SBIネオモバイル証券の評判や口コミについて紹介しながら、特徴も分かりやすく解説します。
「SBIネオモバイル証券ではTポイントが使えるって聞いたけど何に使えるの?」
「初心者でSBIネオモバイル証券を検討しているけど、実際の評判を知りたい!」
SBIネオモバイル証券に関して上記のような疑問を持つ方も必見の内容です。
また、評判以外にメリットやデメリットについても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事の内容 :
SBIネオモバイル証券の評判やメリット・デメリットを知りたい方向け
- 口コミ・評判
- メリット・デメリット
- よくある質問
SBIネオモバイル証券は、2023年3月13日から、グループ会社のSBI証券に吸収合併される予定です。
新規口座開設の申し込みは、2022年10月頃に終了しました。
SBIネオモバイル証券が提供していたサービス内容は、SBI証券の「ネオモバコース」として引き継がれます。
今までSBIネオモバイル証券を利用していなかった人が、このコースに新しく申し込むことはできません。
関連記事:株の始め方やコツって?初心者にも分かりやすく徹底解説
SBIネオモバイル証券とは?
SBIネオモバイル証券の基本情報は以下の通りです。
名称 | SBIネオモバイル証券 |
---|---|
ツール | Webブラウザ・スマホアプリ |
取引サービス |
|
購入手数料 | – |
最低取引額 | 数百円から |
取引手数料 | 無料(別途サービス利用料必要) |
SBIネオモバイル証券とは、SBI証券とCCCマーケティングにより誕生したネット証券会社です。
SBI証券のグループ会社なので、セキュリティ面にも信頼性があり、安心・安全に利用開始できます。
SBIネオモバイル証券は、ネオモバとも呼ばれていて、Tポイントを投資に使えることが大きな特徴です。
また、株式投資は1株から購入可能で、FXでは1通貨から取引可能、IPOも1株から参加できるなど、資金が少ない方でも気軽に利用できます。
そのため初心者や少額投資から始めたい方、若年層からも人気の高いネット証券です。
関連記事:SBIネオモバイル証券のクーポン・キャンペーン情報まとめ
SBIネオモバイル証券はSBI証券と経営統合する
SBIネオモバイル証券は2022年9月26日に、「グループ会社のSBI証券と経営統合する」と発表しました。
2023年3月13日から、SBIネオモバイル証券はSBI証券に吸収合併される予定です。
経営統合後はどうなる?
- すでにSBIネオモバイル証券の口座を持っている人…当面の間、これまでと同じサービスが利用できます。ただし、SBIネオモバイル証券自体はなくなります。SBI証券の中の「ネオモバコース」を利用する形です。
- これからSBIネオモバイル証券の口座を作りたい人…SBIネオモバイル証券の新規口座開設はすでに、2022年10月7日の夕方頃から受付を停止しています。「ネオモバコース」は、あくまでSBIネオモバイル証券の口座保有者向けのコースです。今までSBIネオモバイル証券を利用していなかった人が、新たに申し込むことはできません。
SBIネオモバイル証券の口コミ・評判
では、SBIネオモバイル証券の口コミ・評判について紹介します。
良い口コミや評判だけでなく、悪い口コミや評判も事前に確認しておくことで、自分に合うか合わないか確認できますよ。
まずは良い口コミ・評判です。
少額ポイント投資の口コミ・評判が良い
Tポイントで投資できるのが嬉しい。
美月(女性/20代)
★★★★★
5点
少額から始められる手軽さが良い。
ゆい(女性/20代)
★★★★★
5点
毎月Tポイントが200ポイント付与されるのがありがたい。
KKK(男性/30代)
★★★★★
5点
アプリが見やすくて使いやすい。
楓(女性/40代)
★★★★★
4点
1株からIPOの抽選に申し込める。
hiro(男性/40代)
★★★★★
4点
SBIネオモバイル証券の良い口コミ・評判をまとめると、以下の通りです。
- Tポイントがたまる・投資に使える
- Tポイントが毎月200ポイントもらえる
- 少額投資ができる
- アプリが使いやすい
- 1株からIPOの抽選に申し込める
Tポイントが使えることや、少額投資が可能なことについての良い意見が多く見つかりました。
