株の短期投資とは、短期間で株の売買を繰り返して利益を狙う投資スタイルです。
しかし株の取引スタイルは、短期投資だけではありません。
中・長期投資で利益を狙う方法もあります。
「株の短期投資はおすすめ?」「初心者には中・長期投資のほうがおすすめなの?」と、疑問に思っている方も多いでしょう。
今回は株の短期投資とはどんな投資手法なのか、中・長期投資の投資スタイルとの違いは何か、初心者にもおすすめなのか、わかりやすく解説します。
また、株の短期投資で失敗しないためのコツもご紹介。
短期投資におすすめの銘柄の選び方についても解説していますよ。
関連記事:株の短期投資におすすめな銘柄の選び方!短期投資はおすすめ?短期で上がる株とは?
株の短期投資とは?
株の短期投資とは、短期間で株の売買を繰り返し、主にキャピタルゲインの獲得を目指す投資法です。
キャピタルゲインとは、株価の上昇によって得られる利益のこと。
何度も株の売買を繰り返すことで、小さな利益を積み上げていくのが、短期投資の特徴です。
短期投資の期間に定義はありません。
一般的には、株を買ってから数秒~数週間で売却する取引を、「短期投資」と呼ぶことが多いです。
株を買ってから数日で売却すれば「短期投資」、数週間保有した場合は「中期投資」と考えられることもあります。
デイトレードとスイングトレードの違い
具体的な短期投資の手法としては、「デイトレード」と「スイングトレード」が代表的です。
短期投資の手法 | デイトレード | スイングトレード |
---|---|---|
保有期間 | 1日 | 数日~数週間程度 |
メリット | その日のうちに利益・損失が確定する | 相場をずっとチェックする必要がない |
デメリット | 売買手数料がかさむ 日中の取引ができないと参入しづらい | 1回の取引でデイトレードより大きな利益を狙う分、損失も大きくなりがち |
デイトレード
デイトレードは、1日の間に購入と売却を行う手法。
取引結果がその日のうちに明確となるメリットがあります。
しかし、毎日頻繁に取引を行うため、手数料が高くなりやすいデメリットも伴います。
スイングトレード
一方、スイングトレードは数日から数週間の期間での売買を目指すものです。
デイトレードに比べて市場を頻繁にチェックする必要が少ないものの、投資判断に対する不安が増す可能性があります。
短期投資はギャンブルになりやすい
短期投資は、中長期の投資よりも投機的な要素が強くなる、つまりギャンブルになりやすい傾向にあります。
中長期での投資は、企業の本質的な価値を分析して行いますが、短期投資では株価の短期的な値動きを追って投資判断を下うからです。
投資家自身にテクニカル分析のスキルがないと、ただのギャンブルになってしまう可能性があります。
短期投資はキャピタルゲインを追求する
また、短期投資ではインカムゲイン、すなわち株を持っているだけで得られる配当金・株主優待などの収益を目的とすることは少ないです。
キャピタルゲインの追求が中心となります。
配当金・株主優待を目当てとした長期投資より、投資家自身のトレードスキルによって成否が決まりやすいといえるでしょう。
関連記事:コロナ後に伸びるおすすめの株とは?期待の注目銘柄8選を紹介
株の短期投資と長期投資の3つの違い
株の投資方法には、短期投資と長期投資があります。
それぞれの特徴や目的、考え方には大きな違いがあるので、自分に合った方法はどちらか判断して取り組みましょう。
- 株の保有期間の違い
- 利益の種類と幅の違い
- 投資の考え方や戦略の違い
株の短期投資と長期投資について、3つの違いをご紹介します。
①株の保有期間の違い
短期投資は、取引期間が短く、数秒~数週間で売買を完結させます。
一方長期投資では、数年から数十年、ずっと株を手放さずに保有します。
短期投資はすぐに結果が出る投資方法です。
②利益の種類と利幅の違い
短期投資と長期投資では、利益の取り方も違います。
短期投資の主な利益はキャピタルゲイン(株価の上昇による利益)に集中しているのに対し、長期投資はインカムゲイン(配当金・株主優待)が主体となることが多いです。
長期投資では、長い期間保有することで大きな利益を追求するのに対して、短期投資は頻繁な取引を通じて、小さな利益を積み重ねるアプローチをとります。
また、短期投資の方が市場の予想外の動きに対して、迅速に損切りが可能です。
損失を抑えやすいとも言えます。
