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分散投資はリスクを抑えられる点でおすすめ!分散投資の方法と銘柄を紹介

分散投資,おすすめ

投資初心者は、分散投資をするのがおすすめです。

資産運用で重要なのは、とにかく大きな利益を狙いに行くことではなく安定してコツコツと利益を積み上げていくこと。

リスクを低くして安定した運用をするうえで、分散投資はなくてはならない考え方です。

今回は分散投資について徹底解説!

おすすめの分散投資やネット証券までご紹介していきます。

手軽に分散投資をするなら、投資信託がオススメですよ。

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関連記事:投資信託おすすめ銘柄&証券会社人気ランキング!初心者向け最新情報まとめ【2022年】

目次

分散投資とは?リスクを抑えるために必要な投資方法

そもそも分散投資とは、1つの投資先に資金を集中させるのではなく、複数の投資先に資金を分散させて投資することです。

分散投資をすることで、リスクが下がるメリットがあるため初心者ならまずおさえておきたい投資手法といえます。

例えば「Aという銘柄が伸びそう!Aに全額投資するしかない!」と考えて投資した結果、価格は上昇せずむしろ下降してしまう可能性があるかもしれません。

そうなれば大きな損失だけを抱えて終わることになってしまいます。

ところが、分散投資をしていれば損失をカバーできる可能性があるのです。

「Aという銘柄が伸びそう!Aだけじゃなく同じジャンルで活躍するBにも投資しよう。

同じジャンルだけじゃなく、他ジャンルのCやDにも投資しておこう」と考えて投資していれば、Aによって発生した損失を他の投資先で得た利益でカバーする、これが分散投資です。

関連記事:【初心者必見】おすすめ資産運用5選!少額から始められる方法をご紹介

投資をするなら分散投資がおすすめ!

分散投資,おすすめ

投資をするなら、まずは分散投資から始めていきましょう。

分散投資こそが投資の王道です。

分散投資とは、投資先を1つに集中させるのではなく、複数に分散させていく投資方法となります。

リスクをおさえながら運用ができるため、長期的な資産形成にはもってこいです。

大きなリターンが見込める投資方法ではありませんが、安定してコツコツと資産を拡大させていくことができます。

そのため、投資にあまり慣れていない初心者は、まず、この分散投資から始めていきましょう。

手軽に分散投資できる方法も本記事で紹介いたしますので、ぜひ、その方法を活用してコツコツと資産を拡大させていってください。

関連記事:手数料が安いネット証券はどこ?それぞれの証券会社の特徴を徹底比較!

投資信託なら手軽に分散投資

自力で分散投資をしようとすると、複数の投資先を自分で考えなければなりません。

しかし分散投資であれば、1本選ぶだけで自動的に分散投資ができます。

投資信託は複数の銘柄や投資先がセットになっているため、手軽に分散投資ができるのです。

また投資信託はさまざまな種類があり、株式だけでなく債券や不動産などにも投資が行われます。

国内だけでなく海外への投資もできるため、バランスよく分散投資できる点が魅力的です。

知識がなくても始められる

投資信託はプロに運用を任せられますから、ある程度知識がなくても問題はありません。

これから投資にチャレンジする初心者の方でも、着実に利益を生み出していける可能性があるのです。

プロに任せる分、運用コストはかかってしまうもののそれでもメリットは十分あるといえます。

投資に割く時間もプロに任せる分多くはないですから、忙しい方でも取り組みやすいです。

100円から始められる

投資にはそれなりの資金が必要というイメージを持っている方は多いかもしれません。

しかし投資信託は、なんと100円から始められます。

お試しで投資をしてみたい、資金は少ないけれど投資を始めたい方でも取り組めるのは大きなメリットですね。

毎月コツコツ利益を積み上げていけば、資産もどんどん膨らんでいきます。

増えた資産をさらに投資信託にまわして、雪だるま式にお金を増やすようにして資産運用をしていきましょう。

証券会社によって最低投資額は異なりますから、100円から始められるかどうかは事前に確認しておいてくださいね。

関連記事:不労所得で月10万円達成する方法!注意点とコツもご紹介【初心者必見】

投資信託の選び方は?

