SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)の手数料は、他社と比較してトップレベルの安さです。
具体的にどれほど安いのか、2つの手数料プランを他社と一覧表で比較しながらご紹介します。
手数料の安さを特に重視する方には、とてもおすすめのネット証券会社です!
ネット証券口座おすすめランキングTOP10!初心者に人気の証券会社を紹介
SBIネオトレード証券の手数料はここが安い
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)は、手数料の安さで選ばれている証券会社です。
オリコン顧客満足度ランキングの取引手数料部門で、7年連続第1位に輝いています。
以前はライブスター証券という社名でしたが、2021年1月1日からSBIネオトレード証券に変更されました。
SBIネオトレード証券の手数料は、現物取引はもちろん、信用取引も超お得です!
①株(現物取引)の手数料が激安
SBIネオトレード証券の株取引における手数料プラン(現物)は、「一律プラン」と「定額プラン」の2種類です。
- 一律プラン…「1回」ごとの約定代金に応じた手数料がかかります。
- 定額プラン…「1日」の約定代金合計額に応じた手数料がかかります。
一律プランの手数料一覧(現物取引)
一律プランの場合、約定代金が1回5万円以下なら、たった税込50円しか手数料がかかりません。
約定代金(1回) | 手数料(税込) |
---|---|
5万円以下 | 50円 |
10万円以下 | 88円 |
20万円以下 | 100円 |
50万円以下 | 198円 |
100万円以下 | 374円 |
150万円以下 | 440円 |
300万円以下 | 660円 |
300万円超 | 880円 |
約定代金が5万円以下でも、300万超でも、非常にお得です。
定額プランの手数料一覧(現物取引)
定額プランでは、1日の約定代金合計額が100万円以下なら、 手数料無料です。
約定代金(1日) | 手数料(税込) |
---|---|
50万円以下 | 0円 |
100万円以下 | 0円 |
150万円以下 | 880円 |
200万円以下 | 1,100円 |
300万円以下 | 1,540円 |
以降100万円増加ごとに | 295円ずつ増加 |
1日に300万円より多く取り引きした場合も、100万円ごとに295円ずつ増加と、手数料の上げ幅は安く設定されています。
②信用取引の手数料が完全無料!金利も安い
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)では、2019年12月10日(火)から、信用取引の取引手数料が完全無料になりました!
金利は別途かかりますが、業界最安値水準を実現しています。
たとえば人気のSBI証券・マネックス証券・楽天証券では、買方金利(制度)が2.80%ですが、SBIネオトレード証券では2.30%とより低金利。
「信用取引のコストを下げたい!」という人には、とてもおすすめな証券会社です。
【手数料比較】SBIネオトレード証券VS他社
他社と比較してSBIネオトレード証券の手数料は本当に安いのか、一覧表で比較してみましょう。
一律プランの手数料比較(現物取引)
1回ごとの取引に手数料がかかる一律プランでは、以下のような結果になりました。
取引5万円 | 取引30万円 | 取引50万円 | |
---|---|---|---|
SBIネオトレード証券(一律プラン) | 50円 | 198円 | 198円 |
岡三オンライン証券 | 108円 | 385円 | 385円 |
楽天証券※ | 55円 | 275円 | 275円 |
立花証券 | 55円 | 264円 | 264円 |
GMOクリック証券 | 50円 | 260円 | 260円 |
SBI証券※ | 55円 | 275円 | 275円 |
DMM株 | 55円 | 198円 | 198円 |
auカブコム証券 | 55円 | 275円 | 275円 |
GMOクリック証券やDMM株も手数料が安いネット証券会社ですが、5万円、30万円、50万円の取引代金で比較すると、SBIネオトレード証券が一番お得です。
定額プランの手数料比較(現物取引)
1日の合計取引金額で手数料が決まる一律プランでは、以下のような結果になりました。
取引100万円 | 取引200万円 | |
---|---|---|
SBIネオトレード証券(定額プラン) | 0円 | 1,100円 |
岡三オンライン証券 | 0円 | 1,430円 |
楽天証券※ | 0円 | 2,200円 |
松井証券 | 1100円 | 2,200円 |
立花証券 | 990円 | 1,760円 |
GMOクリック証券 | 0円 | 1,238円 |
SBI証券※ | 0円 | 1,238円 |
1日100万円までの取引なら、手数料無料の会社が多いですね。
1日200万円までの取引では、SBIネオトレード証券の手数料が一番お得です。
※楽天証券はゼロコースを選んだ場合、SBI証券は条件を満たした場合、国内株の現物・信用取引手数料が無料。
他社と比較しても手数料が安い
このようにSBIネオトレード証券は、100万円以上の価格帯でも、多くの大手ネット証券より割安であることがわかります。
手数料の面では、非常に優秀な証券会社です。
「まずは気軽に株を始めてみたい」という初心者はもちろん、株に慣れている方でも、手数料をおさえるために口座開設する価値があります。
関連記事:手数料が安いネット証券はどこ?それぞれの証券会社の特徴を徹底比較!
SBIネオトレード証券を選ぶ手数料以外のメリット2選
ご紹介してきたように、SBIネオトレード証券はとにかく手数料が安い証券会社です。
しかし手数料だけではなく、「しっかりした会社なの?」「投資に役立つ情報は充実してるの?」など、ほかの点も考慮して証券会社を選びたいですよね。
SBIネオトレード証券の特長的な強みをご紹介します!