サービス料やNISAの悪い口コミ・評判も
使わなくてもサービス料がかかる。
ともひろ(男性/20代)
★★★★★
3点
NISA口座がない。
さかな(女性/30代)
★★★★★
3点
投資信託の取り扱いがない。
non(女性/40代)
★★★★★
2点
SBIネオモバイル証券の悪い口コミ・評判をまとめると、以下の通りです。
- 使わなくてもサービス料がかかる
- NISA口座がない
- 投資信託の取り扱いがない
SBIネオモバイル証券は手数料がお得な反面、一時停止の手続きをしなければ、取り引きをしなかった月もサービス料がかかってしまいます。
また、投資で稼いだ利益が非課税になるNISA口座がない点、投資信託の取り扱いがない点もデメリットです。
SBIネオモバイル証券のメリット
では、SBIネオモバイル証券のメリットについて詳しく解説します。
SBIネオモバイル証券のメリットは、おもに以下の7つです。
- Tポイントで株を買うことができる
- 少額投資が可能
- スマホから簡単に利用できる
- 毎月ポイントがもらえる
- 月額制のサービス利用料で取引手数料が無料
- 安全性の高いセキュリティシステムで安心
- WealthNavi for ネオモバで自動の資産運用が可能
Tポイントで株を買うことができる
SBIネオモバイル証券では、Tポイントで株を購入できます。
1ポイント=1円として使用可能です。
現金とポイントを組み合わせて使うこともできます。
「現金を使って投資をするのは怖い」という方でも、気軽に始めやすいです。
また、TポイントをFXの証拠金として利用できます。
FXでは、「証拠金」をFX会社に預け入れることで、手元にある資金以上の取引ができます。
投資効率の向上がメリットです。
しかし成功した場合の利益が多くなる反面、損失額も多くなるので、多用は控えたほうがいいでしょう。
少額投資が可能
SBIネオモバイル証券では、少額投資ができます。
通常の株式投資では、国内株式は基本的に100株から取引可能となっています。
しかし、SBIネオモバイル証券では1株から購入可能なので、数百円という資金から取引を始めることができます。
500円以下でも有名企業の株を買うことができるのは、資金が少ない方にもありがたく始めやすいですね。
ちなみに500円以下で購入できる東証1部銘柄には、以下のようなものがあります。
- ENEOSホールディングス
- りそなホールディングス
- アコム
- コンコルディア・フィナンシャルグループ
- 三菱自動車工業
また、「ひとかぶIPO」といいIPOも1株から申し込むことが可能なので、IPOに興味があるけどリスクが怖いという方にもおすすめです。
さらに、FXでは1通貨から可能と、非常に少額の取引ができます。
上記のようにSBIネオモバイル証券は、少額投資ができるため、初めての方も気軽に利用できますよ。
スマホから簡単に利用できる
SBIネオモバイル証券では、スマホのみで情報収集やTポイント投資、注文まで完結できるので、手軽に始められます。
株数や金額指定をして株式を購入すること、株主優待の内容などから銘柄を検索することができるので、便利です。
注文の手順もシンプルなので、初心者でも使いやすくわかりやすいことが特徴です。
スマホからいつでも利用できることで、普段忙しい方や学生でも気軽に始められますね。
また、SBIネオモバイル証券にはスマホアプリのネオモバ株アプリがあります。
ネオモバ株アプリでできることは以下の通りです。
- ひとかぶIPOに参加可能
- 株式の定期買付可能
- 資産状況をグラフで確認可能
- クーポンを確認できる
スマホアプリでは、ウェブブラウザに比べてできることも広がるのでおすすめですよ。
毎月ポイントがもらえる
SBIネオモバイル証券では、毎月ネオモバ限定Tポイントが200ポイントたまります。
ネオモバ限定Tポイントは投資に使うことができるので、嬉しいですね。
また、SBIネオモバイル証券では、毎月サービス利用料が220円かかりますが、毎月200ポイントもらえるため、実質サービス利用料は20円と考えられます。
上記のネオモバ限定Tポイントには、期限もあるため、事前に確認しておきましょう。
さらに、サービス利用料の1%のTポイントも別で付与されます。
月額制のサービス利用料で取引手数料が無料
SBIネオモバイル証券では、毎月サービス利用料がかかりますが、手数料は無料で利用できます。
