ベトナム株式についてお伝えします。
近年魅力的な投資対象として注目を集めているベトナム株式。
ベトナム株式に投資したいけれど、どこの証券会社を選べばいいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
ベトナム株式投資ができるおすすめ証券会社やメリット・デメリットなど、詳しく紹介します。
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ベトナムとは
若い優秀な人材や天然資源が豊富なベトナムは、人口増加に伴い安定した経済成長が続いています。
今後の経済成長による株式相場の上昇が期待できるため、投資対象として世界中の投資家から注目されている国のひとつです。
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ベトナム株式と日本株式の違い
ベトナム株式と日本株式の違いを紹介します。
取引所の違い
ベトナム株式は「ホーチミン証券取引所」「ハノイ証券取引所」に上場している株式を指します。
上場前の企業が多数登録されている「UPCoM店頭市場」と合わせて、3ヶ所の株式市場があります。
日本株式の取引所は「東京証券取引所」「名古屋証券取引所」「福岡証券取引所」「札幌証券取引所」です。
フロンティア株式に分類される
ベトナム株式は、フロンティア株式に分類されます。
フロンティア株式とは、新興国より株式市場の規模が小さく、流動性も低い国々の株式を指します。
長期的な視点で高い経済成長が期待できることから近年、投資家の注目を集めています。
関連記事：ポイント投資は意味ない？おすすめ証券会社6選を紹介！
ベトナム株式のメリット・デメリット
ベトナム株式のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
ベトナム株式投資のメリットを紹介します。
人口増加による長期的な経済成長が期待できる
ベトナムのGDP成長率は、年6～7％で安定して増え続けているのが特徴。
人口増加に伴う、長期的な経済成長が期待できる国のひとつです。
投資対象として注目を集めている
長期的な経済成長に伴うベトナム株式市場の上昇が期待できるため、世界中の投資家の注目を集めています。
投資対象としてアクセスが困難だったベトナム株式ですが、現在ベトナム株式に投資できる証券会社が増えています。
以前より投資環境が整えられてきたことも、注目されている理由のひとつです。
世界中から投資資金が集まることによって、株式市場のさらなる上昇にも繋がるでしょう。
デメリット
ベトナム株式のデメリットを紹介します。
手数料が高い
ベトナム株式は日本株式の取引と比べると、手数料が高い傾向があります。
手数料設定は、証券会社によって異なります。
しっかりと比較検討して、コストを抑えて運用することが重要です。
日本語の投資情報が手に入りにくい
ベトナムの企業情報はベトナム語や英語で発信されます。
日本語の投資情報を手に入れにくいため、企業分析などが難しいと言えるでしょう。
ベトナムの投資情報を提供している証券会社もありますが、タイムリーな情報を入手したい方には、満足できるものではない可能性もあります。
関連記事：韓国株式の買い方は？おすすめ証券会社一覧とメリット・デメリットを紹介！
ベトナム株式の個別銘柄の取り扱いがあるおすすめ証券会社
ベトナム株式の個別銘柄の取り扱いがある証券会社は、SBI証券・アイザワ証券・むさし証券・岩井コスモ証券です。
それぞれの特徴やサービス内容を紹介します。
SBI証券
ネット証券最大手のSBI証券。
スマホアプリで手軽に投資が始められると評判です。
SBI証券の特徴を紹介します。
| 投資対象銘柄 | ホーチミン証券取引所・ハノイ証券取引所上場の厳選された銘柄 |
|---|---|
| 銘柄数 | 320銘柄 |
| 取引手数料(税込) | <インターネット取引手数料> 約定代金の約2.2％ 最低手数料1,320,000ベトナムドン <電話注文> 約定代金の2.926％ 最低手数料1,320,000ベトナムドン |