しかし、これには損切りの判断が求められるので、「短期投資のほうが長期投資より初心者向け?」かというと、そうとも言い切れません。
短期投資で早期の損切りができずに大損してしまう投資家も多いです。
初心者には判断が難しい場面も多々あるでしょう。
③投資の考え方や戦略の違い
さらに、投資の考え方や戦略も大きく異なります。
長期投資では、リスクの低い銘柄や将来的に成長すると予想される企業の銘柄に投資し、時間をかけてじっくりと利益を増やすのが主な目的です。
対照的に短期投資では、相場が活発に動く取引量の多い銘柄を選び、短期間で稼ぐ戦略を採用します。
関連記事:おすすめの長期投資方法と投資信託の銘柄を厳選!初心者でも安定的に資産形成
株に短期投資するメリット3選
株に短期投資する3つのメリットについてご紹介します。
- 長期投資より資金効率がいい
- 1取引のリスクが小さい
- 企業分析がさほど必要ない
①長期投資より資金効率がいい
短期間での取引で成功すれば、資金を早期に増やすことが可能です。
元手が少ない状態からでも、効果的な投資戦略で利益を増やすチャンスがあります。
長期投資より資金効率がいい方法です。
②1取引のリスクが小さい
取引期間が短く、小さな利益を狙っていく短期投資の特性上、1回の取引でのリスクも低く抑えられます。
投資では、大きなリターンが見込める投資ほど、大きな損失を生むリスクも高くなるのです。
短期投資は1回あたりの取引で得られる利益が少ないものの、損失も抑えられます。
さらに長期投資と比較して、短期投資は取引の機会が多いため、失敗から学べる回数も多いです。
頻繁な取引が、投資家のスキルや経験を向上させるきっかけとなることもあります。
③企業分析がさほど必要ない
短期投資の場合、長期投資で必要な企業の深い分析や未来の予測は、それほど必要ありません。
テクニカル分析を中心とした、直近の値動きの予測が主となります。
企業分析がさほど必要ないというのは、取り組みやすい要素のひとつと言えるでしょう。
関連記事:子供と楽しめるおすすめ株主優待17選!お菓子・外食・テーマパークなどの銘柄を厳選
株に短期投資するデメリット4選
次に、株に短期投資する4つのデメリットについて見ていきましょう。
- 取引コストが高くなる
- 平日の昼に取引の時間を作る必要がある
- 長期投資よりハイリスク・ハイリターンな傾向がある
- テクニカル分析の勉強が必要
①取引コストが高くなる
まず、頻繁な取引が短期投資の特性として挙げられますが、これにより取引コストが高くなることは避けられません。
1日の間に何度も取引が行われるため、売買手数料が増加します。
多くの証券会社は「1日○万円までの取引までなら手数料が○円」という定額プランを提供しており、この手数料設定が安い証券会社を選ぶと、取引コストを抑えるのに効果的です。
②平日の昼に取引の時間を作る必要がある
短期投資では、リアルタイムの株価の動きを敏感に捉える必要があります。
まとまった投資の時間を作って、チャートを監視しなければなりません。
国内株式の場合、株取引がおこなわれているのは平日の9時~15時です。
この時間帯にチャートを見続けるのが難しい、日常的に忙しいという人には、向かないと言えるでしょう。
③長期投資よりハイリスク・ハイリターンな傾向がある
短期投資は長期保有を前提としないため、配当金などのインカムゲインを期待することは難しいです。
その代わりキャピタルゲイン、つまり売買による利益を追求する形となります。
しかし、株の売買で安定して勝ち続けられるかどうかは、投資家の手腕によるところが大きいです。
インカムゲイン狙いなら、誰でも一定の成果を期待しやすいものの、キャピタルゲインを狙う場合は投資家自身の判断力がより重要となります。
充分な根拠がないまま投資してしまい、ギャンブルになりがちな側面があるため、注意が必要です。
このため結果として、短期投資はハイリスク・ハイリターンな性格を持つことが多くなります。
④テクニカル分析の勉強が必要
短期投資では、過去の値動きの傾向から将来の値動きを予想する、「テクニカル分析」の知識が必要です。
長期投資では企業の分析が重要ですが、短期投資では「テクニカル指標」の基本的な方法を勉強し、研究と実践を重ねなくてはなりません。
これが大変だ、難しい、と感じる投資家も多いです。
関連記事:テクニカル分析におすすめの指標6選&覚えやすいチャートパターン3選!初心者にも人気のやり方は?