サービス利用料は、月間の株式取引約定代金の合計額によって異なりますが、決められた範囲内であれば何度でも一定額で取引が可能です。
そのため、毎月頻繁に取引を行う方であればお得に利用することができますね。
月間の株式取引約定代金の合計額におけるサービス利用料は以下の通りです。
月間の株式取引約定代金の合計額 | サービス利用料(税込) |
---|---|
0円~50万円以下 | 220円 |
50万円超~300万円以下 | 1,100円 |
300万円超~500万円以下 | 3,300円 |
500万円超~1,000万円以下 | 5,500円 |
また、1,000万円を超えると、100万円ごとに1,100円が加算される仕組みになっています。
安全性の高いセキュリティシステムで安心
SBIネオモバイル証券は、ネット証券NO.1のSBI証券とCCCマーケティングによって誕生した会社です。
そのため、資産を守るシステムは信頼性も高く安心して利用できます。
資産管理に関しては、約20年間資産管理を安全に行った実績のあるSBI証券のシステムとセキュリティを利用しています。
自分の資産を預ける証券会社は、セキュリティ面を重視したいと考える方も多いと思います。
SBIネオモバイル証券では、そんな方でも安心して資産を預けることができますよ。
WealthNavi for ネオモバで自動の資産運用が可能
SBIネオモバイル証券では、WealthNavi for ネオモバによる全自動の資産運用サービスを利用することができます。
WealthNavi for ネオモバとは、本当は自分でしなければならない資産運用を全て自動化して行ってくれます。
また、一人一人に合わせた資産の組み合わせを自動で組んで、リスクを抑えた資産運用をスマホで手軽に行えます。
1万円から始めることができ、手数料は年率税込1.1%なので、手軽に運用を任せることができますね。
資産運用を始めたいけど知識がなくて不安という方や、資産運用に割いている時間も余裕もないという方も安心して利用できるので嬉しいですね。
関連記事:スマホ証券最新比較ランキング!手軽に始められる株式投資の魅力を徹底解説
SBIネオモバイル証券のデメリット
では次にSBIネオモバイル証券のデメリットについて詳しく解説します。
メリットだけでなくデメリットについても事前に把握しておくことが大切です。
また、SBIネオモバイル証券のデメリットをどのようにカバーするか考えておくことも良いでしょう。
SBIネオモバイル証券のデメリットは主に以下の3つです。
- 使わなくても毎月サービス利用料がかかる
- 投資信託や外国株式の取り扱いがない
- NISAに対応していない
使わなくても毎月サービス利用料がかかる
SBIネオモバイル証券では、取引をしない月でも、毎月220円のサービス利用料がかかります。
取引をあまり行わない方は、割高に感じるかもしれません。
しかし取引を行わないことが分かっている場合、一時停止の手続きをすれば、サービス利用料の支払いは不要です。
とはいえ、いちいち一時停止の申し込みをしなくてはいけないのは、かなり面倒に感じるでしょう。
投資信託や外国株式の取り扱いがない
SBIネオモバイル証券では、投資信託や外国株式の取り扱いがありません。
そのため、米国株など海外の株の取引も行いたいという方には向いていません。
また、投資信託や債券も取り扱っていないため、商品の少なさに物足りなく感じる可能性もあります。
国内株式のみでの取引が目的の方であれば問題はありませんが、国内外幅広く投資を行いたい方は、他の証券会社も検討しましょう。
ちなみに、SBI証券では、投資信託や債券、海外株式や海外ETFの取り扱いがあります。
NISAに対応していない
SBIネオモバイル証券は、NISAに対応していません。
そのため、非課税で投資を行いたいという方は向いていないので気を付けましょう。
配当金などに税金がかかることを避けたい方は、NISAに対応している他社も検討してみましょう。
SBI証券では、NISAの取り扱いがあります。
また、SBIネオモバイル証券は、NISAには対応していませんが、iDeCoには対応しています。
関連記事:【初心者必見】おすすめ資産運用5選!少額から始められる方法をご紹介
SBIネオモバイル証券がオススメな人