| 取引時間 | <ホーチミン証券取引所(HOSE)> 前場11:00～13:30(現地時間9:00～11:30) 後場15:00～16:45(現地時間13:00～14:45) <ハノイ証券取引所(ＨＮＸ)> 前場11:00～13:30(現地時間9:00～11:30) 後場15:00～16:45(現地時間13:00～14:45) ポストリミットオーダーセッション16:45～17:00(現地時間14:45～15:00) |
| 注文受付時間 | <インターネット取引> 月曜日～金曜日00:00～10:00(当日注文)、19:30～24:00(翌立会日注文) 土曜日/日曜日一部の時間を除き予約注文を受け付けている <電話注文> 営業日8:00～10:00(当日注文のみ) |
| 取引単位 | 100株以上100株単位 |
| ネット取引 | 対応可能 |
| 特定口座 | 対応可能 |
| NISA口座 | 対応可能 つみたてNISAは取引不可 |
| 決済方法 | ベトナムドンによる外貨決済 |
| 注文の種類 | 指値のみ |
| 為替スプレッド(1,000ベトナムドンあたり) | 20銭 |
SBI証券では、ホーチミン証券取引所とハノイ証券取引所に上場している厳選された320銘柄から選択が可能。
ベトナム株式もインターネットで取引できるのが便利だと好評です。
一定期間税金がかからないNISA口座を活用して、お得に資産運用できます。
＼口座数＆総合力No.1！／
アイザワ証券
アジア株式の取り扱いが豊富なアイザワ証券。
豊富なラインナップで幅広いニーズに対応可能なアジア株のパイオニアです。
アイザワ証券の特徴を紹介します。
| 投資対象銘柄 | ホーチミン証券取引所・ハノイ証券取引所上場の厳選された銘柄 |
|---|---|
| 銘柄数 | 282銘柄 |
| 取引手数料(税込) | <対面取引手数料> 約定代金の2.20％ <ブルートレード手数料> インターネット・モバイル発注：約定代金の1.65％ コールセンター発注：約定代金の1.98％ コンサルネット発注：約定代金の2.20％ 買いの場合のみ最低手数料5,500円 |
| 取引時間 | <ホーチミン証券取引所(HOSE)> 前場11:00～13:30(現地時間9:00～11:30) 後場15:00～16:45(現地時間13:00～14:45) <ハノイ証券取引所(ＨＮＸ)> 前場11:00～13:30(現地時間9:00～11:30) 後場15:00～16:45(現地時間13:00～14:45) |
| リアルタイム取引 | 対応可能 |
| 取引単位 | 100株以上100株単位 |
| ネット取引 | 対応可能 |
| 特定口座 | 対応可能 |
| NISA口座 | 対応可能 つみたてNISAは取引不可 |
| 決済方法 | ベトナムドンによる外貨決済 日本円による円貨決済 |
| 注文の種類 | 指値のみ |
| 為替スプレッド(1,000ベトナムドンあたり) | 20銭 |
アイザワ証券では、ベトナム株式のリアルタイム取引が可能。
日本株式の取引と同じ感覚のリアルタイム取引で、ベトナム株式に投資できるのが大きな魅力です。
ベトナム市場のニュース提供など、現地の投資情報サービスが充実しています。
関連記事：アイザワ証券の評判・口コミから分かるメリットデメリット！東南アジア株に強いって本当？
むさし証券
埼玉県さいたま市にある創業100年以上の老舗証券会社むさし証券。
むさし証券の特徴を紹介します。
| 投資対象銘柄 | ホーチミン証券取引所上場の厳選された銘柄 |
|---|---|
| 銘柄数 | 26銘柄 |
| 取引手数料(税込) | 約定代金の2.20％ 買いの場合のみ最低手数料5,500円 |
| 取引時間 | <ホーチミン証券取引所(HOSE)> 前場11:00～13:30(現地時間9:00～11:30) 後場15:00～16:45(現地時間13:00～14:45) |
| 注文受付時間 | 原則9時30分まで(日本時間) |
| 取引単位 | 100株以上100株単位 |
