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日経平均CFDのメリット・デメリットとは?日経平均先物取引との違い

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CFDの人気銘柄「日経平均CFD」について、イチから丁寧に解説します。

日経平均CFDは、CFD初心者にもおすすめな銘柄です。

「日経平均CFDが気になってるけど、本当に買うべきかイマイチ踏ん切りがつかない」
「日経平均CFDのいいところ・悪いところが知りたい!」
「そもそもどんな銘柄?初心者にもわかりやすく教えて!」

と気になっている方は、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

CFD取引おすすめ証券会社は?8社徹底比較ランキング

目次

日経平均CFDとは?わかりやすく解説

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日経平均CFDとは、CFDで投資できる銘柄のうちのひとつです。

数あるCFD銘柄の中でもポピュラーで、人気があります。

しかし、「そもそもCFDって?」「日経平均株価って聞いたことあるけど、何なのかよくわからない…」という方も多いでしょう。

順番にわかりやすく解説していきます。

そもそもCFDとは?

CFDとは、株や債券そのものを保有せず、買ったときと売ったときの差額だけを受け渡してやりとりする投資方法です。

通常の個別株取引では、株そのものを売ったり買ったりしますよね。

しかし同じ銘柄でも、CFDで取引すると、現物のやりとりは発生しません。

CFDの仕組みを具体例で解説

もう少し具体的にご説明します。

たとえばソニーの株を、100万円で買ったとします。

通常の株取引では、100万円を支払わなくてはなりませんよね。

しかしCFD取引なら、このとき100万円を支払う必要はなく、取引金額の一部を「証拠金」としていったん証券会社に預けるだけでOKです。

証拠金とは、担保のようなもの。

「取引金額の〇%」という形で設定されていて、投資対象ごとに異なります。

証拠金はおおよそ取引金額の約10%ほどです。

CFDで100万円で買った株(実際には10%の証拠金10万円を、証券会社に預けただけ)を、110万円に値上がりしたタイミングで売れば、差額の10万円を利益として受け取れます。

証拠金は没収されることなく、そのまま戻ってきますよ。

逆に90万円に値下がりしたタイミングで売ると、10万円の損失が確定します。

CFDで取引するメリット

あえてCFDで取引するメリットは、少ない元手で大きな利益を狙えることです。

また「買い」ではなく「売り」から取引をスタートできるため、FXのように価格が下がっているときでも稼ぐチャンスがあります。

下降トレンドのとき高い価格で「売り」、さらに安くなったときに買い戻せば、差額で利益を生み出すことが可能です。

さらに詳しいCFDのメリット・デメリットや取引の流れは、以下の記事で解説しています。

関連記事:CFDとは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説

日経平均株価とは?

日経平均株価とは、日本の代表的な225社の株価を平均化したものです。

日本の株式市場が開いている平日9時~15時の間は、毎日値動きがあります。

「投資は未経験だけど、ニュースで耳にしたことがある」という方も多いでしょう。

「日経平均にCFDで投資する」ってどういうこと?

日経平均CFDでは、日経平均株価が今後どんな値動きをするか予測したうえで、「売り」か「買い」のポジションを保有します

安いうちに買って値上がりしたときに売るか、高いうちに売っておいて値下がりしたときに買うことで、差額が利益になる投資方法です。

日経平均CFDの投資方法

基本的なやり方は、以下の通り。

  • 日経平均株価が今後値上がりしそう…「買い」。安いうちに買っておき、高くなったタイミングで売る
  • 日経平均株価が今後値下がりしそう…「売り」。高いうちに売っておき、安くなったタイミングで買う

予想通りの値動きをすれば利益になりますが、予想と反対方向へ動くと損失になります。

FXと同様、値動きを正確に予想できるかどうかが大切です。

株価指数銘柄は他にもある

日経平均CFDは、日経平均株価が上がるか下がるか予想してポジションを保有する、「株価指数CFD」の一種です。

CFDで投資できる株価指数は、他にも以下のような種類があります。

  • 日経平均
  • ダヴ平均
  • ナスダック
  • S&P500
  • FTSE
  • DAX40
  • CAC40

また株価指数だけでなく、日本株・米国株・株価指数・債券・ETFなどの値動きを予想するCFD銘柄もあります。

日経平均CFDの5つのメリット

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CFDのメリットは、「少ない元手で大きな利益を狙えること」「下降トレンドでも稼げること」だとご紹介してきました。

中でも日経平均CFDは、次のようなメリットがある銘柄です。

  1. CFDの中でも初心者におすすめ
  2. 取り扱っている証券会社が多い
  3. ほぼ24時間取引できる
  4. 日本の有名企業に分散投資できる
  5. 倒産リスクが低い

①CFDの中でも初心者におすすめ

数あるCFDの中でも、日経平均CFDは初心者におすすめな銘柄です。

  • 値動きに関係がある情報を収集しやすい
  • 毎日ニュースで株価指数の終値が報じられる

日経平均CFDは、日本の経済状況と連動する株価指数なので、情報収集がしやすいです。

海外の株価指数CFDを選ぶより、情報収集の面で有利だといえます。

相場やリスク管理に慣れるという意味でも、初心者におすすめな銘柄です。

ちなみに個別株CFDは銘柄数が豊富ですが、よく知っている好きな企業に投資できて楽しい反面、値動きが比較的大きいです。

予想が当たれば利益を上げやすい反面、外してしまうとその分損失が大きくなりがちなので注意しましょう。

②取り扱っている証券会社が多い

日経平均CFDはポピュラーな銘柄です。

くりっく株365で売買されている全7銘柄のうちのひとつでもあります。

くりっく株365とは?