これまでSBIネオモバイル証券のメリットやデメリット、評判について紹介しました。
しかし、SBIネオモバイル証券が自分に合うのかどうかよく分からないという方もいると思います。
そこでこのトピックでは、SBIネオモバイル証券がオススメな方について以下の6つの特徴を紹介します。
自分と照らし合わせて参考にしてみてください。
- 普段Tポイントを貯めている方
- 少額で取引を始めたい方
- 頻繁に取引を行う方
- 初心者の方
- スマホで気軽に取引を行いたい方
- 自動で資産運用をしてもらいたい方
普段Tポイントを貯めている方
SBIネオモバイル証券は、普段Tポイントをためている方には特におすすめです。
Tポイントで、株式やFXの投資にも利用できるので、現金を使わずに投資を始めたい方にも向いています。
Tポイントで株式を買い、売値が高ければ利益も出て、現金に交換することも可能なので嬉しいですね。
また、Tポイントは1ポイントから利用可能なので、あまりたまっていないという方も現金と併用して使うことができますよ。
Tポイントを利用した取引であれば、損失があってもあまりショックを受けないという意見も多いです。
普段Tポイントをためるばかりで、特に使い道がないという方は、ぜひSBIネオモバイル証券で有効活用してみてはいかがでしょうか。
少額で取引を始めたい方
SBIネオモバイル証券では、株式を1株から、FXでは1通貨から購入可能です。
また、ひとかぶIPOもあるので、少額で投資を行うことができます。
通常株式投資やFXなどまとまった資金を事前に用意しておく必要がありますが、SBIネオモバイル証券では、その必要がありません。
投資資金が少ない方でも、気軽に始められるのでおすすめです。
また、リスクが怖いから少額投資からはじめたいという方や、最初は練習として少しずつ始めたい、という方にも向いていますね。
資金を用意できない方や、投資のリスクが怖い方、本格的に始める前に練習したい方でも、気軽に始められますよ。
頻繁に取引を行う方
SBIネオモバイル証券では、毎月定額のサービス利用料がかかります。
頻繁に取引を行う方であれば、料金体系の範囲内であれば一定の額で何回でも取引できるので、お得ですね。
しかし、サービス利用料は、月間の株式取引約定代金の合計額によって異なります。
自分の月の取引約定代金を把握するようにして、自分が想定しているサービス利用料を超えないように調整することも良いでしょう。
サービス利用料の最低額は毎月220円で、50万円以下の取引代金に対応します。
初心者の方
SBIネオモバイル証券は、初心者でも使いやすいネット証券です。
また、Tポイントが利用できることや、少額投資が可能なので、初心者でも始めやすいですね。
初心者だと、最初は大きい利益を求めるよりもリスクを抑えることを優先させることが大切です。
SBIネオモバイル証券では、リスクを抑えた取引が可能なので、初心者でも安心して利用できますね。
また、セキュリティ面でも安全なので、投資の経験がない方も不安なく資産を預けやすいでしょう。
スマホで気軽に取引を行いたい方
SBIネオモバイル証券は、スマホのみで完結させることができるので、通勤やすき間時間を活用したいという方にもおすすめです。
スマホアプリは見やすく、注文までの手順も少ないので、短時間でも簡単に利用することができます。
そのため普段忙しい方や、スマホのみで取引を行いたい方には便利でおすすめのネット証券ですよ。
また、スマホのみでも完結できることから若年層の方にもおすすめです。
自動で資産運用をしてもらいたい方
SBIネオモバイル証券には、WealthNavi for ネオモバという自動で資産運用をしてもらえるサービスがあります。
資産運用に挑戦してみたいけど難しそうで不安、自分で資産運用をするのは面倒臭い、知識がないという理由で、資産運用を任せたい方もいますよね。
そんな方が利用できるサービスなのでおすすめですよ。
また、WealthNavi for ネオモバは1万円から始められるので、投資資金をあまり用意できないけど任せたいという方に特におすすめです。
関連記事:不労所得で月10万円達成する方法!注意点とコツもご紹介【初心者必見】
SBIネオモバイル証券のよくある質問
このトピックでは、SBIネオモバイル証券に関するよくある質問について以下の2つを紹介します。
- SBI証券との違いってなに?
