株式投資をする前に、理解しておくべきことの1つに株式分割が挙げられます。
株式分割について知らずに取引をしてしまうと、株価の急変動があった際に勘違いをして売ってしまう可能性があります。
株式分割は株価は下がってしまうこともありますが、それ以上にメリットが多いです。
そこで今回の記事では、株式分割や株式分割のメリット・デメリットについて解説します。
これから株式投資を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
関連記事:株の始め方やコツって?初心者にも分かりやすく徹底解説
株式分割とは?
まずは株式分割の意味について解説します。
株式分割とは、文字通り株式を分割することです。
例えば1株10,000円の株式があったとしましょう。
それを「1:2」に分割するとなったら、今持っている株が1株から2株に変更されます。
ただ2株に増えたことで、持ち株が20,000円に増えるわけではなく、それぞれの株が5,000円に変更されます。
このように一見して株価が半分になっているとしても、実際の持ち株数は変わらないため、特にデメリットはありません。
また株主に対して無償で株数の保有を増やすことになることを「株式無償割り当て」ということもあります。
関連記事:【初心者向け】株式投資おすすめの勉強方法6選!身につけるべき基礎知識も解説
株式分割のメリット・デメリット
続いては、株式分割のメリット・デメリットについて解説します。
それぞれ重要なので、しっかりと確認してみてくださいね。
関連記事:高配当株で配当金生活も夢じゃない!高配当株の選び方&儲けワザ
株式分割のメリット
まずは、株式分割のメリットです。
具体的には以下の通りです。
- 配当金や株主優待を受けられやすくなる
- 単価が安くなるため購入しやすくなる
これらについてそれぞれ解説します。
配当金や株主優待を受けられやすくなる
配当金や株主優待は持ち株によってもらえるかどうか決まります。
配当金については、1株当たり○○円と決められているため、単純に分割された数倍だけもらえる配当金が増えます。
すでに株式を保有している場合、特にデメリットなく配当金が増えるのでかなりありがたいですね。
また株主優待についても、保有している株数によってもらえるかどうか決まります。
100株では株主優待を受けられなかった場合にも、200株、300株に分割されることによって受けられるようになる可能性も!
また分割後の安い価格で株主優待がもらえる株数まで買い足すのもおすすめです。
分割されることにより、株主としてのメリットを受けられやすくなるのがメリットですね。
単価が安くなるため購入しやすくなる
株価が分割された分だけ安くなるため、新たに購入しやすくなるのがメリットです。
先ほどと同様に1株10,000円の株式があったとしましょう。
それを「1:2」に分割するとなったら、今持っている株が1株から2株に変更されます。
そのため1株が5,000円で購入できるようになりますよね。
100株単位で購入するとなれば、100万円必要だったところが50万円で購入できるようになるのがメリットです。
新しい投資家が参入しやすくなったり、新しく株を購入したりしやすくなるのがメリットだと覚えておきましょう。
株式分割のデメリット
続いては、株式分割のデメリットについてです。
具体的には以下の通りです。
- 株価に影響が出る
- 端株が出る可能性がある
これらについてそれぞれ解説します。
株価に影響が出る
株式分割によって、株価が安くなると狙っていた投資家が一気に参入してきます。
投機目的の投資家が増えてしまうと、株価の価格変動幅が大きくなりがちです。
その結果として、株価が安定しなくなってしまう可能性があります。
基本的に株主が増えれば株価は安定方向に向かうので、大きな心配は必要ありません。
端株が出る可能性がある
株式分割がおこなわれた際に、1.5株に分割されてしまった時のことを考えてみましょう。
100株持っていたとして、1.5倍にされてしまうと持ち株は150株になりますよね。
市場では売買単価が100株に設定されているため、50株が端株になってしまいます。
市場で売ることができないため、売却に手間がかかってしまいます。
端株を売却する場合、株式を発行している企業に対して買い取り請求をしましょう。
ただ、端株を売却する場合指値売却ができません。
成行のみの決済になるため、手数料負けする可能性もあります。
手数料負けしないためにも、タイミングを見計らって売却するのがおすすめです。
関連記事:株を買うタイミングはいつ?初心者が知っておきたい株の買い方・売り方
株式投資を始めるのにおすすめの証券会社
最後に、株式投資を始めるのにおすすめの証券会社をまとめます。
具体的には以下の証券会社がおすすめです。
- 松井証券
- マネックス証券
- SBI証券
- 楽天証券
- LINE証券
どれもおすすめなので、それぞれの特徴を解説します。
関連記事:【10社厳選】ネット証券会社おすすめランキング!初心者に人気の証券を紹介
松井証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,580件 |
株式以外 | FX 先物・オプション |
口座開設・取引までの日数 | 最短3日 |
特徴 | 使い勝手の良いツール お得な手数料 手厚いサービス |
松井証券では、1日50万円以下の株式取引は手数料が0円です。
また、25歳以下の方が株式取引をする際にかかる手数料も0円となっているため、非常にお得に取引できますね。
また使い勝手のいい取引ツールやサービス内容も申し分ありません。
株式投資以外にもFXや先物・オプションなどを取り扱っています。
株式投資のために開設するのもおすすめですが、それ以外に投資したいと思っている方にもおすすめです!
