松井証券は、1,200本以上の投資信託を取り扱っています。
もちろんつみたてNISAやiDeCoでの運用も可能で、全銘柄が購入手数料無料です。
しかし選択肢が多すぎて、「どの銘柄がおすすめなの?」と迷っている方も多いでしょう。
今回は、松井証券のおすすめ人気銘柄10選と選び方を解説します。
また、松井証券の投資信託はそもそもおすすめなのか、どんな特徴や評判があるのか紹介するので、参考にしてください。
記事の後半では、松井証券の投資信託のやり方・買い方も紹介します。
関連記事:松井証券の評判・口コミまとめ!手数料や投資信託についても解説
松井証券の投資信託おすすめ銘柄10選
松井証券で購入できる投資信託の中から、特におすすめの銘柄をご紹介します。
※掲載情報は、2023年12月時点の内容です。
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- たわらノーロード 先進国株式
- ニッセイTOPIXインデックスファンド
- iFreeNEXT インド株インデックス
- DIAM新興市場日本株ファンド
①eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
資産クラス | 先進国株式 |
---|---|
連動する指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) |
基準価額 | 20,649円 |
純資産総額 | 17,526.76億円 |
信託報酬(実質) | 0.05780% |
ポイント還元率 | 0.0175% |
為替ヘッジ | なし |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
松井証券で購入できるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)ファンドは、投資家たちの間で「オルカン」と呼ばれています。
とても人気が高い、代表的なインデックスファンドです。
この銘柄ひとつで、日本を含む世界の多様な先進国と新興国の株式に、幅広く投資ができます。
今後先進国が伸びるのか、それとも新興国が伸びるのか、正確に予想することは困難ですが、この銘柄に投資しておけばどちらにも投資が可能。
経済の変化に合わせて組み入れ銘柄を自動的に変えてくれるので、ポートフォリオの管理が楽です。
全世界の約85%をカバーしており、一部の国や地域のリスクに左右されにくい商品となっています。
なお、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の構成銘柄を見てみると、現状は米国株の比率が高いです。
②eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
資産クラス | 先進国株式 |
---|---|
連動する指数 | S&P500指数(円換算ベース) |
基準価額 | 24,063円 |
純資産総額 | 29,492.8億円 |
信託報酬(実質) | 0.09380% |
ポイント還元率 | 0.0326% |
為替ヘッジ | なし |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
人気のeMAXIS Slimシリーズの中でも、多くの投資家から人気を集めている銘柄です。
米国の大手企業500社からなる株価指数「S&P500」と、同じ運用成果を目指します。
世界最大の経済大国・米国の中でも、大型株への投資にフォーカスしたインデックスファンドです。
S&P500は過去のパフォーマンスの良さから、投資家たちの間でも非常に人気が高い投資先であり、よく「オルカンとS&P500はどちらがいいのか」と比較されます。
投資先の分散を意識するなら「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、米国の成長性に期待するなら「S&P500」がおすすめです。
③楽天・全米株式インデックス・ファンド
資産クラス | 先進国株式 |
---|---|
連動する指数 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース) |
基準価額 | 24,668円 |
純資産総額 | 12,016.6億円 |
信託報酬(実質) | 0.16200% |
ポイント還元率 | 0.0500% |
為替ヘッジ | なし |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
楽天・全米株式インデックス・ファンドも、松井証券で購入できる定番人気銘柄のひとつです。
米国のほぼすべての上場企業に分散投資ができるインデックスファンドとなっています。
大型株だけを投資対象としているわけではなく、中型株・小型株もカバーしている点が特徴です。
投資成果はCRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動します。
