最近は現金を使わずに、ポイントだけで投資できるサービスが一般的になってきました。
dポイントで投資ができる「dポイント投資」も、そんなポイント投資の一種です。
普段からdポイントに馴染みのある方や、ドコモユーザーの方は、「dポイント投資に興味を持っている」ということも少なくありません。
しかし「dポイント投資がどんなサービスなのか、よく分からない」という方も多いです。
そこで本記事では、dポイント投資のメリット・デメリットや、やり方を解説します。
「おまかせ運用」「テーマ運用」の違いや、アクティブコースとバランスコースの特徴もまとめました。
関連記事:ポイント投資は意味ない?おすすめ証券会社6選を紹介!
dポイント投資とは
dポイント投資とは、ドコモが展開する新しい形の投資サービスです。
利用者は自分が持っているdポイントを使って、投資体験ができます。
ポイント投資の利点は、投資にあたって実際の現金を使う必要がない点です。
もし投資がうまくいかなくても、現金の損失は発生しません。
dポイント投資ができる人
dポイント投資に参加できるのは、dアカウントを持つすべての方です。
ドコモの携帯電話サービスを契約していなくても、dアカウントさえあれば、dポイント投資を始められます。
dアカウントとは、ドコモのサービスやコンテンツを利用する際に必要なもので、ドコモユーザー以外でも作成可能です。
dポイント投資のメリット
dポイント投資には多くのメリットがあります。
- 口座開設と本人確認が不要
- dポイントを無駄にすることが減る
- 「おまかせ運用」でほったらかし投資ができる
- 1ポイントからdポイントに交換できる
- 現金を失うリスクがない
- dポイントは使い道が多い
- ドコモユーザーやdカード所持者は利用しやすい
口座開設と本人確認が不要
投資を始めるには、証券会社や銀行などの金融機関で、口座を開設する必要があります。
口座開設にはマイナンバー確認書類や身分証の提出が必要で、手続きが少々面倒です。
「投資に興味はあるけど、手続きが面倒くさい」という人も少なくありません。
しかしdポイント投資では、口座開設や本人確認書類の提出が不要です。
投資を始めたいと考えている方々が、手間をかけることなく簡単にスタートできます。
特に、手続きの複雑さに阻まれがちな投資初心者にとっては、このシンプルさが大きな利点となるでしょう。
dポイントを無駄にすることが減る
dポイントを有効に活用することができる点も見逃せません。
dポイントには、48か月(4年)という有効期限が設定されています。
通常、利用予定がないポイントや有効期限が迫っているポイントは、そのままだとただ消失してしまい、少々もったいないです。
しかしdポイント投資で運用中のポイントは、運用をやめるまでの間、有効期限の計算対象外となります。
有効期限を気にすることなく、利用先が決まるまでの間、ポイントを保持することが可能です。
dポイントを無駄にすることが減り、将来的なショッピング等での節約につなげることができます。
もちろん、投資で必ずポイントを増やせるとは限りませんが、dポイントをそのままただ失効させてしまうよりは良いでしょう。
ただし期間・用途限定のdポイントは投資に使えないので、その点を留意する必要があります。
「おまかせ運用」でほったらかし投資ができる
dポイント投資には、利用者が自分のライフスタイルや投資目的に応じて選べる、2つの運用方法があります。
- おまかせ運用
- テーマ運用
忙しい毎日を送る方々や、投資知識がない方には、「おまかせ運用」がおすすめです。
おまかせ運用は、プロに運用を任せる方法なので、手間をかけずにほったらかしで投資ができます。
一方、ヘルスケアやクリーン・エネルギーといった好きな分野を選んで自分で運用する「テーマ運用」も選べます。
こちらは投資したい分野が決まっている人におすすめです。
なお、おまかせ運用とテーマ運用は併用できます。
途中で切り替えることも可能です。
関連記事:ほったらかし投資とは?失敗する可能性は?初心者にも本当におすすめの方法を厳選
1ポイントからdポイントに交換できる
dポイント投資では、ポイントをいったん「運用ポイント」に交換してから投資します。
運用ポイントは、1ポイント単位でdポイントに戻せます。