- SBIネオモバイル証券の口座開設の条件って何かある?
Q. SBI証券との違いってなに?
SBIネオモバイル証券とSBI証券の違いには以下のものがあります。
- 取扱商品
- 手数料
- Tポイントの利用方法
SBI証券は、投資信託や外国株式、NISAなど、SBIネオモバイル証券が取り扱っていない商品も多数取り扱っています。
また、SBI証券の手数料には1約定ごとに手数料が変わるプランと、定額プランがあり、定額のサービス利用料があるSBIネオモバイル証券と大きく異なります。
TポイントにおいてSBI証券では、投資信託のみに利用できるので、SBIネオモバイル証券と利用できる商品も大きく異なります。
Q. SBIネオモバイル証券の口座開設の条件って何かある?
SBIネオモバイル証券の口座開設の条件には以下の項目があります。
- 満20歳以上
- 日本国内在住
- 日本国籍
また、以下の項目に当てはまる方は口座開設ができません。
- 未成年
- 法人
- 外国世紀の方
- 海外居住している方
- 証券会社に勤務している方
SBIネオモバイル証券の口座開設には、上記のような条件があるので、事前に確認しておきましょう。
SBIネオモバイル証券とSBI証券を比較
SBIネオモバイル証券とSBI証券の違いについて、詳しくご紹介します。
どちらも手数料が業界最安水準で、非常に優秀な証券会社です。
取扱商品数を比較
SBIネオモバイル証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
国内株式(現物) | 〇 | 〇 |
国内株式(信用) | × | 〇 |
投資信託 | × | 〇 |
先物・オプション | △ | 〇 |
CFD取引 | × | 〇 |
外国株式 | × | 〇 |
IPO | 〇 | 〇 |
単元未満株 | 〇 | 〇 |
FX | 〇 | 〇 |
NISA | × | 〇 |
iDeCo | × | 〇 |
ポイント投資 | 〇 | 〇 |
取扱商品数が多い証券会社を選びたいなら、SBI証券のほうがおすすめです。
SBI証券が取り扱っていてSBIネオモバイル証券が取り扱っていない金融商品は、以下の通り。
- 国内株式(信用)
- 投資信託
- CFD取引
- 外国株式
- NISA
- iDeCo
信用取引やCFDは、投資の中でも中~上級者向けとされているので、「なくても問題ない」という人は多いでしょう。
しかし節税効果があるNISAや、知識が乏しい初心者でも運用しやすい投資信託、大きなリターンが狙いやすい外国株式は、SBI証券しか取り扱っていません。
ただSBIネオモバイル証券は商品が絞られている分、わかりやすいのはメリットです。
手数料を比較
SBIネオモバイル証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
50万円まで | 220円 | 0円 |
100万円まで | 1,100円 | 0円 |
150万円まで | 1,100円 | 1,278円 |