株の短期投資はおすすめ?
ここまで、株の短期投資の特徴について解説してきました。
「結局、株の短期投資は初心者におすすめなの?」と、疑問に思っている方も多いでしょう。
株の短期投資は初心者におすすめなのか、長期投資のほうがいいのか、といった疑問にお答えします。
株初心者に短期投資はおすすめ?
株初心者に短期投資は不向きであると言われることが多いです。
株初心者が短期投資に挑戦する際のリスクについて、多くの経験者から注意が喚起されています。
短期投資は瞬時の判断が難しい
なぜかというと、短期投資は急な市場の動きに即座に反応しなければなりませんが、この瞬時の判断が初心者にとっては難しいからです。
もちろん、短期投資にはメリットも存在します。
しかし実践を繰り返す中で、「勉強したテクニックやルールに基づいて取引しているのに負けてしまう」という壁にぶつかることもあるでしょう。
すると、「今のやり方を変えなければ勝てない」という思いに駆られて、十分な知識や理論に基づかない闇雲な取引が増えがちです。
結果として投資の本質が失われ、投機的な行動が目立つようになります。
しかし、こうしたギャンブルのような根拠の不足した取引は、大きな損失をもたらすリスクを増大させる要因となります。
特に初心者の場合、市場の変動に対して感情的になりやすく、冷静な判断が難しくなることが多いです。
このような状態での取引は、失敗を招く原因となり得るため、よく「初心者に短期投資はおすすめしない」と言われます。
短期投資と長期投資はどっちがおすすめ?
短期と長期、どちらの投資方法が最適かは、個人の投資目的やリスク許容度によります。
一般的には、長期投資のほうが初心者におすすめだと言われることが多いです。
- 短期投資…積極的に稼ぎたい人、取引のためにまとまった時間が取れる人におすすめ
- 長期投資…安定的に資産を増やしたい人、将来に備えてじっくり老後資金等を用意したい人におすすめ
長期投資は市場の一時的な変動に動じることなく、安定したリターンを追求することが可能です。
このアプローチは、初心者にとってはリスクを軽減し、投資の基本を学ぶ上で有効な手段となります。
株の投資を始める際は、まずは長期投資を検討するといいでしょう。
いずれにせよ、それぞれの特徴を理解した上で、自身の目的や目標に合わせて選択することが重要となります。
関連記事:株式投資の始め方!必要資金や買い方・売り方を初心者向けにわかりやすく解説
株の短期投資がおすすめな人の特徴
株初心者には、短期投資より長期投資のほうがおすすめだと解説してきました。
しかしそれでも、短期投資に興味がある、チャレンジしたい、という方もいるでしょう。
株の短期投資がおすすめな人の特徴について、詳しくご紹介します。
株の短期投資に向いている人
株の短期投資に向いている人の特徴は、次の通りです。
- 短期間で利益を追求する志向のある人
- チャート分析が得意でテクニカル指標を駆使できる人
- 手持ちの資金を効果的に活用して早期のリターンを求める人
- 積極的な取引を通して、市場の動きを楽しみたい人
- 保有株の価格変動を常にチェックしたい人
- 投資の結果を短期間で確認したい人
株の短期投資に向いていない人
次のような方は、株の短期投資に向いていないと言えます。
- 複利の力を使って中長期で資産を安定的に増やしたい人
- 配当や株主優待を重視して収益を得たい人
- 日常生活が忙しく、市場の短期的な動きに即座に対応する時間が取れない人
- 株価の日々の変動に心理的なストレスを感じやすい人
- 株式投資を通じて、幅広い経済知識や企業分析のスキルを磨きたい人
関連記事:株式投資が動画で学べるおすすめYouTuber10選!【初心者向け・登録者数が多い】
株の短期投資で大損しないためのコツ
初心者が株の短期投資にチャレンジするとき、特に怖いのは、大損してしまうことではないでしょうか。
ここでは、株の短期投資で大損しないためのコツについてご紹介します。
- あらかじめ投資ルールを決めておく
- 適切なタイミングで損切りをする
- 予約注文を活用する
- ナンピン買いはしない
- 逆張りではなく順張りする
①あらかじめ投資ルールを決めておく
短期投資において、一番の敵は自分の感情です。
- 株価が高くなっているタイミングで購入する「高値掴み」をしてしまう
- 「もう少し値上がりするのでは」と期待して、結果的に売却のタイミングを逃してしまう
- 損切りできずに、「塩漬け株」をずっと抱え続けてしまう
高値での購入や焦った売却が避けられるよう、投資ルールを明確に決めておくことが必要です。
- 買い入れのタイミング
- いくらまで値下がりしたら損切りするか
- いくらまで値上がりしたら利確するか など
そして、このルールは冷静に守ることが大切。