プロに任せるとはいっても、投資信託はたくさん存在するため「どの投資信託を選ぶか」は決めなければなりません。

投資先はもちろん、組み合わせもさまざまある投資信託。

選ぶべき投資信託を見つけるためには、どこに注目すればいいのでしょうか。

コストに注目

投資信託には、大きく3つのコストが発生します。

  1. 販売手数料
  2. 信託報酬
  3. 信託財産留保額

まず1つ目が、販売手数料です。

最近では販売手数料が0の投資信託も多いため、比較的無視してもいい要素です。

2つ目の信託報酬は、毎日発生してくる管理費用です。

運用を任せている分の報酬を支払う必要があるわけですね。

少しでも信託報酬が低ければ、コストの負担は小さくなるといえます。

3つ目は信託財産留保額です。

投資信託の解約時に発生するコストで、こちらも発生しない投資信託が存在するためチェックしておきたい要素といえます。

インデックスかアクティブか

投資信託には「インデックス運用」と「アクティブ運用」の2種類があります。

インデックス運用は、株式指数や市場の価格変動に連動する運用を目標としており、低コストで安定した成果を出せる点が強みです。

アクティブ運用は平均を上回る、よりよい成果を目標とする運用であり、手間をかける分運用コストも高めですがリターンが大きくなる可能性があります。

初心者の方には、安定性が高いインデックス運用がオススメです。

純資産に注目する

純資産は、投資家たちから集めた資金の総額のことです。

純資産が多いということは、それだけ投資家たちから資金が集まっており人気が高いことを意味します。

あまりにも純資産が少なければ、運用が立ちいかなくなる可能性も0ではありません。

純資産がどれくらいなのかにも注目しておきましょう。

とはいえ、純資産が多いから必ずしも良いというわけではないため注意が必要です。

困ったらバランス型

バランス型投資信託とは、複数の資産・市場にバランスよく投資をする投資信託のことを指します。

なかでも安定型・安定成長型・成長型と分かれているため、リスクの低さで選ぶかリターンの大きさで選ぶかを考えましょう。

困ったらバランス型投資信託の安定成長型がオススメ。

ミドルリスク・ミドルリターンで資産運用を進められますよ。

関連記事:【10社厳選】ネット証券会社おすすめランキング!初心者に人気の証券を紹介

分散投資の種類

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一口に分散投資といっても様々な種類があります。

ここでは、分散投資にはどのようなアプローチがあるのか確認していきましょう。

金融商品の分散

まず1つ目は、金融商品の分散になります。

金融商品とは、株・債券・金など金融機関が提供する商品のことです。

資産の安定性を高めるには、こういった金融商品を分散させておくことが必要だといえます。

例えば、株式と債券はよく、逆相関の関係にあるといわれています。

逆相関の関係であれば、どちらか一方が下落しても、もう一方は上昇する傾向があるため資産の保全につながりリスクを抑えていくことが可能です。

また、たとえ逆相関の関係でない金融商品であったとしてもまったく別の金融商品であれば、値動きは違ってきますから、リスクを一定程度抑えることができます。

銘柄の分散

2つ目は、銘柄の分散です。

これは、みなさんイメージがしやすいのではないでしょうか?

株式で考えるとすれば、異なる会社の株式に投資をするということです。

例えば、1つの銘柄に集中して投資をしていた場合、その企業の業績が傾いたり倒産してしまったりすると、急速に資産が減っていってしまう可能性があります。

その場合、資産を保全することができません。

しかし、異なる数社の株式に分散投資していれば、1つの銘柄の影響を限定的できるため、リスクを抑えることできます。

時間の分散

次に3つ目は、時間の分散です。

ここでいう時間とは、投資するタイミングのことを指します。

多くの場合で、投資に失敗する原因はタイミングを間違えたことによるものです。

割安になっているタイミングで買い、割高になっているタイミングで売ることができれば、投資で負けることはありません。

値幅をずっと利益にすることができるからです。

しかし、投資すべきタイミングを正確に予想することは、誰にもできません。

そのため、リスクを抑えた投資をするためには、投資する時間を分散させたほうがよいでしょう。

具体的にいうと、積立投資がおすすめです。

積立投資であれば、一定の期間ごとに積立をするので、時間をきれいに分散させることができます。

大きな利益を出していくことはできませんが、リスクを抑えた投資にしていくことが可能です。

資産の分散

次に4つ目は、資産の分散です。

自分の保有している資産はありとあらゆる資産に分散させておきましょう。

株・債券・金はもちろん、不動産や人的資産も分散対象です。

何が資産になるのかは、その時代によって違います。

現在私たち日本人は、日本円を主要な資産だという前提で経済をまわしていますが、日本円の価値がいつまでも保証されているとは限りません。

ハイパーインフレが起きれば、日本円の価値は大きく損なわれてしまいます。

そのため、資産はあらゆるものに分散させておくべきでしょう。

資産を分散させておけば、想定外のことが起きても対応できる幅が広がります。

地域の分散

最後5つ目は、地域の分散です。

例えば、ある1つの国にばかり投資をしているとしたら、それはかなりハイリスクであるといえます。

なぜなら、もしその国で急激なインフレが起きたり、大きな天災が起こったしたら、保有している資産は一気に減少してしまうからです。

そのため、リスクを抑えた投資をするならば、1つの国に資金が集中しないように、全世界に分散して投資していくようにしましょう。

1つの国で大きな損失が出たとしても、他の国の銘柄でその損失をカバーできれば安定した資産形成ができるようになります。

関連記事:つみたてNISAの利益をシミュレーション!将来いくらになる?