SBIグループの強い基盤
まだ社名がライブスター証券から変更されたばかりということもあり、「聞いたことない会社だけど…大丈夫?」と不安に思うかもしれません。
しかしSBIネオトレード証券は、人気のSBI証券と同じSBIグループの会社で、強い基盤があります。
旧ライブスター証券としてスタートしたのは2008年3月と比較的新しいですが、2020年にSBIグループの仲間入りを果たし、今後さらなる成長が期待されています。
取引ツールも充実
手数料が安い証券会社というと、ツールが充実していないイメージかもしれません。
しかしSBIネオトレード証券は、スマホ・パソコンにそれぞれ専用の無料取引ツールを用意しています。
- スマホ向け…「NEOTRADE S」
- パソコン向け…ダウンロード版「NEOTRADE R」、ウェブ版「NEOTRADE W」
- パソコン向けブラウザ国内株式・取引情報ツール…「カブ板」
また新登場したツール「カブ板」では、価格情報が一覧で見やすくまとまっています。
発注までおこなえるトレーディングツールです。
SBIネオトレード証券のデメリット2選
ただしSBIネオトレード証券にはデメリットもあります。
取り扱い商品が少ない
SBIネオトレード証券の弱みは、取り扱っている商品の少なさでしょう。
FX、外国株式、国内外債券、CFD(くりっく株365)、eワラントなどは利用できません。
国内株式・信用取引中心に取引したい人向けの証券会社です。
そのため「メインの証券会社として使うには不便」と感じる可能性があります。
IPOの取り扱いが少ない
IPO(新規公開株式)の2021年取扱実績は21社と、他社と比較して少なめです。
- SBI証券…122社
- SMBC日興証券…81社
- 楽天証券…74社
- マネックス証券…66社
当選するまで前受金不要なのはメリットですが、やはり取り扱い数が少ないと、物足りなく感じられます。
当選確率は取引実績や資産残高によって優遇されるので、売買頻度の高い投資家が有利です。
SBIネオトレード証券とSBI証券の違い
SBIネオトレード証券とSBI証券は、どちらもSBIグループの会社ですが、手数料プランや取り扱い商品は異なります。
SBIネオトレード証券はSBI証券より投資商品が少ない
SBIネオトレード証券はSBI証券より、国内株式・信用取引の手数料が安いです。
いっぽうで取り扱っている商品が少なく、不便に感じる可能性は否めません。
「SBIネオトレード証券の商品だけでは物足りない」「手広く投資したい」という人は、SBI証券や別の証券会社を、目的に応じて使い分けてもいいでしょう。
おすすめネット証券3選
手数料がとても安いSBIネオトレード証券。
しかしいっぽうで、取り扱い商品やIPO(新規公開株式)の少なさから、「使いづらい」「ほかの証券会社と併用したい」と感じる可能性が。
SBIネオトレード証券と比較検討してほしい、おすすめのネット証券会社を3つご紹介します。
SBI証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,632件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
SBI証券は、SBIネオトレード証券と同じSBIグループの会社です。
手数料はSBIネオトレード証券より少し高いですが、FXや債券など、SBIネオトレード証券では取り扱いのない商品・サービスを用意しています。
また、手数料がSBIネオトレード証券より少し高いとはいっても、業界全体で見るとかなり安いほうです。
1回の取引あたり、手数料55円~で利用できます。
使いやすさと手数料の安さの両方を兼ね備えている、おすすめの人気ネット証券です。
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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
松井証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,580件 |
株式以外 | FX 先物・オプション |
口座開設・取引までの日数 | 最短3日 |
特徴 | 使い勝手の良いツール お得な手数料 手厚いサービス |
松井証券は、1世紀の歴史を持つ老舗証券会社です。
25歳以下なら取引金額に関係なく手数料がかからないので、若いうちに口座開設するほどお得になります。
手数料は「1日」ごとの約定代金で決まるプランのみなので、SBIネオトレード証券の定額プランと比較検討してみてください。
手数料最安クラスとは言えないものの、老舗ならではの手厚いフォローが魅力です。
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関連記事:松井証券の評判・口コミまとめ!手数料や投資信託についても解説
マネックス証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,235件 |
株式以外 | 債券 FX 先物・オプション 金・プラチナ |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 100円から始められる 米国株に強い お得なマネックスポイント |
マネックス証券は、米国株や中国株の取り扱い数が多い証券会社です。
100円からの少額投資も可能なので、気軽に始められます。
また、独自の「マネックスポイント」がたまるのも魅力です。
SBIネオトレード証券では取り扱っていない債券、FXなども提供しているので、併用するとより便利になるでしょう。
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関連記事:マネックス証券の評判・口コミまとめ!米国株やIPOの人気についても解説
SBIネオトレード証券は他社と比較して手数料が安い
「手数料が業界最安水準」とうたっている証券会社は多くあります。
しかし、実際に他社と手数料を比較してみると、実はそんなに安くない…ということも。
その点SBIネオトレード証券は、本当に手数料が業界最安水準です。
1日ごとに手数料が決まる「定額プラン」や、1回の約定ごとに手数料が決まる「一律プラン」はもちろん、投資信託もお得。
取り扱っている商品やサービスが少ないのはデメリットですが、ほかの証券会社と使い分けをすれば、その不満も解消できるでしょう。
「とにかく安いコストで投資したい!」「手数料が余計にかかるのはイヤ!」という方は、ぜひ口座を開設してみてください!