リミックスポイントの株価は今後どうなるのか予想し、わかりやすく解説します。
リミックスポイントの株価は、ここ4年間で激しく急落・急騰を繰り返しており、ハイリスク・ハイリターンな銘柄です。
事業内容も仮想通貨や新電力など、新興のものが多く、今後の世の中の動き次第なところがあります。
現状と今後の見通しをしっかり押さえて、リスク管理を徹底しつつ運用しましょう!
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リミックスポイントとはどんな会社?今後は大丈夫?
リミックスポイント(3825)は、暗号資産(仮想通貨)交換所「ビットポイント」の運営会社です。
他にも中古車売買や電力売買など、ジャンルが異なる4つの事業を展開しています。
2006年に東証マザーズへ上場後、2017年には東証2部に昇格しました。
- エネルギー事業
- 金融関連事業
- レジリエンス事業
- 自動車事業
沿革
- 2004年3月…業務用アプリケーション・ソフトウェアの開発会社として創業
- 2006年12月…東証マザーズ市場へ上場
- 2013年12月…エネルギー管理システム「ENeSYS(エネシス)」の販売を開始
- 2013年10月…電力売買事業を開始
- 2013年12月…中古車販売事業を開始
- 2016年3月…金融関連事業を開始
- 2016年8月…旅行関連事業を開始
ビットポイントとは?
ビットポイントとは、暗号資産(仮想通貨)の交換所です。
仮想通貨を取引するには、ビットポイントのような、ネット上の取引所や販売所を利用する必要があります。
ビットポイントは他の交換所と比較して、取り扱い通貨数がやや少ないです。
しかし入金手数料・出金手数料・取引手数料など、現物取引にかかる手数料は、すべて無料に設定されています。
取引所 | 銘柄数 |
---|---|
ビットポイント | 12種類 |
GMOコイン | 23種類 |
DMMビットコイン | 22種類 |
フォビジャパン | 22種類 |
リミックスポイントの今後が心配されている理由
リミックスポイントの株価は2018年に暴落しています。
また2022年3月期の配当金は、残念ながら配布されませんでした。
そのため「リミックスポイントは今後大丈夫?」「経営状況が悪いのでは?」と心配されています。
具体的に見ていきましょう。
関連記事:スタバの株主優待は復活する?廃止の理由とカフェ関連株の株主優待一覧
リミックスポイントの株価・業績
まず、リミックスポイントの株価・業績を確認していきましょう。
チャートで見るリミックスポイントの株価推移
過去5年間の株価推移は、こちらの通りです。
2018年5月に1603円まで上がった株価が、その後一気に急落し、ストップ安になっています。
2020年は株価が低迷したまま、ほぼ横ばいでした。
一時は70円台にまで下がっています。
2021年から株価が回復
2021年は、ビットコインなどが値上がりしたことを受けて、リミックスポイントの株価は高騰。
ストップ高になることもありました。
2022年には一時700円台にまで回復。
現在は400円台前後で推移しています。
このように、数年で激しく値上がり・値下がりしているのがリミックスポイントの株価の特徴です。
関連記事:権利落ち日とは?配当金や株主優待を確実に受け取る方法
リミックスポイントの業績
近年のリミックスポイントの業績は、次の通りです。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
---|---|---|---|---|
2020年3月 | 11,229 | -1,198 | -1,231 | -5,173 |
2021年3月 | 13,217 | -2,888 | -2,893 | -2,974 |
2022年3月 | 28,753 | 8,205 | 8,173 | 6,913 |
2019年以降、コロナショックの影響もあり、利益がマイナスになっています。
しかし2022年3月の売上高は前期比117.5 %、営業利益は前期比384.1%と、プラスに転じています。
2022年から大きく株価が上昇しているのは、この決算による期待の高まりが関係していると言えるでしょう。
リミックスポイントが今後上場廃止するって本当?
