DMM.com証券にはさまざまな投資サービスがあり、「何にいくら手数料がかかるの?」「手数料は他の会社と比較して安いの?」と戸惑ってしまいますよね。
そこで、DMM.com証券の4つのサービス「DMM 株」「DMM FX」「DMM CFD」「DMM BANUSY」の手数料を網羅し、本当にお得なのか分析しました。
DMM FXのスプレッドも、他社と比較して紹介します。
また、サイトを見ただけではわかりにくいDMM BANUSYの費用も掲載しているので、参考にしてくださいね。
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DMM.com証券とは
DMM.com証券は、手数料が業界最安水準の人気ネット証券です。
以下4種類の投資サービスを展開しています。
すべて一括で口座開設の申し込みが可能です。
- DMM 株
- DMM FX
- DMM CFD
- DMM BANUSY
DMM.com証券のサービスは4種類
「DMM 株」「DMM FX」「DMM CFD」は名前の通り、それぞれ株、FX、CFD取引のサービスです。
「DMM BANUSY」は、競走馬の馬主になれるサービス。
毎年・毎月の費用はかかりますが、競馬場に行かなくてもレースの賞金が受け取れます。
他の証券会社にはあまりないサービスなので、「競馬が好き!」という人は要チェックです。
関連記事:DMM.com証券の評判・口コミまとめ!メリット・デメリット完全ガイド
DMM 株の手数料
では、順番にDMM.com証券のサービス内容を見ていきましょう。
まずひとつめのDMM株は、以下3種類の株式投資がおこなえるサービスです。
- 現物株式(ETF/IPO含む)
- 信用取引
- 米国株式
どの取引も、手数料は業界最安クラス。
国内株式しか取引できない証券会社もありますが、DMM株では米国株式の取引ができます。
しかも、米国株式の手数料は0円です!
2018年に始まったばかりのサービスではありますが、「できるだけ手数料をかけずに株を取引したい」という人には、かなりおすすめできます。
関連記事:DMM株の手数料は最安クラスって本当?コスト重視のユーザー必見!
【DMM 株】国内現物取引の手数料
DMM.com証券の「DMM株」では、1回の約定金額に応じて、次のように手数料がかかります。
1回の約定代金 | 手数料(税込) |
---|---|
〜5万円 | 55円 |
〜10万円 | 88円 |
〜20万円 | 106円 |
〜50万円 | 198円 |
〜100万円 | 374円 |
〜150万円 | 440円 |
〜300万円 | 660円 |
300万円超 | 880円 |
他の証券会社では、「1回」の約定金額で手数料が決まるプランとは別に、「1日100万円までの取引なら手数料無料」のプランを用意していることが多いですよね。
しかしDMM株では、「1回」の約定代金に応じて、必ず手数料がかかります。
とはいえ取引1回ごとの手数料は、トップクラスの安さです。
【DMM 株】米国株の手数料
DMM.com証券の「DMM株」では、米国株も取り扱っています。
米国株の取引手数料は、約定代金にかかわらず、一律0円です!