④楽天・全世界株式インデックス・ファンド
資産クラス | 先進国株式 |
---|---|
連動する指数 | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) |
基準価額 | 20,013円 |
純資産総額 | 3,840.8億円 |
信託報酬(実質) | 0.19200% |
ポイント還元率 | 0.0500% |
為替ヘッジ | なし |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、日本を含む先進国から新興国まで、幅広い海外の株式に分散投資ができる商品です。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとしています。
この株価指数は、約9,000銘柄もの株式で構成されており、全世界の約98%をカバーしている点が特徴です。
なお、MSCIと連動する「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」とよく比較されますが、MSCIのカバー率は全世界の約85%。
分散投資を意識するなら、FTSEと連動する「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」がおすすめです。
しかし「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」は信託報酬が0.19200%と高めだという弱点もあります。
コストの安さを重視するなら、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」がいいでしょう。
⑤eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
資産クラス | 先進国株式 |
---|---|
連動する指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス (除く日本、配当込み、円換算ベース) |
基準価額 | 20,833円 |
純資産総額 | 3,494.3億円 |
信託報酬(実質) | 0.05780% |
ポイント還元率 | 0.0175% |
為替ヘッジ | なし |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は、人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」から、投資先として日本を除外した商品です。
純資産総額を見ると「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のほうが上であり、人気は劣りますが、トータルリターンは「除く日本」のほうが少しだけ高いという違いがあります。
信託報酬は、両方とも同じです。
どちらを選ぶべきかは、日本の将来や分散投資に対する個人の考え方によります。
⑥SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
資産クラス | 先進国株式 |
---|---|
連動する指数 | S&P500指数(円換算ベース) |
基準価額 | 22,039円 |
純資産総額 | 12,123.2億円 |
信託報酬(実質) | 0.09380% |
ポイント還元率 | 0.0220% |
為替ヘッジ | なし |
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、米国の大型株500社で構成されている株価指数「S&P500」に連動する投資信託です。
ベンチマークが「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と同じS&P500なので、この銘柄とよく比較されます。
2023年12月18日現在の純資産総額は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のほうが多いですが、こちらのファンドも選択肢のひとつとしておすすめです。
⑦たわらノーロード 先進国株式
資産クラス | 先進国株式 |
---|---|
連動する指数 | MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) |
基準価額 | 26,877円 |
純資産総額 | 4,167.0億円 |
信託報酬(実質) | 0.09890% |
ポイント還元率 | 0.0500% |
為替ヘッジ | なし |
運用会社 | アセットマネジメントOne |
たわらノーロード先進国株式は、日本と海外の先進国に分散投資をおこなう、インデックス型の投資信託です。
ベンチマークはMSCIコクサイ・インデックスで、構成銘柄の約70%は米国となっています。
米国を中心に、他の先進国にも投資したいという方におすすめです。
信託報酬は0.09890%と非常に低く、ローコストで運用できます。