リミックスポイントの株価が暴落した頃、「上場廃止になるのでは?」という噂がありました。
しかし、そのような事実はありません。
もちろん今後の業績次第では分かりませんが、また株価が回復しつつあり、2022年からは業績も良くなっています。
不安な人は、決算情報のチェックを怠らないようにしましょう。
関連記事:AT&Tの株価は今後どうなる?株価急落や減配の理由
リミックスポイントの株価は今後どうなる?
リミックスポイントの株価は今後、大きく上昇する可能性を秘めています。
しかし仮想通貨や新電力といった新興事業を手がけているため、これらの新興事業が社会のニーズと合致しなかった場合、経営が悪化するリスクも。
リミックスポイントの株価が今後上がっていきそうな要因と、下がっていきそうな要因をまとめました。
これから伸びる事業を手がけている
リミックスポイントは仮想通貨や新電力など、一見何も関連がないような事業を展開しています。
しかしこれらの事業は、いずれもこれからの社会に必要な「伸びが期待できる事業」です。
リミックスポイントは、成長しそうな新事業への参入に、かなり積極的な会社と言えます。
今後もこの姿勢は変わらないでしょう。
もちろんこれらの領域が、思うように伸びていかない可能性もあります。
しかしリミックスポイントの読み通り、世の中のニーズと合致して事業が成長した場合、株価も相応の上昇が期待できるのがメリットです。
特に仮想通貨は利益率が非常に高い事業なので、成功したときのリターンは大きいです。
とはいえ仮想通貨のブームは下火になっており、「これから厳しいのでは?」という見解もあります。
リミックスポイントに投資するなら、手がけている事業領域について、各々でしっかり情報収集を続けるべきです。
配当金が配布されず経営に不安
2020年以降、リミックスポイントは配当金を出していません。
配当金はそもそも、資金提供してくれている株主に、会社の利益を分配するためのものです。
その配当金が出ないということは、「経営が危ないのでは?」と危険視されていました。
しかしリミックスポイントは、「2023年3月期は、1株あたり2円の配当金が出る予定」と説明しています。
順調な経営が続き、しっかり配当金が配布されれば、おのずと株価も安定してくるでしょう。
しかし仮想通貨の世界は変化が激しく、またリミックスポイントは時代を先取りするような事業を手がける会社です。
今後も配当金や株価が安定しない可能性も、十分考慮しましょう。
小田社長の手腕に期待している投資家が多い
リミックスポイントが仮想通貨や新電力などの事業を新しく始めたのは、小田氏が社長に就任してからです。
リミックスポイントの株価が1600円台まで急上昇したのも、小田氏の経営手腕への期待が、少なからず関係していると言われています。
株価が一時大幅に暴落したにも関わらず、現在は回復しつつあるのも、小田氏への期待感が少なからず反映されているのではないかと予想できます。
リミックスポイントの株を買うのにおすすめの証券会社3選
リミックスポイントの株を買うのにおすすめの証券会社をご紹介します。
SBI証券
総合評価 | |
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コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,632件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
松井証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,580件 |
株式以外 | FX 先物・オプション |
口座開設・取引までの日数 | 最短3日 |
特徴 | 使い勝手の良いツール お得な手数料 手厚いサービス |
松井証券は大正7年創業の老舗です。
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関連記事:松井証券の評判・口コミまとめ!手数料や投資信託についても解説
マネックス証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,235件 |
株式以外 | 債券 FX 先物・オプション 金・プラチナ |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
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リミックスポイントの今後の株価に注目
リミックスポイントは時代のニーズを先読みし、常に挑戦的を続けてきた会社です。
これから伸びていくと期待できる分野で、積極的な事業展開をおこなっています。
しかし株価の値動きは激しく、配当金の配布がなくなるなど、業績も安定感に欠けるところがあります。
またリミックスポイントが事業展開している分野は本当に今後成長が望めるのか、投資家が自分でしっかり情報収集を続ける必要があるでしょう。
株主優待はなく、配当利回りは低いため、しっかりキャピタルゲインを狙っていく必要があります。
リミックスポイントの株を買うなら、他の投資先にも資産を分配し、リスク管理を徹底すべきでしょう。
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