自身の好きなタイミングでポイントを運用に回したり、引き出したりできる、柔軟性が魅力です。
- dポイント→運用ポイント…100ポイント単位で可能
- 運用ポイント→dポイント…1ポイント単位で可能
現金を失うリスクがない
dポイント投資は、一般的な投資とは異なり、現金を投じるリスクが伴わない点が大きな利点です。
運用結果によってポイントが減少することはありえますが、財布の中身が直接減ることはありません。
気軽に投資を体験することができると同時に、投資の基礎を学ぶことが可能です。
dポイントは使い道が多い
dポイント投資だけではなく、楽天ポイント投資やTポイント投資など、さまざまなポイントを用いた投資方法があります。
ポイント投資の中でdポイント投資を選ぶメリットのひとつは、dポイントは使い道が非常に多彩ということです。
- dポイント加盟店での買い物
- 携帯料金の支払い
- スターバックスカードのような商品券との交換
- 他のポイントとの交換
- 電子マネーの支払いに充てる
- JALマイルと交換 など
せっかく投資でポイントを増やしても、使い道に困ってしまうようでは、あまり意味が感じられません。
dポイントなら、買い物や携帯料金の決済など、様々な形での利用が可能です。
豊富な選択肢の中から、利用者の好みやニーズに合わせて使用することができます。
ドコモユーザーやdカード所持者は利用しやすい
dポイント投資を始めるには、運用するdポイントが必要です。
dポイント投資はドコモユーザーやdカードの所有者にとって、運用に使うポイントを貯めやすいというメリットもあります。
たとえばdカードで買い物をすると、100円(税込)ごとに1%のdポイントが還元されます。
一般カードよりもグレードが高い「dカード GOLD」なら、さらに高いポイント還元が受けられるので、投資に使うdポイントをどんどん貯めることが可能です。
dカード GOLDで毎月のドコモの携帯料金や「ドコモ光」の利用料金を支払うと、1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%がポイント還元されます。
ただし年会費が1万1,000円必要です。
ドコモの携帯料金やドコモ光の支払いで大量のdポイントを獲得して、それを運用に回す例も見られます。
dポイントを頻繁に獲得しているユーザーにとってdポイント投資は、利用しやすい資産運用方法です。
関連記事:楽天証券の評判・口コミまとめ!ポイント投資や手数料も解説
dポイント投資のデメリット
dポイント投資は、低リスクで始められるという特徴を持ちつつ、デメリットもいくつか存在します。
- ポイントが減ってしまう可能性もある
- 大きな利益は期待できない
- 期間・用途限定ポイントは使えない
- ポイントの追加注文・引出注文が即時反映されない
ポイントが減ってしまう可能性もある
もっとも注意しなければならないのは、ポイントが減ってしまうリスクです。
dポイント投資では、投資信託やETFと呼ばれる投資商品の値動きに応じて、ポイントが毎日増減します。
必ずポイントを増やせる保証はありません。
市場が不調な時は、ポイントが減少することも考えられます。
貯めたポイントを使う目的が決まっていたとしても、目標ポイントに到達できない可能性を覚悟しなければなりません。
大きな利益は期待できない
dポイント投資でどのくらいの利益が得られるのか、気になっている方も多いでしょう。
残念ながら、一般的な現金を使用する投資と比較すると、得られる利益は大きくないというのが現実です。
現金での投資なら、資金を10万円、100万円と用意できます。
しかしポイントを使うとなると、少しだけの運用になりがちです。
元本が少ない分、大きな運用成果を期待するのは現実的ではありません。
dポイント投資は日頃のちょっとしたお小遣い稼ぎや、dポイントの有効活用に適しています。
大規模な資産形成を目指している場合、現金での投資も検討してみましょう。
期間・用途限定ポイントは使えない
期間限定ポイントや用途限定ポイントは、dポイント投資に使用できません。
これは、限定ポイントが通常のdポイントとは異なる扱いをされるためです。
dポイント投資をするにあたっては、この点を十分に理解し、使えるポイントのみで計画を立てましょう。