ルールを逸脱すると、冷静な判断が難しくなり、大損するリスクが高まります。
②適切なタイミングで損切りをする
短期投資では、損切りや利確のルールを決めておくことが大切だとご紹介してきました。
この中でも「損切り」は、非常に重要な概念です。
ポートフォリオの赤字を最小限にするためにも、損切りのタイミングを明確にしておくことが大切となります。
そして、決めた損切りルールを厳守する意識が重要です。
せっかく損切りルールを決めておいたにもかかわらず、「もう少し待てば値上がりするかも…」と期待してしまい、損切りできないでいると、結果的に損失が膨らむ可能性があります。
③予約注文を活用する
自分の感情や判断に振り回されたくない人は、逆指値注文などの予約注文を活用するのもおすすめです。
逆指値注文をあらかじめ入れておけば、指定した価格よりも株価が低くなったら、自動で売り注文を出すことができます。
つまり、感情に振り回されることなく、確実に損切りが可能です。
他にも損切りや利確に使える高度な注文方法は、たくさんあります。
まずは基本的な注文方法から始めて、徐々に慣れていきましょう。
④ナンピン買いはしない
ナンピン買いとは、株価が下落したときに同じ銘柄を追加購入し、平均購入単価を下げる方法です。
例えば、ある投資家が1株1,000円でA社の株を10株購入しました。
これにより、彼の投資総額は10,000円となります。
しかし、数日後、A社の株価が800円に下落しました。
この時点で、彼の保有するA社の株の市場価値は8,000円となり、2,000円の損失が出ています。
ここで、彼はA社の株価が再び上昇することを期待して、さらに10株を800円で購入することを決意します。
これがナンピン買いです。
ナンピン買いのメリット
ナンピン買いをしたことによって、株の平均取得単価は900円となります。
このあとA社の株価が950円まで回復すれば、先に買った株は含み損のままですが、ナンピン買いした方は含み益になる計算です。
つまり、損失を解消するまでの期間を下げられるメリットがあります。
また、安い時に買っていると利益を増やせるのもメリットです。
ナンピン買いのデメリット
このように、ナンピン買いは一時的な株価の下落を乗り越えるための手段として利用されることがあります。
しかし、株価の回復を正確に予測することは難しいですよね。
ナンピン買いをして株価がさらに下がった場合、損失を拡大させるリスクを持っているのです。
「下手なナンピン、スカンピン」という格言が示している通り、初心者のナンピン買いは避けるべきでしょう。
⑤逆張りではなく順張りする
短期投資初心者は、逆張りではなく順張りから始めるのがおすすめです。
「逆張り」とは、市場の流れに逆らって取引することを指します。
例えば、市場が上昇している時に売ったり、下落している時に買ったりすることです。
一方「順張り」は、現在のトレンドや価格の動きに追随して取引を行う方法を指します。
具体的には、価格が上昇トレンドにある時は買い、下降トレンドにある時は売りを行うというのが基本的な考え方です。
株初心者は相場勘が不足しているため、逆張りよりも順張りのほうが取り組みやすいと言えます。
関連記事:株式投資におすすめの無料スマホアプリ7選!初心者向けの選び方も解説
株の短期投資におすすめな銘柄の選び方
実際に短期投資をする際、「どの銘柄で短期投資すればいいの?」と悩んでしまいますよね。
短期投資の銘柄選びでは、流動性とボラティリティがキーとなります。
流動性が高い
流動性が高い銘柄とは、株式市場で取引が活発に行われていて、売買が容易な銘柄のことです。
大手企業や注目されている銘柄は、流動性が高い傾向にあります。
流動性が高い銘柄は、短期間での売買をスムーズに進められるため、短期投資におすすめです。
一方、取引が活発ではないマイナーな銘柄は、「買いたい!」「売りたい!」というタイミングで注文がスムーズに成立しない可能性が高いため、短期投資にはおすすめできません。
ボラティリティが高い
ボラティリティとは、株価の値動きの幅のことです。
ボラティリティが高い銘柄は、短期間での価格変動が大きく、その差額を利益として狙うチャンスが増えるため、短期投資に適しています。
短期で値上がりしやすいおすすめの銘柄
「短期間で値上がりする株を見つけたい!」という方向けのおすすめ銘柄は、次の通りです。
- IPO銘柄
- 成長銘柄
- 割安銘柄
このような銘柄は、スキャルピングやデイトレードにおすすめというより、もう少し長いスパンで保有したい人向けとなります。
IPO銘柄
IPO銘柄とは、新規上場する株式のこと。
未上場の会社が市場に参入する際に証券会社を介して公開されます。
短期での価格上昇が期待されるため、多くの投資家から人気です。