日本で初めての公設CFD取引所です。

  • どの証券会社でくりっく株365を利用しても、上場銘柄なので売買レートやオーバーナイト金利は同じ
  • 取引は100単位ごと。1単位からの取引は不可

※くりっく株365を介さず、投資家と証券会社・FX会社の間で取引されるCFDは、「店頭CFD」と呼ばれます。

取引できる証券会社・FX会社が限られている銘柄もありますが、日経平均CFDは取り扱っている業者が比較的多いです。

以下のような証券会社で取引できます。

  • SBI証券
  • 岡三オンライン
  • GMOクリック証券

③ほぼ24時間取引できる

CFDは銘柄によって、取引できる時間帯が異なります。

日経平均CFDは、ほぼ24時間取引できるので、幅広い生活スタイルの人が売買しやすいです。

たとえばGMOクリック証券の日経平均CFD「日本225」は、以下の時間帯で休みなく取引できます。

  • 月曜〜金曜の8:30〜翌7:00 (米国夏時間の場合は、8:30〜翌6:00)

個別日本株CFDは、9:00~15:00しか取引できません。

しかし日経平均CFDなら、「仕事が終わってからじゃないと取り引きできない」「通勤時間や昼休みに取り引きしたい」という人にもうってつけです。

④日本の有名企業に分散投資できる

分散投資の重要性を説いた投資の格言に、「卵を一つのかごに入れるな」というものがあります。

卵を一つのかごに入れておくと、かごを落としてしまったとき、すべての卵が割れてしまいますよね。

しかし別々のかごに入れる、つまり投資先を分散すれば、もしかごを落としてしまっても損害をおさえられます。

日経平均株価は、日本の複数企業の株価をもとにしているため、投資銘柄を分散しリスクを軽減していることになるのです。

⑤倒産リスクが低い

日経平均CFDは、個別株銘柄と違って、投資先の企業が倒産して無価値になる可能性がありません。

複数企業の株価をもとにしているからです。

また、投資先の企業が上場廃止になることで大損害を被るリスクもありません。

数あるCFD銘柄の中でも、比較的ローリスクです。

関連記事:CFD投資の税金・確定申告をわかりやすく解説!節税の方法は?

日経平均CFDの2つのデメリット

日経平均CFDのデメリットも確認しておきましょう。

  1. CFDそのものがハイリスク
  2. 特定口座がないため確定申告必須

①CFDそのものがハイリスク

覚えておきたいのが、CFDそのものがリスクの高い投資方法だということです。

少ない元手からレバレッジをかけて大きなリターンを得られますが、予測が外れた場合の損失も大きくなってしまいます。

また「オーバーナイト金利」も注意したいポイントです。

CFDのリスク
  • ロスカット…損失額が大きくなると、強制的な損切りが発生する。
  • 追証…口座資金より損失が大きいと、証拠金の追加入金を求められる。
  • オーバーナイト金利…日付をまたいで買いポジションを保有したとき、支払う必要がある。「売り」でも必要な場合がある。

中でも追証によって投資したお金以上の損失を被ることがある点は気をつけたいですね。

ハイリスク・ハイリターンな投資方法です。

②特定口座がないため確定申告必須

CFD取引は制度上、特定口座を利用できません。

そのため自分で確定申告が必要です。

特定口座って?

CFD含む投資で得た利益には、20.315%の税金がかかります。

しかし証券会社の「特定口座」を利用すれば、証券会社が代わりに損益の計算や確定申告をしてくれるので、自分で特別な手続きをする必要は基本的にありません。

通常の株や投資信託といったほかの投資方法では、この特定口座を利用できます。

しかしCFDは、特定口座の利用対象外です。

1年間の損益をもとに、自分で確定申告をおこなわなくてはなりません。

手間がかかる点、確定申告について自分で勉強しなくてはならない点は残念です。

関連記事:CFD取引のデメリット・リスクとは?失敗を防ぐ方法を分かりやすく解説

日経平均は先物でも取引できる!CFDとの違いを解説

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日経平均株価を対象とした先物取引「日経平均先物(CME)」もあります。

日経平均CFDと日経平均先物はかなり似ているので、違いを押さえておきましょう。

CFDと先物取引の違い
  • 最低取引単位
  • レバレッジ
  • 取引時間
  • 取引手数料
  • 決算期日

日経平均先物とは?