ポイントの追加注文・引出注文が即時反映されない
dポイント投資では、運用ポイントの追加注文・引出注文をしても、即時反映されません。
反映されるタイミングは、おまかせ運用とテーマ運用でそれぞれ異なります。
注文が当日受付となる時間 | 反映時間 | 更新時間 | |
---|---|---|---|
おまかせ運用 | 午後2:00頃まで | 翌営業日の午後6:00頃 | 翌々営業日の午後5:00頃 |
テーマ運用 (日経平均株価・日経インバース指数) | 当日午後2:00頃まで | 当日の午後6:00頃 | 翌営業日の午後5:00頃 |
テーマ運用 (日経平均株価・日経インバース指数以外の場合) | 当日午後8:00頃まで | 翌営業日の午後6:00頃 | 翌々営業日の午後5:00頃 |
dポイント投資で運用しているポイントの引出注文を出すと、引出注文が実行されるまでに、1回以上の更新(値動き)があります。
この更新内容が反映されたポイント数での引き出しとなるので、「引出を申し込んだときより、実際に受け取ったdポイントが多いor少ない」ということが起こるのです。
受け取れる正確なポイント数を引出注文時に把握しづらい点は、dポイント投資のデメリットだといえます。
- 土日と祝日は、いずれの運用方法でも、ポイントの反映・更新がおこなわれません。
- 引出注文をした場合、内容が反映されるまで、同じコース・テーマ内でポイントの追加・引出操作ができなくなります。
- 注文キャンセルは即時反映されますが、注文受付時刻を過ぎると注文キャンセルボタンそのものがなくなります。
dポイント投資のやり方
dポイント投資のやり方は難しくありません。
初心者でも容易に取り組むことができます。
- dアカウントを作る
- dポイントを運用ポイントに交換
- 運用方法を選ぶ
- 運用ポイントをdポイントに交換
STEP1.dアカウントを作る
dポイントを始めるには、dアカウントが必要です。
dアカウントの作成は、以下の方法で行うことができます。
- ドコモのWebサイト
- dアカウント設定アプリ
- ドコモショップ
dアカウントはドコモユーザー以外も無料で作成できます。
ドコモのWebサイトから作成する場合は、メールアドレスとSMSを受信可能な携帯電話が必要です。
SMSを受信できる端末がない場合、ドコモ回線を利用している人なら、メールアドレスだけでdアカウント設定アプリから作成することができます。
また、ドコモショップでもdアカウントを作成可能です。
ドコモショップでdアカウントを作る場合は、本人確認書類(運転免許証等)が必要になります。
STEP2.dポイントを運用ポイントに交換
運用を開始する際、保有しているdポイントを運用ポイントに交換する必要があります。
運用ポイントへの交換は、dポイント投資の公式サイトで可能です。
ポイント追加の項目を選択したら、希望のコースとテーマを選びます。
運用ポイントへの交換は、100ポイント単位で可能です。
STEP3.運用方法を選ぶ
どの方法で運用するか選びます。
運用方法 | コース | 特徴 |
---|---|---|
おまかせ運用 | アクティブコース | 株式中心に投資 |
バランスコース | 債券中心に投資 | |
テーマ運用 | – | 好きなテーマに投資 |
おまかせ運用とテーマ運用は併用できるので、必ずどちらか片方を選ぶ必要はありません。
運用コースの選び方は、下記を参考にしてください。
おまかせ運用の特徴
「おまかせ運用」には、「アクティブコース」と「バランスコース」という、2つのコースが存在します。
アクティブコースは、株式を中心とした運用コースです。
「積極的にリターンを追求したい」という人に適しています。
一方、バランスコースは、株式ではなく債券を基盤とした運用コースです。
「dポイントを減らしたくない」「安定したリターンを望む」という人向けに設計されています。
テーマ運用の特徴
「テーマ運用」は、投資したいテーマを決めて、自分で運用する方法です。
選べる投資テーマは次の通りとなっています。
- 日経平均株価
- 新興国
- コミュニケーション
- 生活必需品
- ヘルスケア
- 米国大型株(※THEO+限定)
- 金(ゴールド)
- クリーン・エネルギー
- 日経インバース指数