DMM 株 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | |
---|---|---|---|---|---|
取引手数料 | 0円 | 約定金額×0.495% | 約定金額×0.495% | 約定金額×0.495% | 約定金額×0.495% |
- 売買時の為替スプレッド…1ドルあたり25銭
- 配当金受取時の為替スプレッド…基準為替レート-1円
SBI証券や楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券などは、米国株の売買手数料を「約定金額×0.495%(税込)」としています。
しかしDMM株なら無料です。
また為替スプレッドも1ドルあたり25銭と、業界の中でも比較的安く設定されていますよ。
【DMM 株】信用取引の手数料
資金や株式を借りて、元手以上の売買を行うのが信用取引です。
信用取引の手数料
約定代金 | 手数料(税込) |
---|---|
~300万円以下 | 88円 |
300万円超 | 0円 |
DMM.com証券の「DMM株」では、300万円以上の信用取引をすると、手数料が無料になります。
信用取引の金利・貸株料
制度 | 無期限(一般) | デイトレ信用(一般) | |
買方金利(年率) | 2.7% | 2.7% | 2.0% |
貸株料(年率) | 1.1% | – | – |
DMM株では、国内株信用取引の金利・貸株料も安いです。
金利は買方にのみ、貸株料は売方にのみかかります。
DMM FXの手数料
DMM.com証券の「DMMFX」は、業界最狭水準のスプレッドが自慢。
ローコストな取引ができるFXサービスです。
最短で申し込みから1時間後に取引開始できるので、「すぐFXを始めたい!」という人にもぴったりですよ。
取引ツールもスタイリッシュで見やすいと評判です。
関連記事:【初心者必見】FXの賢いやり方をわかりやすく解説!稼ぐまでの流れ
【DMM FX】スプレッドと手数料
【DMM FX】スプレッド
通貨ペア | DMM.com証券(DMM FX) | GMOクリック証券(FXネオ) |
---|---|---|
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 0.5銭 |
ポンド/円 | 0.9銭 | 0.9銭 |
豪ドル/円 | 0.6銭 | 0.6銭 |
NZドル/円 | 0.8銭 | 1.2銭 |
南アフリカランド/円 | 1.0銭 | 0.9銭 |
メキシコペソ/円 | 0.2銭 | 0.2銭 |
ユーロ/米ドル | 0.4pips | 0.4pips |
ポンド/米ドル | 1.0pips | 1.0pips |
豪ドル/米ドル | 0.9pips | 0.9pips |
NZドル/米ドル | 1.6pips | 1.6pips |
FXの取引高が2年連続で世界1位を記録したGMOクリック証券の「FXネオ」と、DMM.com証券の「DMM FX」のスプレッドを比較すると、以上の通りです。
スプレッドが狭いことで知られているGMOクリック証券と比較しても、DMM FXのスプレッドはほぼ遜色ないという結果に。
さらにDMM FXは、キャンペーンでスプレッドをお得に設定することがあり、現在はNZドル/円がその対象になっています。
頻繁に取引をする人でも、コストをおさえることができ、お得ですよ。
【DMM FX】手数料
ほとんどのFX会社は、FX取引の手数料を0円に設定しています。
DMMFXでも、以下の手数料がすべて0円です。
- 出金手数料
- 口座維持手数料
- クイック入金手数料
- ロスカット手数料
- 口座開設手数料
DMM CFDの手数料
CFDとは、差金決済取引のこと。
株やFXの経験者から注目されている金融商品です。
FXでは為替に投資しますが、CFDでは世界中の商品(原油、ガス、大豆など)や株価指数に投資します。
DMM.com証券の「DMM CFD」が取り扱っているのは、原油、金、銀、コーンなどの、厳選された13銘柄です。
関連記事:CFD取引のデメリット・リスクとは?失敗を防ぐ方法を分かりやすく解説
【DMM CFD】スプレッドと手数料
【DMM CFD】スプレッド
FXではスプレッドを固定している会社が多いですが、CFDでは変動するのが一般的です。
CFDでもスプレッドを固定している会社は存在しますが、あらかじめ広く設定されている場合があるので、「固定スプレッド=お得!」ではありません。
DMM CFDでも、スプレッドは固定されたものではなく、常に変動しています。
リアルタイムレートで確認しましょう。
【DMM CFD】手数料
DMM CFDでは、以下の手数料がすべて無料です。
- 出金手数料
- 口座維持手数料
- クイック入金手数料
- ロスカット手数料
- 口座開設手数料
運用コストとして必要なのは、スプレッドのみとなっています。
DMM BANUSYの手数料
DMM.com証券のDMM BANUSY(バヌーシー)とは、最低1万円の出資で、お気に入りの競走馬の馬主になれるファンドサービスです。
馬主になると、競馬場に行けないときでも、レースの結果に応じた分配が受け取れます。
ただし競馬場に行ったときのように、レースがおこなわれたその日のうちに賞金を受け取ることはできません。
後日受け取る形になってしまいます。
しかしホースマンから近況を聞けたり、所属馬の名前の提案ができたりと、愛馬の成長を近い距離で見守ることができます。