⑧ニッセイTOPIXインデックスファンド
資産クラス | 国内株式 |
---|---|
連動する指数 | TOPIX(配当込み) |
基準価額 | 17,207円 |
純資産総額 | 677.6億円 |
信託報酬(実質) | 0.14300% |
ポイント還元率 | 0.0550% |
為替ヘッジ | なし |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント |
ニッセイTOPIXインデックスファンドは、「TOPIX(東証株価指数)」に連動した投資成果を目指す投資信託です。
TOPIXとは、東証一部に上場している全銘柄の時価総額を反映した、日本の株価指数です。
日経平均株価は225銘柄で構成されていますが、TOPIXはより幅広い銘柄をカバーしているという違いがあります。
松井証券で日本株に投資したい人へおすすめです。
⑨iFreeNEXT インド株インデックス
資産クラス | 新興国株式 |
---|---|
連動する指数 | Nifty50指数(配当込み、円ベース) |
基準価額 | 12,783円 |
純資産総額 | 510.2億円 |
信託報酬(実質) | 0.47300% |
ポイント還元率 | 0.1800% |
為替ヘッジ | なし |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
iFreeシリーズは比較的人気が高く、中でもこちらは新興国株式を投資対象とした投資信託です。
インドを代表する株価指数、「Nifty50指数」と連動した投資成果を目指します。
「Nifty50指数」は、50の銘柄で構成されている株価指数です。
運用成績の良さから注目されています。
⑩DIAM新興市場日本株ファンド
資産クラス | 国内株式 |
---|---|
連動する指数 | ※アクティブ型 |
基準価額 | 17,242円 |
純資産総額 | 100.0億円 |
信託報酬(実質) | 1.73800% |
ポイント還元率 | 0.7500% |
為替ヘッジ | あり |
運用会社 | アセットマネジメントOne |
DIAM新興市場日本株ファンドは、国内株式に投資するアクティブ型の投資信託です。
値上がりが期待できる日本の新興企業を、委託会社が選定し、投資します。
リターンが高いことで人気ですが、普段は買い付けができないため、気になる人は再募集を待ちましょう。
ちなみに普段はなぜ買えないのかというと、このファンドの規模が大きくなりすぎると、中小型の市場に与える影響が大きくなりすぎてしまうからです。
関連記事:投資信託おすすめ銘柄&証券会社人気ランキング!初心者向け最新情報まとめ
松井証券の投資信託の選び方
「松井証券の投資信託銘柄一覧を見ても、いろいろな銘柄がありすぎて、どれを選べばいいかわからない」という方も多いでしょう。
まず、松井証券で投資信託を選ぶ際、何を基準にすべきか解説します。
- 株式を軸にする
- 信託報酬が安い銘柄を選ぶ
- 海外投資を軸にする
- 人気のファンドを軸にする
株式を軸にする
投資信託では株、債券、不動産、金など、さまざまな資産クラスに分散投資ができます。
銘柄ごとに、どの資産クラスに投資するかが異なり、また資産クラスが異なれば値動きの傾向も違うのです。
- 株式、リート…ほぼ同じ値動き。
- 債券、金…株式と逆の値動きをする傾向がある。「守り」の資産。
人気の投資先は株式で、ポートフォリオの中心は基本的に株式がおすすめです。
しかし、「分散を意識するなら、株以外に債券も保有したほうがいいのか」と悩む方もいます。
考え方は人それぞれですが、基本的には100%株式で投資信託を運用して問題ないという意見が多いです。
特に20代や30代の方や、資産が1,000万円に満たない方には、株式を中心とした積極的な運用が推奨されます。
数千万円~億の資産を持つ方は、ローリスク・ローリターンな投資先である債券にも投資して、「守り」や「分散」を意識するといいでしょう。
信託報酬が安い銘柄を選ぶ
松井証券では、すべての投資信託に対する購入手数料が無料です。
しかしどの証券会社でも、信託報酬と呼ばれる運用コストがかかります。
投資信託を買うときは、信託報酬が安い銘柄を選ぶようにしましょう。
信託報酬の相場
信託報酬が安い銘柄を選ぶべきとは言っても、どの程度のレベルなら信託報酬が安いといえるのかわからない、という方もいるでしょう。
以下は、資産クラス別の信託報酬の相場です。
資産クラス | 信託報酬の目安 |
---|---|
先進国株式 | 0.1% |
新興国株式 | 0.2% |
日本株式 | 0.2% |
バランスファンド | 0.2% |
この数値から大きく離れている銘柄は、信託報酬が相場より高い可能性があるので、注意してください。
なお松井証券で投資信託の銘柄の詳細を見ると、「信託報酬(名目)」と「信託報酬(実質)」という欄があります。
実際に支払う信託報酬の概算値は「信託報酬(実質)」なので、こちらの項目を見て比較するようにしましょう。
インデックスファンドを軸にする