- SDGs/ESG
たとえば「ヘルスケア」を選ぶと、ヘルスケア関連の企業が好調なときは、運用ポイントも好調に増えていきます。
「金(ゴールド)」を選ぶと、金の価格相場が上がっているときは、自分の運用成績も上がっていく…という仕組みです。
特定の市場やセクターに特化した投資がおこなえます。
自分の興味や投資戦略に合わせて選択しましょう。
STEP4.運用ポイントをdポイントに交換
運用ポイントが増えたら、そのポイントをdポイントに戻します。
dポイント→運用ポイントへの交換は100ポイント単位ですが、運用ポイント→dポイントへの交換は、1ポイント単位から可能です。
ポイント交換の際、手数料はかかりません。
ただ運用ポイントからdポイントへの交換を申し込んでも、即時に反映されません。
ポイント交換が実行されるタイミングは、選んだ運用コースによって異なります。
dポイント投資の攻略法
dポイント投資を成功させるには、運用するdポイントを増やして、効率よく稼ぐことが求められます。
運用しているdポイントが少ないと、利益も少なくなってしまうからです。
では、運用するdポイントはどうしたら増やせるのでしょうか。
具体的な方法は次の通りです。
- 普段の買い物をdカード払いにする
- dカードGOLDも検討する
- 加盟店でポイントの2重取りをする
- 特約店を積極的に利用する
- ドコモの携帯・ドコモ光を利用する
普段の買い物をdカード払いにする
普段の支払いをdカードで行うと、投資に必要なdポイントが貯まりやすくなります。
dカードとは、NTTドコモが発行するクレジットカードです。
100円の利用ごとに1ポイントが貯まります。
加盟店でポイントの2重取りをする
dカードには、dポイントカードの機能が付帯しています。
dポイント加盟店でdカードを提示すると、クレジットカード払いのポイントとは別に、ポイントカードの提示ポイントが100円につき1ポイントもらえます。
ポイントを2重取りできるので、かなりお得です。
なお加盟店では、dカード払いをしなくても、dカードを出しさえすれば提示ポイントをもらえます。
特約店を積極的に利用する
dカードには特約店が設定されています。
特約店でdカードを利用すると、通常の買い物で貯まる「決済ポイント」に追加して、「特約店ポイント」を得られることがあるので、積極的に利用しましょう。
たとえば、スターバックスカードをdカードで購入すると、100円(税込)ごとに4%のdポイントが還元されます。
他にも買い物の合計額から3%の割引等、店舗によって異なる特典があるので、活用してください。
なお特約店では加盟店と違って、dカードを提示するだけだと特約店ポイントがもらえない点に注意しましょう。
dカードGOLDも検討する
dカードには次の2種類があります。
項目 | dカード | dカードGOLD |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 1万1,000円(税込) |
ポイント還元率 | 100円につき1ポイント | 100円につき1ポイント |
ドコモの利用額のポイント還元 | 1,000円(税抜)ごとに10ポイント | 1,000円(税抜)ごとに100ポイント |
更なるポイント還元を狙っているドコモユーザーは、dカードGOLDの利用も考えてみましょう。
年会費が1万1,000円(税込)かかりますが、ドコモの携帯・ドコモ光の利用料金をdカードGOLDで支払うと、1,000円(税抜)ごとに100ポイントの還元が受けられます。
ドコモユーザーはこのカードを利用すると、年会費の元を取りつつ大量のポイントを獲得し、それを投資に回すことが可能です。
空港のラウンジを無料で利用できる特典や、携帯の手厚い保障が付帯している点も、dカードGOLDの魅力となっています。
ドコモの携帯・ドコモ光を利用する
携帯やネット回線をNTTドコモのサービスに切り替えると、dカードやdカードGOLDの利用で、dポイントが貯まりやすくなります。
ドコモ以外の会社を利用している人は、乗り換えも検討してみましょう。
ただし携帯料金・ネット料金が乗り換えによって上がってしまうと、むしろ損をする可能性もあります。
関連記事:仮想通貨・ビットコインは今後どうなる?将来性はある?
