今回はFTSE100の暴落に強い積立プランの作り方についてです。
本記事の内容:
対象:FTSE100積立方法を知りたい人
- 暴落に強い積立プランの作り方を2ステップで紹介!
- ステップ①株価の想定下落幅を決める
- ステップ②配当の目標金額を決める
- 結論:リーマンショック想定で月3万円~がオススメ!
株価指数CFDのFTSE100(イギリス100)はインデックス投資でありながら配当金も貰えるという点が魅力で、いま大注目の資産運用です。
しかし、安定したインデックス投資とはいえ過去何度か暴落も発生しており、レバレッジを掛けすぎると失敗します。
本記事をご覧いただくとご自分に合ったFTSE100積立プランの作り方がバッチリ理解できます。
ぼくの運用方法についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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FTSE100積立投資はいくらから出来るか?(GMOクリック証券の場合)
まず前提情報として「FTSE100はいくらから投資できるか」を解説しておきます。
結論としては1万円~10万円でスタートできます。
GMOクリック証券でFTSE100(イギリス100)を1枚購入するのに必要なお金をレバレッジ別に整理しました。
シミュレーション条件:
- FTSE100:7200pt
- ポンド円レート:140円
▼建玉1枚当たりの必要資金
レバレッジ | 必要なお金 |
1倍 | 10.08万円 |
2倍 | 5.04万円 |
3倍 | 3.36万円 |
5倍 | 2.02万円 |
10倍 (フルレバ) | 1.00万円 |
つまりFTSE100積立は3~5万円でスタートできると理解すればOKです。
くりっく株365の場合
※一方、くりっく株365でレバ3倍だと必要資金は約24万円必要でした…。
▼くりっく株365とGMOクリック証券の比較(レバレッジ3倍)
種類 | レバレッジ3倍 必要資金 |
くりっく株 365 | 24万円 |
GMOクリック証券 (店頭CFD) | 3.36万円 |
少額から始められるので、投資資金が少ない方でも積立しやすいのは、かなり魅力的ですね。
FTSE100暴落に強い積立プランの作り方【2ステップ】
それでは本題の暴落に強い積立プランの作り方についてです。
以下の2ステップで作っていきましょう。
暴落に強いプランの作り方:
- 株価の想定下落幅を決める
- 配当金の目標額を決める
①:過去の暴落から株価の想定下落幅を決める
まずはFTSE100が暴落が起きたときにいくら下がるか?
という予想を決めましょう。
過去20年の代表的なFTSE100暴落イベントを以下のチャートに示します。
過去20年の暴落イベント:
- 2003年:ITバブル崩壊
- 2008年:リーマンショック
- 2015年:チャイナショック
- 2016年:EU離脱
過去10年の最大下落は2008年のリーマンショックなのでぼくはここを基準に考えます。
上図よりリーマンショックでは2650pt下落なので、運用中に2650pt下落してもロスカットしないレバレッジを設定します。
過去の暴落イベントごとに積立金額を整理したので参考にしてください。
シミュレーション条件:
- FTSE100:7200pt
- ポンド円レート:140円
▼FTSE100の想定下落幅に基づくレバレッジ整理
FTSE100 許容下落幅 | 必要資金 | レバ レッジ | 想定 イベント |
1000pt | 2.4万円 | 4.2倍 | EU離脱 |
1500pt | 3.1万円 | 3.2倍 | |
2000pt | 3.8万円 | 2.7倍 | リーマン ショック |
2650pt | 4.8万円 | 2.1倍 | |
3000pt | 5.2万円 | 1.9倍 | ITバブル |
ぼくはセミリタイアの為にリスクを取るスタイルです。
この下落幅は各自の運用目的に合わせて設定してくださいね。
なお、各暴落イベントの詳しい内容はコチラの記事で簡単にまとめています。興味があればご覧ください。
レバレッジ別に配当利回りを確認!