お金儲けというよりは、馬好きにおすすめの感動共有型のサービスです。
【DMM BANUSY】初期費用・維持費
DMM BANUSYでは、以下の費用を払う必要があります。
- 最初に1回の競走馬出資金(馬代金)
- 毎月の会費
- 毎月の維持費出資金
- 毎年の保険料
競走馬出資金
競走馬出資金は、最初に一度だけ払います。
費用は競走馬によって異なります。
なお他のクラブでは、1~2万円の入会費を払わなければならないこともありますが、DMM BANUSYでは無料です。
毎月の会費・維持費
他にも毎月の維持費がかかります。
具体的には、維持費出資金と会費です。
【維持費出資金】
- 2000口募集の場合:1口350円/月
- 4000口募集の場合:1口175円/月
維持費は競走馬の育成・厩舎費や、治療費に充てられます。
【会費】
- 月880円(税込)/1口
会費は会員サービスの運営と、DMMの競走馬ファンド事業の運営に係る報酬に充てられます。
毎年の保険料
年に1回、月額費用とは別に、保険料の支払いが必要です。
初回は運用開始月、それ以降は毎年1月1日に支払います。
【保険料の計算方法】
- 2歳時…競走馬出資金の100%、保険料率4%
- 3歳時…競走馬出資金の70%、保険料率4%
- 4歳時以降…競走馬出資金の0%、保険料率4%
※平地重賞競走に優勝した場合、馬の年齢問わず、競走馬出資金の100%
たとえば、競走馬出資金が1口10,000円の馬を例にすると、2歳のときの保険料出資金は「(10,000円×100%)×4%」で、400円です。
DMM.com証券と比較したいおすすめ証券会社3選
DMM.com証券は以上のように、「株」「FX」「CFD」「馬主」の4サービスを展開しています。
しかし債券や金などは扱っておらず、やや限定的なサービス内容です。
「もっと広い金融商品に興味がある」という人は、物足りなく感じられるかもしれません。
そこで、DMM.com証券と比較検討してほしい、おすすめの証券会社を3つご紹介します。
SBI証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,632件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
SBI証券は、手数料の安さと商品・サービスの豊富さを兼ね備えた、口座数の多さで知られるネット証券です。
約定1回あたりの最安手数料は、DMM.com証券と同じ55円。
1日定額制の手数料プランもあり、こちらは1日の約定代金合計が100万円までなら手数料0円です。
それでいて、IPOや投資信託の数が充実しています。
「手数料の安さを重視したいけど、商品数や銘柄数も充実している証券会社を選びたい!」という人におすすめです。
\口座数&総合力No.1!/
関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
松井証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,580件 |
株式以外 | FX 先物・オプション |
口座開設・取引までの日数 | 最短3日 |
特徴 | 使い勝手の良いツール お得な手数料 手厚いサービス |
DMM.com証券はかなり後発のネット証券ですが、松井証券はすでに1世紀の歴史を持っています。
手数料はDMM.com証券より高いものの、銘柄や取引タイミングに関する相談を無料で受け付けているのは、DMM.com証券にない魅力です。
プロの手厚いサポートを受けながら、安心して取引できます。
また25歳以下なら、取引金額に関係なく、手数料が無料です!
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関連記事:松井証券の評判・口コミまとめ!手数料や投資信託についても解説
マネックス証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,235件 |
株式以外 | 債券 FX 先物・オプション 金・プラチナ |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 100円から始められる 米国株に強い お得なマネックスポイント |
株式売買手数料が、DMM.com証券と同じく最低55円のマネックス証券。
100円から気軽に少額投資ができ、海外投資商品も豊富です。
特に米国株と中国株を強みとしており、米国株の取扱銘柄は5,000種類以上。
海外ETFや外国債券なども取り扱っています。
少額投資したい人や、米国株や中国株を取引する人におすすめのネット証券です。
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関連記事:マネックス証券の評判・口コミまとめ!米国株やIPOの人気についても解説
DMM.com証券は株の手数料が安い!スプレッドも業界最狭水準
DMM.com証券は株取引の手数料が安く、スプレッドも業界最狭水準。
DMM 株・DMM FX・DMM CFDいずれも、初心者から上級者まで満足できるツールを提供しています。
気になった人は、ぜひDMM.com証券で口座開設してみてくださいね!
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