dポイントが貯まる・使えるおすすめ投資サービス
NTTドコモは、他社が提供するいくつかの投資サービスと提携しています。
特に「SMBC日興証券」「お金のデザイン」の2社とは結びつきが強いです。
これら2社の投資サービスでは、dポイントを貯めたり、投資に使ったりすることができます。
dポイント投資が貯まる・使えるおすすめ投資サービスをご紹介します。
- ロボアドバイザー「THEO+docomo」
- 情報メディア×投資サービス「日興フロッギー」
- SMBC日興証券のiDeCo「日興iDeCo for docomo」
ロボアドバイザー「THEO+docomo」
THEO+docomoとは、AIと投資のプロフェッショナルが、あなたの資産を自動運用してくれる投資サービスです。
株式会社お金のデザインが提供しています。
いわゆる「ロボアドバイザー」と呼ばれるタイプのサービスです。
わずかな質問に回答するだけで、個々の投資目的に合ったポートフォリオが生成され、それに基づいた運用を開始することができます。
最低1万円から始められる手軽さが魅力ひとつです。
運用手数料は投資額の最大1.10%となっています。
ドコモユーザーやdカード利用者におすすめ
このサービスでは、運用資産額に応じて毎月dポイントを受け取ることができます。
ドコモユーザーであれば獲得ポイントが1.5倍に増えるほか、dカードで積立投資の決済をすると、ポイントが2重に貯まるという利点にも注目です。
スマートフォンひとつで容易に始められます。
ドコモ回線を使っている人やdカード利用者、投資に関する日々の煩わしい管理や決断から解放されたい人におすすめです。
情報メディア×投資サービス「日興フロッギー」
日興フロッギーは、SMBC日興証券が展開する投資サービスです。
投資情報の記事を読みながら、気になった銘柄をその場ですぐに買える点が最大の特長となっています。
日興フロッギーで投資できるのは、3,900銘柄以上の株式、ETF、REITです。
投資額が100万円までであれば、取引手数料は無料です。
100ポイントからポイント投資もできます。
記事を読むだけでdポイントが貯まる
日興フロッギー内で投資関連記事を読むだけで、dポイントが貯まります。
もちろん得たポイントを再投資に充てることも可能です。
また、dポイント投資では期間・用途限定ポイントが使えないとご紹介してきましたが、日興フロッギーなら期間・用途限定ポイントでも投資できます。
SMBC日興証券のiDeCo「日興iDeCo for docomo」
SMBC日興証券が展開する「日興iDeCo for docomo」は、個人型確定拠出年金(iDeCo)の運用を通じてdポイントが獲得できるサービスを提供しています。
iDeCoとは、普段支払っている年金にプラスして、自分で年金の積み立てをおこなえる制度です。
途中で掛金を引き出せないというデメリットはあるものの、税制上の優遇措置が設けられており、老後資金の積み立てを目的とした長期投資に適しています。
節税効果を享受しつつ、将来に備えて資産形成を図りたい人へおすすめです。
日興iDeCo for docomoの選べる投資先は30種類、運用管理手数料は無料となっています。
毎月の掛金5,000円につき1ポイントもらえる
日興iDeCo for docomoでは、毎月の掛金5,000円につき1ポイントのdポイントが加算されます。
例えば掛金が16,000円であれば、3ポイントが進呈される仕組みです。
日興iDeCo for docomoを利用するには、SMBC日興証券でiDeCoに加入し、さらにdアカウントとの連携させましょう。
関連記事:【初心者必見】おすすめ不労所得10種類!稼ぐコツと注意点をわかりやすく解説
dポイントと提携しているおすすめ証券会社
より本格的に投資を始めたいなら、投資でdポイントを貯めたり使ったりできる証券会社の利用を検討してみましょう。
- SBI証券
- 大和コネクト証券
- SMBC日興証券(日興フロッギー)
上記3社のうち、SBI証券は投資でdポイントが貯められるものの、使うことはできません。
大和コネクト証券とSMBC日興証券(日興フロッギー)は、dポイントを貯めることも使うことも可能です。
しかしSBI証券は投資の手数料において優位性があるので、特におすすめできます。
SBI証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,632件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
SBI証券とは、口座数業界1位を誇る、大人気のネット証券です。
2022年2月から、国内株式現物取引の手数料や投資信託の保有残高などに応じて、dポイントがもらえるサービスを開始しました。
投資信託の保有残高によってポイントが貯まるシステムが設けられており、月間平均保有額が1,000万円未満の通常銘柄では保有額の0.1%相当、1,000万円以上では0.2%相当のポイントが加算されます。
ただし、対象となるファンドの中には加算率が0.1%未満のものもあるため注意が必要です。
特定の投資信託、いわゆる「SBIプレミアムチョイス銘柄」については、より優遇されたポイント付与率が設定されています。
こちらの銘柄では、月間平均保有額が1,000万円未満の場合は0.15%相当、1,000万円以上であれば0.25%相当のdポイントが貯まります。
金やプラチナ、銀の取引でも、スポット取引および積立買い付けに関する月間合計手数料の1.0%分がdポイントとして還元されます。
このように、SBI証券では様々な取引を通じてdポイントを貯めることが可能です。
投資活動をより有利かつ楽しく行うことができる仕組みが整っています。
\口座数&総合力No.1!/
関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
よくある質問
dポイント投資に関する、よくある質問に回答します。
- dポイントの有効期限の確認方法は?