ポートフォリオの軸はインデックスファンドがおすすめです。
インデックスファンドとは、特定の指数の値動きを追う投資信託のことです。
たとえば「日経平均株価」をベンチマークにしている投資信託は、株価指数「日経平均株価」の値動きと同じパフォーマンスを目指して運用されています。
そのため、将来の運用成績を予想しやすいです。
また、運用にかかるコストである、信託報酬が安いというメリットもあります。
一方、ペンチマークとなる指数がない投資信託は、ファンドマネージャーの裁量によって運用される「アクティブファンド」と呼ばれるものです。
アクティブファンドはインデックスファンド以上の運用成果を出すこともありますが、銘柄や時期によって、かなり運用成果にはバラつきがあります。
また、信託報酬も高いです。
過去のパフォーマンスがいいアクティブファンドなら購入を検討できますが、長期投資においてはインデックスファンドを軸にしておくのが無難です。
海外投資を軸にする
投資信託には、日本株に投資する銘柄もあれば、海外の株に投資する銘柄もあります。
基本的に、海外の株式への投資がおすすめです。
「日本人だから日本の株をポートフォリオの中心にすべき」「わざわざ海外に投資する必要はない」と考えるかもしれません。
しかし最近は日本株に投資する銘柄より、過去のパフォーマンスが安定していて将来性も期待できる、米国株投資や国際分散投資を実践すべきだという意見が投資家の間で主流です。
松井証券でも「米国株式」、「全世界株式」、「先進国株式」などに投資するファンドは、人気があります。
迷ったらポートフォリオの中心は、米国や全世界の株にしておくと無難です。
もちろん投資スタイルは人それぞれ異なりますが、いずれにせよ米国や全世界の株に投資する銘柄も保有しておくことをおすすめします。
人気のファンドを軸にする
一口に米国や全世界の株に投資するファンドといっても、さまざまな選択肢があります。
では具体的にどのファンドを保有すればよいのかというと、無難な選択肢は、多くの投資家の間で安定した評価を得ている銘柄です。
特にポートフォリオの軸は、評価が安定している人気のファンドにしておくべきでしょう。
投資信託の人気シリーズ
数ある投資信託の中でも、以下3つのシリーズは、幅広い投資家から人気です。
- eMaxis Slim
- 楽天バンガード
- SBI
特にeMaxis Slimシリーズは信託報酬が安いので、運用コストをおさえたい投資家におすすめとなります。
さらに次いで人気があるのは、以下のシリーズです。
- ifree
- ニッセイ
- ひふみ
- セゾン
- おおぶね
これらのシリーズが幅広い投資家から支持されている理由は、過去の運用成績の良さや、信託報酬の安さなどです。
ただし「人気の銘柄がおすすめ」とはいっても、松井証券の投資信託人気ランキングを見て上位の銘柄を買えばよい、という意味ではありません。
そのとき調子がいいファンドばかりを追いかけていると、ずっと高値掴みをし続けるおそれがあります。
あくまで長期投資に適している銘柄かどうか、長期投資で評価が安定している銘柄かどうかを見て買うべきです。
関連記事:松井証券のNISAの評判は?つみたてNISAおすすめ銘柄7選や買い方を紹介
松井証券の投資信託の評判
松井証券の投資信託の評判を紹介します。
良い口コミもあれば、悪い口コミもありました。
投資家たちの意見を参考にしながら、松井証券で投資信託を運用するべきか検討してください。
- 全銘柄が購入手数料無料
- 最大1%の松井証券ポイントが貯まる
- ロボアドバイザー「投信工房」が便利
- クレジッドカード決済でポイントが貯まらない
1,200本以上の全銘柄が購入手数料無料
ノーロードだから嬉しい
女性/30代
★★★★★
5点
松井証券は1,200本以上の投資信託を取り扱っています。
すべての銘柄が、購入手数料無料です。
最大1%の松井証券ポイントが貯まる
松井証券ポイント
男性/40代
★★★★★
3点
投資信託を運用しながら、ポイントを貯めたいと思っている方も多いでしょう。
松井証券では2023年11月から、投資信託の保有残高に応じて、最大1%の「松井証券ポイント」が付与されるようになりました。
松井証券で取り扱っている全ての投資信託が対象です。
なお、ポイント還元率は銘柄によって異なります。
貯めた松井証券ポイントは、次の3本の投資信託の積立購入に使えます。
- ひふみプラス
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
また松井証券ポイントは、PayPayポイントやdポイント、Amazonギフトカード、3,000種類以上の商品との交換も可能です。
松井証券ポイントの使い道に注意
松井証券ポイントはそのままだと、街のお店での買い物や、ネットショッピングに利用できません。
別のポイントやギフトカードに交換しないといけないので、やや手間がかかります。
楽天証券の「楽天ポイント」や、SBI証券の「Vポイント」のほうが、使い道の多さでは優れているといえるでしょう。
ロボアドバイザー「投信工房」が便利
ロボアドバイザーが参考になった!