先物取引とは、将来「満期日」が来たときに、取り決めた価格・数量で売買を約束する取引です。

まず売りたい投資家と買いたい投資家の間で、取引する価格・数量を決定し、将来の売買を約束します。

この時点では、まだ金銭のやりとりが発生しません。

約束した価格が1万円だとすると、将来価格が1万1,000円になった場合、買い手が1,000円の利益を受け取れます。

反対に価格が9,000円に値下がりした場合、売り手が1,000円の利益を獲得できる…という仕組みです。

満期日が来る前に、最初「買い」なら「売り」、最初「売り」だったなら「買い」の「反対売買」をすれば、取引を終了させられます。

先物取引とCFDの共通点
  • 売買の差額だけをやりとりする
  • 証拠金を入金してレバレッジを利用することにより、少ない資金で大きな金額の取引ができる
  • 証拠金の追加入金(追証)が必要になることもある
  • 売りから入れる
  • 投資対象は株価指数や商品など

日経平均先物は、日経平均株価を対象とした先物取引ということになります。

先物取引では、最低1000単位からの取引が基本です。

たとえば日経平均先物(CME)を買うには、日経平均株価が5000円なら、その1000倍の500万円が必要となります。

日経225miniとは?

「先物取引の必要資金は高すぎる!」という人のために作られたのが、日経225miniです。

日経平均先物は1000単位からの取引ですが、日経225miniなら、1/10の100単位から取引できます。

日経平均先物・日経225mini・日経平均CFDの違い

最低取引単位の違い

  • 日経平均先物…最低1000単位から
  • 日経225mini…最低100単位から
  • 日経平均CFD…100単位以下からの取引も可能

レバレッジの違い

  • 日経平均先物…大きい
  • 日経平均CFD…小さい

取引時間の違い

  • 日経平均先物…前場9:00~11:00、後場12:30~15:10、イブニングセッション16:00~20:00
  • 日経平均CFD…ほぼ24時間

※取引業者によって違いがあります。

取引手数料の違い

  • 日経平均先物…あり
  • 日経平均CFD…なし(ただしコストがかからないわけではない)

決済期限の違い

  • 日経平均先物…あり(保有できる期限が決まっている)
  • 日経平均CFD…なし

先物とCFDどっちがおすすめ?

多くの方にとって、CFDのほうが取引しやすいでしょう。

ご説明してきた通り、先物取引は最低1000単位からです。

「多額の資金を投じて大きな利益を狙いたい」「資金に余裕がある」という投資家に先物取引はおすすめですが、「そんなにお金を用意できない」「多額の資金をつぎ込むのは怖い」という方には不向き。

「少ない資金で始めたい」という場合は、CFDのほうがおすすめです。

関連記事:【比較】CFD取引と先物取引の違いとは?図解付で分かりやすく解説

日経平均CFDに投資できるおすすめの証券会社3選

日経平均CFDを取り扱っている、おすすめの証券会社をご紹介します。

IG証券

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総合評価
コスト
信頼性
NISA/つみたてNISA
取り扱い商品FX
先物・オプション
CFD
口座開設・取引までの日数最短2日
特徴豊富な通貨ペア
FX以外も豊富
お得なキャンペーンが多い

IG証券はCFDの銘柄数が業界の中でもダントツに多いです。

株価指数銘柄だけでも日経平均、ダウ、S&P500など、約40種類も選択肢があります。

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関連記事:IG証券ノックアウトオプションのメリット・デメリット!攻略方法完全ガイド

GMOクリック証券

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総合評価
取引手数料無料
取扱商品株価指数CFD
商品CFD
株式CFD
バラエティCFD
デモ口座あり
口座開設・取引までの日数 最短当日

取引コストの安さで人気のGMOクリック証券。

CFDに力を入れている証券会社のひとつです。

「日本225」という銘柄を通じて、日経平均株価をCFDで取引できます。

株価指数だけでなく、ETF、商品、株式などもCFDで取引可能です。

ちなみにGMOクリック証券は、通常の国内個別株取引の手数料がかなり安いので、「通常の株取引もやりたい」という人に最適。

FXや先物取引も取り扱っています。

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関連記事:GMOクリック証券の評判・口コミまとめ!人気のFXや手数料についても紹介

SBI証券

SBI証券

総合評価
コスト
信頼性
NISA/つみたてNISA
投資信託2,632件
株式以外債券
FX
CFD
金/銀/プラチナ
先物・オプション
保険
口座開設・取引までの日数最短翌営業日
特徴圧倒的口座数
100万円まで手数料0円
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ネット証券会社の中でも特に人気が高い、SBI証券。

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「SBI証券はCFDから撤退した」との噂もありますが、現在でもくりっく株365を通じて、日経平均株価にCFDで投資できます。※

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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説

日経平均CFDは初心者にも比較的おすすめ

日経平均CFDは、数あるCFD銘柄の中でも、初心者におすすめです。

情報収集がしやすく、取り扱っている業者も多いですよ。

日経平均先物より少額から始められます。

ただしCFDそのものが、どちらかというと中~上級者向けの投資方法であり、レバレッジをかけすぎると大きな損失を被るリスクがある点は注意が必要。

リスクも理解した上で、計画的に投資しましょう。

関連記事:CFD取引おすすめ証券会社は?8社徹底比較ランキング

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