最後にレバレッジ別にどのくらい配当利回りが見込めるかを解説しておきます。
分かりやすく一覧表で整理してみました。
シミュレーション条件:
- FTSE100:7200pt
- ポンド円レート:140円
- 配当:年3700円
▼レバレッジ別利回り一覧
レバレッジ | 必要 資金 | 年間 配当 | 配当 利回り |
1倍 | 10.08万円 | 3700円 | 3.6% |
2倍 | 5.04万円 | 7.4% | |
3倍 | 3.36万円 | 11.0% | |
5倍 | 2.02万円 | 18.3% | |
10倍 | 1.00万円 | 36.6% |
本記事で解説したように、安全運用できるレバレッジは2倍~3倍。
この場合の想定年利は7.4%~11.0%になります。
FTSE100は過去50年間右肩上がりの指数で、長期的には値上がりも期待できる為、更にリターンは大きくなると見込んでます。
②:配当金の目標(○年後に○万円)を決める
次に配当金の目標(何年後に年間いくら欲しいか)を決めておきましょう。
FTSE100は積立投資が基本です。
毎月の積立額については、
ステップ①で想定する下落幅を決めて、次に配当金目標を決めることで必要なお金が分かります。
長期目標であれば積立額は少なくていいですがあまりに短期の目標だと、とうぜん毎月の積立額は多くなります。
目標年数でどのくらい積立額が変わるか簡単にシミュレーションしてみましょう。
シミュレーション条件:
- 目標配当:年間100万円
- 年間配当:3700円/枚
- 購入資金:3万円/枚
【比較対象】
- 5年後
- 10年後
上記の条件で試算すると、毎月の積立額は以下の金額になります。
▼年間100万円配当に必要な積立額
目標年数 | 毎月の積立額 |
5年 | 12万円 |
10年 | 3万円 |
仮に5年で年間100万円を達成しようとすると、毎月12万円積立が必要です。
一方、10年の長期前提で運用すれば月3万円とムリのない金額で年間100万の配当金を達成することができます。
FTSE100長期積立のメリット:リスクが小さくなる
長期運用で少額積立をする最大のメリットとして、
「分散効果によってリスクを減らせる」という点があります。
FTSE100は成長が期待できる安定したインデックス指数ですが、さきほど紹介したとおり過去20年の歴史では、ちょこちょこ暴落も起きてます。
この短期的な下落対策として、
「買う時期をしっかり分散して、高値掴みを防ぐこと」
が、とても効果的です。
これからFTSE100を運用する方はもらえる配当金ばかりに執着して安易にレバレッジをかけすぎたり、短期集中で投資するのではなく、
「10年程度の長期スパンで積立をして、安全に運用してほしい」と思います。
FTSE100積立|目標別の積立額一覧
参考として10年スパンで考えたときの配当目標毎の積立金額をリストにしてみました。
▼配当金目標毎の積立金額(10年)
配当金 目標 | 積立額 |
100万円 | 3万円 |
150万円 | 5万円 |
200万円 | 7万円 |
300万円 | 11万円 |
少額からコツコツ積み立てて、10年すれば毎年100万単位の配当金がもらえるというのはかなり魅力的ですよね。
FTSE100積立投資の威力を積立貯金との比較で確認!
最後にFTSE100積立投資の威力について解説しておきます。
これは通常の積立貯金と比較すると凄さがハッキリとわかります。
毎月3万円を10年間続けると360万円。使ったら資産は目減りします。
この積立先をFTSE100に換えるだけで…
[cat_fusen01 title=”FTSE100積立の場合!”]
360万が750万に増えて、さらに毎年配当金が100万円が貰える…!しかも配当金を使っても資産750万は減りません![/cat_fusen01]
さらに!
このシミュレーションはほぼ確実にもらえる配当金のみで試算していて、値上がり益を含んでいません!
イギリス経済としても人口増加・出生率上昇など良いニュース満載なので、更なる成長の期待大…!
というコトで、FTSE100積立は過去の暴落を想定して毎月3万円~の積立てで年間100万円単位の配当金収入を得ることができます。
なお、この運用は時間を味方につけてリスクを減らす方法。
投資を検討中の方は早く始めることでリスクを抑えて大きなリターンを狙えます。
FTSE100積立投資はGMOクリック証券で決まり!
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FTSE100の店頭CFDを行っている証券会社は次の4社。
▼店頭CFDができる証券会社
- GMOクリック証券(FTSE100あり)
- サクソバンク証券(FTSE100あり)
- DMM.com証券(FTSE100なし)
- IG証券(FTSE100あり)
GMOクリック証券はこの中で、株価指数CFD取引高80%で国内№1のシェアです!
GMOクリック証券についてはGMOクリック証券【店頭CFD最強】|評判・メリット・デメリット!をご覧いただくと理解が深まります。ぜひご覧ください。
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GMOクリック証券はロスカットレートを決めれば必要資金を自動算出
なお、GMOクリック証券では
「ロスカットレートだけ決めれば、必要なお金を計算してくれます。」
そのため必要証拠金の計算を理解する必要はありません。
下の画像をご覧ください。
▼ロスカットレート設定例
まず建玉のロスカットレート変更画面で、ロスカットレートを入力します。
そうすると任意証拠金=ロスカットレートを下げる為に必要なお金が自動計算されるんです!
仮に自分で必要なお金を算出する場合は下のような感じです。
シミュレーション条件:
- FTSE100:7220pt
- ポンド円レート:140円
- ロスカットレート5800pt
FTSE100が7200ptでロスカットレートを5200ptにしたい場合を考えます。
その場合の必要資金の計算としては…
1420(下落想定幅)×140(ポンド円)×0.1+10,080(必要証拠金)
=2.9万円
(建玉1枚に必要なお金)
という形で毎回計算しなければいけません。
さらに厄介なのが、その時点のFTSE100とポンド円レートによって、常に必要なお金は変動してしまうんです…。
つまりこの自動計算機能があれば…
GMOクリック証券ではロスカットするラインさえ決めれば自動で必要資金が分かる!
=投資初心者でも安心してリスク管理ができる!
ということです。
まとめ:FTSE100は暴落に強い積立プランで長期運用が基本!
今回は、FTSE100暴落に強い積立プランの作り方について解説しました。
FTSE100は値上がり益+配当のダブル取りが期待できる投資初心者でも取り組みやすい資産運用です。
記事の中でも解説した通り、長期投資で時間を味方につけることが大切。
リスクを減らして大きなリターンを得たい方は今すぐにでも始めることをオススメします。
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ぜひぼくと一緒にFTSE100積立投資を始めましょう!
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