| ネット取引 | 対応不可 |
| 特定口座 | 対応可能 |
| NISA口座 | 対応可能 つみたてNISAは取引不可 |
| 決済方法 | ベトナムドンによる外貨決済 日本円による円貨決済 |
| 注文の種類 | 寄付成行・指値 |
| 為替スプレッド(1,000ベトナムドンあたり) | 20銭 |
むさし証券のベトナム株式取引は、注文を海外市場に取り次ぎ売買する海外委託取引のみです。
インターネット取引に対応していません。
岩井コスモ証券
手数料の安さで認知度が高い岩井コスモ証券。
岩井コスモ証券の特徴を紹介します。
| 投資対象銘柄 | ホーチミン証券取引所上場の銘柄 |
|---|---|
| 取引方法 | 海外委託取引のみ |
| 取引手数料(税込) | 取引所により異なる 窓口に問い合わせ |
| 取引時間 | <ホーチミン証券取引所(HOSE)> 前場11:00～13:30(現地時間9:00～11:30) 後場15:00～16:45(現地時間13:00～14:45) <ハノイ証券取引所(ＨＮＸ)> 前場11:00～13:30(現地時間9:00～11:30) 後場15:00～16:45(現地時間13:00～14:45) |
| 取引単位 | 100株以上100株単位 |
| ネット取引 | 対応不可 |
| 決済方法 | ベトナムドンによる外貨決済 |
| 注文の種類 | ホーチミン取引所：寄付成行・指値 ハノイ取引所：指値のみ |
| 為替スプレッド(1,000ベトナムドンあたり) | 20銭 |
岩井コスモ証券では、ホーチミン証券取引所とハノイ証券取引所に上場している株式が購入できます。
インターネット取引は対応不可です。
ベトナム投資信託の取り扱いがあるおすすめ証券会社一覧
ベトナム株式の個別銘柄以外にも、投資信託を通じてベトナム株式投資ができます。
ベトナム投資信託の取り扱いがあるおすすめ証券会社一覧は、以下の通りです。
| 投資信託 | 取引手数料(税込) | |
|---|---|---|
| SBI証券 | 10本 | 無料 |
| マネックス証券 | 10本 | 無料 |
| 楽天証券 | 10本 | 無料 ※適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要 |
| アイザワ証券 | ベトナム・ロータス・ファンドなど | 無料 |
| むさし証券 | ベトナム成長株インカムファンドなど | 購入金額の3.30％ 購入金額・銘柄によって異なる |
| 岩井コスモ証券 | ベトナム・ASEAN・バランスファンドなど | 購入金額の3.30％ 購入金額・銘柄によって異なる |
| 大和証券 | ベトナム株ファンドなど | 購入金額の3.30％ 購入金額・銘柄によって異なる |
| SMBC日興証券 | ベトナム・ASEAN・バランスファンドなど | 無料(ダイレクトコース) 銘柄によって異なる |
取扱投資信託や取引手数料は、証券会社によって異なります。
手数料が安い証券会社を選択することで、運用コストを低く抑えられます。
証券会社のサービス内容をしっかり比較検討することが大切です。
関連記事：アジア株で資産形成！おすすめのアジア株式や注意点・コツをわかりやすく解説
ベトナム株式投資におすすめの証券会社はSBI証券
| 総合評価 | |
|---|---|
| コスト | |
| 信頼性 | |
| NISA/つみたてNISA | 〇 |
| 投資信託 | 2,632件 |
| 株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
| 口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
| 特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
ベトナム株式投資におすすめの証券会社はSBI証券です。
低い手数料だったり、スマホアプリで簡単に取引できたりなど、SBI証券の魅力を紹介します。
低コストで運用できる