200万円まで | 1,100円 | 1,278円 |
300万円まで | 1,100円 | 1,718円 |
1日100万円までの取引なら、SBI証券のほうがお得です。
しかし1日に100万円より高額の取引をおこなうなら、SBIネオモバイル証券のほうが安くなります。
ただし単元未満株を取引する場合、SBIネオモバイル証券のほうが手数料がお得になることも多いです。
- SBIネオモバイル証券…月間の約定金額合計に含まれる
- SBI証券…買付手数料は無料、売却手数料は、1回の約定代金×税込0.55%(下限税込55円)
SBI証券では、単元未満株の手数料が上記の手数料とは別に計算されます。
利益に対して、手数料が高くなりがちです。
いっぽうSBIネオモバイル証券では、月額利用料の中に、単元未満株の取引分も含まれています。
しかも月額利用料220円を支払っていると、ネオモバイル証券の投資限定で使えるTポイントが毎月200ポイントもらえてお得です。
SBIネオモバイル証券なら、1株単位での取引で手数料負けする可能性は低くなります。
IPO銘柄数を比較
SBIネオモバイル証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
IPO銘柄数(2020年実績) | 11件 | 85件 |
申込み可能株数 | 1~99株 | 100株~ |
抽選方法 | すべて抽選配分 | 60%完全抽選 |
新規上場株式の取扱数は、SBI証券のほうが圧倒的に多いです。
SBIネオモバイル証券はIPO銘柄数が11件(2020年実績)と少なく、選択肢がほとんどありません。
しかし1人1株から申し込めるため、少額投資をおこなっている人にとっては魅力的です。
またSBIネオモバイル証券のIPO抽選には、「若年優遇」「取引継続優遇」「FX取引口座保持優遇」などの制度があります。
資金が少ない若い人でも、IPO投資に挑戦しやすいのが強みです。
たまるポイントを比較
SBIネオモバイル証券でたまる・使えるのは、Tポイントのみです。
いっぽうSBI証券では、以下の中からためたいポイントを自由に選べます!
- Tポイント
- Pontaポイント
- dポイント
- JALのマイル
Tポイントをあまり利用せず、dポイントやJALのマイルをためている人には、SBI証券のほうがおすすめです。
ただ、投資に使えるのはTポイントとPontaポイントのみ。
dポイントやマイルで投資はできません。
SBIネオモバイル証券とSBI証券は結局どっちがおすすめ?
株やFXだけでなく、幅広い投資をおこないたいなら、SBI証券のほうがおすすめです。
しかしSBIネオモバイル証券は、単元未満株の手数料をかなり安くおさえられるほか、少額からIPO株を買いやすいのが魅力。
初心者の方は、まずSBIネオモバイル証券で投資に慣れるといいでしょう。
「さらに大きな金額を投資したい」「投資信託やNISAも利用したい」と思ったら、SBI証券でも口座を作ることをおすすめします。
SBIネオモバイル証券からSBI証券に乗り換えるべき?