- 期間・用途限定dポイントの使い道は?
- dポイント投資は儲かる?
- 運用ポイントを現金として受け取る裏技は?
- SBI証券でdポイント投資はできる?
Q.dポイントの有効期限の確認方法は?
dポイントの有効期限は、「dポイントクラブ」の公式サイトにアクセスし、ログインを行うか、スマートフォン用の「dポイントクラブ」アプリを開くことで確認できます。
この画面上では、保有しているポイント数のチェックも可能です。
期間・用途限定ポイントの保有数と有効期限も見ることができ、どのポイントをいつまでに使うべきかが明確になります。
なお、特に設定しなくても、有効期限が近づいているdポイントから優先して使われます。
Q.期間・用途限定dポイントの使い道は?
期間・用途限定ポイントは、dポイント投資に使えませんが、街中やネットの様々なお店で使用できます。
しかしながら、利用可能なサービスには制限があるので、事前に公式サイトで利用できる場所を確認しておくことが重要です。
また、日興フロッギーなら期間・用途限定のdポイントでも、ポイント投資ができます。
Q.dポイント投資は儲かる?
公式発表によると、利用者の88%以上・約5人のうち4人以上が、dポイント投資でプラスの運用成績※1になっています。
また、利用者の平均損益は+850pt※2です。
ただし投資なので、必ず儲かる保証はありません。
※1 2023年5月末時点の「おまかせ運用者」の合計損益から算出した数値です。
※2 2023年5月末時点の「ポイント投資利用者」の運用損益から平均値を算出しています(小数点以下四捨五入)。
Q.運用ポイントを現金として受け取る裏技は?
dポイント投資で増やしたポイントは、dポイントとして受け取ることになります。
現金と交換はできません。
しかしdポイント投資ができる証券会社(SBI証券・日興フロッギー・大和コネクト証券)では、間接的にdポイントを現金にする裏ワザが使えます。
- dポイント投資ができる証券会社(SMBC日興証券など)で口座開設する。
- dポイントを使って、何らかの投資対象を購入する。たとえば株・ETFなど。
- dポイントで買った投資対象を売却する。
- 売却した際のお金は、ポイントではなく現金で手に入る。
Q.SBI証券でdポイント投資はできる?
A.SBI証券でdポイント投資はできません。
「SBI証券でdポイントが貯まるなら、dポイント投資もできるのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、SBI証券で株や投資信託を購入するとき、dポイントは使えません。
またSBI証券のクレカ投信積み立てで、dポイントを貯めることはできません。
SBI証券のクレジットカードを使った投信積み立てで利用できるのは、三井住友カードだけです。
このとき貯まるポイントは「Vポイント」限定となっています。
関連記事:おすすめの投資相談窓口5選!信頼できる相談先の選び方【資産運用】
dポイント投資で気軽に資産運用を始めよう
dポイント投資のメリット・デメリットや、やり方について解説してきました。
dポイント投資は現金なしで始められます。
リスクをおさえて少額投資したい人におすすめです。
ただポイント投資は、「大きく稼ぐには効率が悪い」という側面もあります。
メリットとデメリットを把握したうえで始めましょう。
関連記事:ロボアドバイザーのおすすめ20選を徹底比較!運用手数料が安く好成績なのはどこ?
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