女性/50代
★★★★★
5点
松井証券では、ロボアドバイザー「投信工房」を無料で利用できます。
8つの質問に答えると、おすすめの銘柄の組み合わせを教えてくれるサービスです。
銘柄選びに迷った際は、利用してみましょう。
クレジッドカード決済でポイントが貯まらない
お得な提携カードがない…
男性/20代
★★★★★
5点
松井証券には、提携クレジットカード「MATSUI SECURTIES CARD」(マツイ セキュリティーズ カード)があります。
MATSUI SECURTIES CARDで貯めたポイントを、投資信託の購入に充てることは可能です。
しかし対象銘柄が3本と少ないうえに、このカードで投資信託の決済はできません。
他の大手証券会社では、投資信託を積立購入する際に提携クレジットカードで決済するとポイントが還元されますが、松井証券にはそのサービスがないのです。
また、他のクレジッドカードでも投資信託の決済ができません。
関連記事:松井証券iDeCoの評判とおすすめ商品!手数料・デメリットも解説
松井証券の投資信託のやり方
松井証券で投資信託を買う流れは、次の通りです。
- 投資信託口座の開設
- 入金
- 購入
STEP1.投資信託口座の開設
松井証券では、「投資信託口座」がないと投資信託を購入できません。
株取引で使用する「総合取引口座」とは別の口座です。
投資信託口座の作り方は、メニューから口座管理→各種口座開設状況と進み、「投資信託口座」欄の「開設する」をクリックするだけです。
まだ松井証券の総合取引口座を持っていない方は、まず総合取引口座の開設を済ませてください。
STEP2.入金
続いて、口座に資金を入金します。
松井証券では、投資信託口座へ直接入金ができません。
まず総合取引口座に入金してから、投資信託口座へ振り替えてください。
入金方法は、定期入金、ATMや銀行口座からの入金などです。
「定期入金」を利用すれば、指定した口座から毎月自動的に入金がおこなわれるので、積立で投資信託を買う方や入金手続きの手間を省きたい人は活用してください。
STEP3.購入
いよいよと投資信託を購入します。
松井証券のログインページで「投資信託」を選んでログインしたら、目当ての銘柄を検索してください。
目当ての銘柄が出てきたら、「購入」もしくは「積立」のボタンを押して、購入注文の条件を設定します。
- 口座区分
- 購入金額
- 分配金コース
「口座区分」では「NISA」を選択できます。
なお注文は購入金額指定のみで、数量指定での注文はできません。
最低100円から1円単位で入力します。
最後に取引暗証番号を入力した後、「注文する」ボタンをクリックすると、注文完了です。
関連記事:松井証券の最新CMに出演している女優さんは誰?山本美月さん出演CMを一挙紹介
松井証券の投資信託のよくある質問
最後に、松井証券の投資信託に関するQ&Aを掲載します。
- 投資信託をNISA口座で買うやり方は?
- 投資信託の積立頻度は?
- 松井証券の投資信託は最低何円から積立できる?
- 証券口座から投資信託口座に入金するやり方は?
Q.投資信託をNISA口座で買うやり方は?
投資信託の購入注文を出すときや、積立設定をするときに、口座区分で「NISA優先」を選択するだけです。
NISA口座で投資できる金額を超えた分は、自動的に特定口座で発注されます。
なお、事前にNISA口座の開設が必要です。
Q.松井証券の投資信託の積立頻度は?
松井証券の投資信託では、積立日を「毎月」「毎週」「毎日」の中から選ぶことができます。
ただしNISAで投資する場合は、「毎月」「毎日」のどちらかで、「毎週」が選べません。
Q.松井証券の投資信託は最低何円から積立できる?
松井証券の投資信託は、100円から1円単位で積立できます。
初心者でも少額から始めやすいです。
あまり大きな金額を投資できないという方も、気軽に資産運用にチャレンジしてみてください。
Q.証券口座から投資信託口座に入金するやり方は?
松井証券では、証券口座と投資信託口座が別々です。
「振替アシスト」機能を利用すれば、投資信託口座の残高が足りない場合に、証券口座から不足額を自動で振り替えしてくれます。
振替はリアルタイムで完了します。
関連記事:配当・分配金利回りランキングTOP20!株・投資信託・ETFのデータを一挙紹介
【まとめ】松井証券の投資信託は定番人気銘柄がおすすめ
松井証券では、運用コストの安い定番人気の投資信託が取り扱われています。
自分の投資目標やリスク許容度に応じて、最適な銘柄を選ぶことが可能です。
またパソコンやスマホアプリから、簡単に投資信託を購入することができます。
さらに松井証券ポイントの制度も魅力です。
投資信託の運用は自己責任で行う必要がありますが、適切な知識と情報をもとに行えば、財産形成の一助となるでしょう。
ぜひ松井証券の投資信託を活用して、着実に資産形成を進めてください。
関連記事:つみたてNISAのおすすめ商品・銘柄10選!日本株・米国株・債券など投資信託はどう選ぶ?
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