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関連記事:松井証券の評判・口コミまとめ!手数料や投資信託についても解説
マネックス証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,235件 |
株式以外 | 債券 FX 先物・オプション 金・プラチナ |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 100円から始められる 米国株に強い お得なマネックスポイント |
マネックス証券は米国株を豊富に扱っている証券会社です。
マネックス証券で取扱っている銘柄数は5,000を超えていますし、1株から投資が可能です。
ここで触れている米国株の魅力は、高い配当利回りと長期的な成長要素ですね。
成長が見込めるということは、利益にもつながるということ。
また松井証券と同様にさまざまな投資商品を扱っているので、ぜひ利用してみてくださいね。
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関連記事:マネックス証券の評判・口コミまとめ!米国株やIPOの人気についても解説
SBI証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,632件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
SBI証券は口座開設数・人気度ともにトップクラスの証券会社です。
SBI証券の現物取引アクティブプランなら、1日の取引金額100万円まで手数料が0円となります。
100万円の取引を毎日のようにおこなう方は少ないはずなので、ほとんどの方が手数料0円で取引可能です。
またほかの証券会社よりも多くの投資商品を取り扱っているため、非常におすすめ。
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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
楽天証券
楽天証券は、手数料が安く、株式投資初心者の方でも扱いやすいのが特徴です。
国内株式であれば手数料無料で投資できる銘柄もあるため、お得に投資できる可能性もあります。
また、楽天証券であれば楽天ポイントで国内株式や米国株式を購入することもでき、ポイントを貯めることも可能なので非常に便利です。
楽天経済圏で生活をしている場合、楽天証券を持っているだけでもポイント倍率が上がります。
特に楽天を使っている方におすすめの証券会社ですね。
LINE証券
LINE証券は、数百円の少額投資ができる点がメリットです。
初心者でいきなり数万円、数十万円と投資するのに不安を覚えている方にはおすすめできますね。
またラインのアプリからアクセスできるため、無駄なアプリをインストールする必要がありません。
他にもLINE PayやLINEポイントも投資に利用できるということも大きなポイントです。
ただLINE証券で取り扱っている銘柄は少ないため、ほかの証券会社と比較をして、投資したい商品を扱っている証券会社の口座を開設するのがおすすめです。
とはいえ、少額投資をしたい方には非常におすすめなのでぜひ利用してみてくださいね。
関連記事:LINE証券の評判・口コミまとめ!メリット・デメリット完全ガイド
【まとめ】株式分割はメリット・デメリットどちらもある
株式分割はメリット・デメリットどちらもあることを紹介しました。
もう一度まとめるので、参考にしてみてください。
【メリット】
- 配当金や株主優待を受けられやすくなる
- 単価が安くなるため購入しやすくなる
【デメリット】
- 株価に影響が出る
- 端株が出る可能性がある
またこの記事で紹介した証券会社はどれもおすすめなので、ぜひ開設してみてくださいね。
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