IPO銘柄の取り扱い数は、証券会社によって異なります。
また、IPO銘柄は誰でも買えるわけではなく、抽選です。
SBI証券のような、多くのIPO銘柄を取り扱う証券会社を利用することで、取得のチャンスを高めることができます。
成長銘柄
成長銘柄とは、売上や利益の大幅な伸びが期待される企業の株式を指します。
選び方としては、ROEや時価総額、売上高の伸び率に注目するとよいでしょう。
特に、ROEが10%以上、時価総額が1,000億円以下の銘柄がおすすめとされています。
また、売上高の伸びが連続している企業は、今後も成長性があると判断できる場合が多いです。
割安銘柄
割安銘柄とは、企業価値に比べて株価が安いと評価される銘柄です。
投資の判断材料としては、PBR、PER、配当利回りなどが参考になります。
PBRは1倍以下、PERは10倍以下、配当利回りは3%以上の銘柄が割安とされる目安です。
関連記事:割安成長株は投資のいいとこ取り?見つけ方の解説&おすすめ銘柄5選を紹介
株の短期投資でおすすめのネット証券3選
株取引を始めるには、証券会社で無料口座開設が必要です。
最近はネットを通じた取引が主流であり、ネットでの株取引は手数料が安いという利点があります。
ネット取引が中心の「ネット証券」は、手数料が安いため、取引コストがかさみがちな短期投資におすすめです。
特にネット証券の「楽天証券」や「SBI証券」は手数料が安く、総合力も高いので、おすすめですよ。
株の短期投資でおすすめのネット証券3選をご紹介します。
- 楽天証券
- SBI証券
- 松井証券
楽天証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,634件 |
株式以外 | FX CFD ETF 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短2営業日後 |
特徴 | 手数料が安い! 取扱商品が豊富! 初心者にも使いやすい! |
楽天グループが運営する証券会社です。
楽天ポイントを利用して株の購入ができます。
もちろん定額制の手数料コースもあり、短期投資の取引コストをおさえられます。
そのほか、モバイル取引が充実しているのも大きな特長。
短期投資を行う際に、スピーディーな情報収集や取引が可能となっています。
\新規口座開設数No.1!/
関連記事:楽天証券の評判・口コミまとめ!ポイント投資や手数料も解説
SBI証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,632件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
SBI証券は、ネット証券として国内最大の口座数を誇っています。
取引ツールは使いやすく、初心者から上級者まで広く利用されていますよ。
定額制の手数料コースがあるため、短期投資のコストをおさえたい人にもおすすめです。
また、IPO(新規公開株)の取り扱い数が、業界トップクラスであることも特長。
投資情報も豊富に提供されており、短期投資の判断材料として役立ちます。
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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
松井証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,580件 |
株式以外 | FX 先物・オプション |
口座開設・取引までの日数 | 最短3日 |
特徴 | 使い勝手の良いツール お得な手数料 手厚いサービス |
松井証券は、100年の長い歴史を持つ証券会社です。
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株の短期投資は長期投資より難易度が高め
短期投資の失敗を避けるためのコツは、市場の動向をしっかりと分析し、自らの投資戦略を明確に持つことです。
また、感情に左右されず、冷静な判断を心掛けることが肝要であるとともに、リスク管理の徹底も欠かせません。
株の短期投資は、利益を追求する手法の一つです。
スピーディな取引で結果がすぐ出るのは魅力ですが、市場の変動に対して素早く反応し、すぐに判断する必要があるため、初心者にとっては難易度が高いといえます。
一方、長期投資は企業の成長や業界の動向を、じっくりと見守る方法です。
短期的な価格変動に動じることなく、配当金による持続的なリターンを期待できます。
初心者の方は、長期投資もあわせて検討してみるといいでしょう。
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