他の証券会社と比較して、手数料が安いため、コストを抑えた資産運用ができます。
業界最低水準の手数料設定が大きな魅力です。
インターネット取引が可能
インターネットでの取引が可能です。
口座開設から株式の注文までインターネットで手続きできます。
手軽にベトナム株式投資を始められると、投資初心者にも喜ばれています。
豊富な取引銘柄が用意されている
ベトナム株式の取扱数は、320銘柄。
豊富な投資対象の中から希望の銘柄を選択可能です。
NISA口座に対応
ベトナム株式の投資でも、NISA口座を活用できます。
利益を非課税で一定期間、お得に運用できます。
＼口座数＆総合力No.1！／
関連記事：アセアン株式投資のメリットは？ASEAN株の特徴やおすすめの証券会社を解説
ベトナム株式のおすすめ銘柄3選
ベトナム株式のおすすめ銘柄3選を詳しく紹介します。
ビングループ(VIC)
ベトナム最大手の不動産開発会社ビングループ。
ベトナム市場最大規模の時価総額で、不動産事業以外にも自社ブランドの自動車事業など、事業を拡大しています。
ベトコムバンク(VCB)
上場商業銀行の中で時価総額ベース第1位のベトコムバンク。
みずほ銀行が15％の資本出資をする大株主です。
ビナミルク(VNM)
ベトナムを代表する国内最大手の乳製品メーカーのビナミルク。
国内だけでなく海外進出にも注力し、グローバルに事業展開しています。
関連記事：中国株・ETFのおすすめ！投資での注意点や人気銘柄をわかりやすく解説
ベトナム株式の買い方
ベトナム株式の買い方を詳しく紹介します。
1.ベトナム株式の取り扱いがある証券会社を選ぶ
ベトナム株式の取り扱いがある証券会社を選びます。
ベトナム株式投資ができない証券会社も多いため、しっかり確認する必要があります。
またベトナム株式を取り扱っている証券会社を、手数料や取扱銘柄などで比較検討することも重要です。
投資スタイルに最適な証券会社を選択しましょう。
2.証券口座を開設する
証券会社が決まったら、証券口座を開設します。
証券口座の開設には、運転免許証、パスポートなどの本人確認書類やマイナンバーカード、マイナンバー通知書などのマイナンバー証明書が必要になります。
必要書類を撮影するだけで申し込みが完了する、オンライン申し込みが手軽で便利です。
希望があれば郵送での申し込みも可能です。
3.外国株式口座を開設する
ベトナム株式に投資する場合は、外国株式口座を開設する必要があります。
証券口座を開設後、証券会社のホームページからログインし、外国株式口座開設を申し込みます。
外国株式口座の開設は無料です。
4.購入資金を用意する
購入資金を用意します。
外貨決済では、為替取引で日本円をベトナムドンに両替する必要があります。
為替取引もオンラインで注文可能です。
5.株式を注文する
購入するベトナム株式を注文します。
インターネット注文に対応している証券会社も増えています。
関連記事：新興市場のおすすめ銘柄！投資のポイントや注意点を解説
ベトナム株式の取引はSBI証券がおすすめ
この記事では、ベトナム株式についてお伝えしました。
ベトナム株式は、今後の大きな成長が期待できるフロンティア株式に分類されます。
ベトナム株式には、人口増加による経済成長が期待できる一方で、手数料が高く投資情報が収集しにくいなどのデメリットがあります。
ベトナム株式の個別銘柄の取り扱いがある証券会社は、SBI証券、アイザワ証券、むさし証券、岩井コスモ証券の4社です。
個別銘柄の他に、投資信託でベトナム株式投資ができる証券会社も紹介しました。
ベトナム株式投資をするなら、豊富なベトナム個別銘柄が用意されているSBI証券がおすすめ。
手数料が安く運用コストを抑えられ、インターネット取引で手軽にベトナム株式投資が始められます。
SBI証券で今後も安定した経済成長が期待されているベトナム株式投資を始めてみてはいかがでしょうか。
関連記事：中国株のおすすめ銘柄10選！業績拡大が見込める優良企業を厳選
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