ご説明してきた通り、SBIネオモバイル証券は、SBI証券に2023年3月13日から吸収されることが決まっています。
SBIネオモバイル証券のサービスは、SBI証券の「ネオモバコース」として引き継がれるので、焦って乗り換える必要はありません。
ネオモバコースがいつまで続くかは未定ですが、当面の間は存続すると発表されています。
しかし、今までSBIネオモバイル証券を使っていた人しか利用できないコースである都合上、将来的にネオモバコースが終了してしまう可能性は高いです。
今のうちに別のネット証券に移ることも検討しておくといいでしょう。
乗り換えを検討する際、候補として第一におすすめしたいのは、吸収合併先のSBI証券です。
SBI証券はネット証券最大手であり、口コミでの評判も非常に良好。
手数料は安く、商品数もSBIネオモバイル証券より充実しています。
SBIネオモバイル証券と比較検討してほしいおすすめ証券会社4選
SBIネオモバイル証券と比較検討してほしい、おすすめの証券会社をご紹介します。
松井証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,580件 |
株式以外 | FX 先物・オプション |
口座開設・取引までの日数 | 最短3日 |
特徴 | 使い勝手の良いツール お得な手数料 手厚いサービス |
松井証券は、1日の約定代金合計50万円まで手数料が無料になるところが大きなメリット。
また初心者にも使いやすいサービス・ツールが充実しているのもオススメポイントです。
ロボアドバイザー「投信工房」は、最低投資額100円で始められる投資信託のサービスです。
投資信託を提案・見直ししてくれるため初心者にピッタリですね。
\無料ではじめる!/
関連記事:松井証券の評判・口コミまとめ!手数料や投資信託についても解説
SBI証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,632件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
SBI証券の強みはなんといっても総合力の高さです。
口座数No.1という実績からもわかる通り、初心者から上級者まで使えるサービスがそろっています。
IPOや外国株の種類が豊富なのも嬉しいポイント。
クレジットカードで積立投資ができたり、Tポイントが貯まるのもSBI証券ならではですね。
\口座数&総合力No.1!/
関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
DMM FX
総合評価 | |
---|---|
口座数 | 80万口座以上 |
取引単位 | 10,000通貨 |
取引手数料 | 無料 |
スワップポイント | 米ドル/円:24円/日 メキシコペソ/円:24円/日 |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 ポンド/円:1.0銭 |
取り扱い通貨ペア数 | 21通貨ペア |
口座開設・取引までの日数 | 最短当日 |
FXを始めるなら、DMM FXもおすすめです。
口座開設から取引開始までがスピーディーですから、思い立ったが吉日と始める方にぴったり。
最短1時間で始められるスピード感はDMM FXだからこそですね。
取引ツールの豊富さや、LINEからでも問い合わせできるサポート体制も魅力的です。
取引実績に応じたランクシステムで、ポイントの付与のサービスがあるところも特徴的ですね。
\最大200,000円キャッシュバック!/
GMOクリック証券
総合評価 | |
---|---|
口座数 | 734,140口座 |
取引単位 | 10,000通貨 |
取引手数料 | 無料 |
スワップポイント | 南アフリカランド/円:85円/日 メキシコペソ/円:63円/日 |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 |
取り扱い通貨ペア数 | 20通貨ペア |
口座開設・取引までの日数 | 最短当日 |
GMOクリック証券は、各種取引手数料の安さやサービスの豊富さが魅力的。
FX取引量は業界トップクラスで、サポートも手厚いです。
貸株サービスや100円から変える投資信託など、さまざまな資産運用方法が検討できますよ。
スワップポイントの高さも大きなメリットですね。
ネット銀行と提携すれば、預金金利が上がるサービスも見逃せません。
外国株式の取り扱いがない点には注意してくださいね。
\無料ではじめる!/
関連記事:GMOクリック証券の評判・口コミまとめ!人気のFXや手数料についても紹介
SBIネオモバイル証券でTポイントを利用しよう!
SBIネオモバイル証券の大きな魅力はTポイントを株式やネオWの購入、FXの証拠金として利用できるということです。
そのため、現金で投資を行いたくない方も安心して始めることができます。
また、1株から購入できるなど少額投資が可能なので、リスクを抑えたい方、まとまった投資資金を用意できない方、初心者の方にもおすすめです。
スマホで注文まで完結できるので、忙しい方やすき間時間で取引を行いたい方も気軽に利用できますよ。
しかし、NISAや投資信託、外国株式の取り扱いがないなど、商品数が少なめです。
そのため、1つの証券会社で国内外の株式取引を行いたい方や、NISAを利用したい方は気を付けましょう。
SBIネオモバイル証券は初心者や若年層に向けたメリットたくさんあります。
そのため、NISAや外国株式は他の証券会社で利用するなど、SBIネオモバイル証券のデメリット部分は他社と併用して、メリット部分を活用することもおすすめです。
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