスクをおさえたい人におすすめです。
また、大きなリターンは望めない代わりに元本割れのリスクがない、「みずほDC定期預金1年定期」も取り扱っています。
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関連記事:松井証券の評判・口コミまとめ!手数料や投資信託についても解説
マネックス証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,235件 |
株式以外 | 債券 FX 先物・オプション 金・プラチナ |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 100円から始められる 米国株に強い お得なマネックスポイント |
おすすめポイント:成績がよく低コストな銘柄を厳選
マネックス証券は、商品数こそ27本とSBI証券より少ないものの、好成績・低コストの魅力的な商品を取り揃えています。
運営管理手数料は、誰でもずっと無料です。
銘柄選びに迷ったら、iDeCo専用のロボアドバイザーが、自分に合った運用プランを提案してくれます。
「成績がよく低コストな商品を選びたい」という人におすすめの証券会社です。
マネックス証券でおすすめの銘柄2選
銘柄 | タイプ | 信託報酬 |
---|---|---|
日興アクティブバリュー | アクティブ型 | 1.672% |
ひふみ年金 | アクティブ型 | 0.83600% |
「日興アクティブバリュー」は、今後もコンスタントに利益を上げていくことが期待できる、好成績の銘柄です。
運用を開始した1997年からほぼ常に、日本の株式市場全体を上回る成績を出しています。
また確定拠出年金用のファンドとしておすすめな「ひふみ年金」も、過去長期にわたって優れた成績を持っていますよ。
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関連記事:マネックス証券の評判・口コミまとめ!米国株やIPOの人気についても解説
SBI証券iDeCoは商品数が多く手数料も安い
iDeCoの口座数No.1を誇るSBI証券の特徴と、おすすめ商品についてご紹介してきました。
SBI証券は、iDeCoの取り扱い商品数が業界最大級。
信託報酬の安い「eMAXIS Slim」シリーズの銘柄が豊富で、さらに運営管理手数料は無料!
コストをおさえた運用が可能です。
積極投資に適した20代・30代は国内外の株式に、「守り」を重視したい40代や50代はリスクが低い国内債券に、多く資金を配分するのがおすすめですよ。
多くの人に選ばれている人気のSBI証券で、ぜひiDeCoを始めてみてはいかがでしょうか。
- 圧倒的口座数
- 100万円まで手数料0円
- 充実のサービス
- 手数料(現物取引のスタンダードプラン)
- 55~1,070円
- 手数料(現物取引のアクティブプラン)
- 0円~
- 取り扱い商品
- 株債券 FX 金/銀/プラチナ 先物・オプション
関連記事:つみたて(積立)NISAおすすめの銘柄10選&ネット証券3社を紹介!選ぶポイントも分かりやすく解説
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