分散投資のメリット・デメリット

分散投資,おすすめ

分散投資の強みと弱みをまとめました。

実際に資産運用をしていくうえで、分散投資をどのようにすればメリットを最大限活かせるのか把握しておきましょう。

分散投資のメリット2つ

分散投資のメリット2つ
  1. リスクを減らせる
  2. 価格変動に過敏にならなくていい

メリット①リスクを減らせる

分散投資のメリットは、なんといってもリスクを減らせるところです。

投資を分散させればさせるほど、リスクは低くなっていきます。

どこかで損失が発生しても、別のどこかの利益でカバーできるのが分散投資の強み。

投資ではさまざまなトラブルや予想外の事態がつきものですから、少しでも安定して運用するためにも分散投資の考え方は必須であるといえます。

初心者であれば、なおさら分散投資はしておかなければ損失だけを抱えることになりかねません。

メリット②価格変動に過敏にならなくていい

分散投資は、短期よりも中長期投資に向いている投資手法です。

複数の投資先に分散させ、時間も分散させるとなれば、価格変動は長期的に見ることとなります。

たくさん分散させたのに、1つずつ事細かに数分刻みで価格を追うのは難しいですよね。

中長期で価格変動を追っていくということは、日々の値動きに一喜一憂しなくて済むということです。

仕事で忙しい人でも、比較的投資に取り組みやすいといえるでしょう。

精神的な負担も少なくなります。

分散投資のデメリット2つ

分散投資のデメリット2つ
  1. 管理が大変
  2. 短期間でハイリターンは難しい

デメリット①管理が大変

1つの投資先を管理することと比べれば、複数に分散させて投資をすると管理が大変になってしまいます。

自分がどこにどれだけ投資しているのか把握しておかなければなりませんし、状況によっては調整も必要です。

分散させればいいというわけでもありませんから、適当に分散させているとかえってリスクが高くなってしまう可能性も…。

きちんと投資先を把握し、毎日でなくとも定期的に「このまま投資を続けるかどうか」のチェックをする必要があります。

デメリット②短期間でハイリターンは難しい

1つだけに投資して利益を獲得するのに比べて、5つに分散投資をした中の1つで利益を獲得するのとではリターンの大きさが異なります。

資産全てを1つの銘柄Aに投資したとしましょう。

その後価格変動でAの株価が10%上がったとすれば、10%分すべてが利益となります。

一方、資産を5つの銘柄に投資したとするとどうでしょうか。

Aの株価が10%上昇したとしても、資産は1/5しか投資していませんから、利益も1/5となってしまいます。

つまり1つだけに投資すると10%の利益だったのに、5つに分散させたことで2%の利益になってしまうわけですね。

関連記事:株を買うタイミングはいつ?初心者が知っておきたい株の買い方・売り方

分散投資を成功させるコツ

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なんとなく分散投資をしても、必ずしもリスクが減るわけではありません。

分散投資を成功させるコツを掴んでおきましょう。

ポイントは、どう分散させるかです。

関連記事:【初心者必見】おすすめ不労所得10種類!稼ぐコツと注意点をわかりやすく解説

コツ①ジャンルや業界は分ける

分散投資をしようとして、複数の銘柄に投資をしたけれど気づいたら同じ業界にしか投資をしていなかった…、なんてことにはならないようにしましょう。

形だけの分散投資にならないように、どう分散させるかをよく考えてみてください。

国内だけでなく、海外への投資も視野に入れられるとより選択肢は増えます。

値動きの仕方ができるだけ異なる銘柄に投資をすれば、分散投資の効果を最大限発揮できますよ。

一見異なるジャンルに見えても実は…

ストーブ業界・鍋業界・タイヤ業界に分散投資したとしましょう。

一見まったく異なるジャンルに感じますが、実はこの3業界は冬に関連して値動きする可能性があります。

寒い冬であればどの銘柄も上昇し、暖かい冬であれば逆に株価が下がってしまうかもしれないのです。

そうなればせっかく分散投資をしても効果は薄くなってしまいます。

実は同じ要因で業績に影響が出てしまう、なんてこともありますから、銘柄選びは慎重に考えたいですね。

コツ②いきなり分散させすぎない

初心者の方なら、とにかく分散させようと複数に投資をするとかえって管理できなくなってしまう可能性があります。

資産にもよりますが、まずは自分が管理しきれる範囲で分散投資を行うようにしましょう。

せっかく投資をしたのにその後まったく手付かずで、気付いたら損失が発生したなんてケースは勿体ないですよね。

それであればむしろそこには投資をする必要はなかったという結論になってしまいます。

投資に費やせる時間も踏まえて、どれくらい分散させるかを決めましょう。

コツ③無理して分散させない

分散投資のことを考えすぎて、とにかく分散第一の考えになるのは危険です。

特に投資したいわけでもないのに、「分散させておこう」と投資をしても利益にはつながりません。

大前提として、「投資する価値がある銘柄かどうか」を考えましょう。

無理をしてまで分散させる必要はありません。

分散投資にはリターンが少なくなるデメリットもありますから、複数の利益を発生させられるように分散先を選ぶことが重要です。

コツ④定期的に見直し再投資する

資産運用を進めていくうえで、定期的な見直しは必須です。

分散させた結果、どのようになっているのかを定期的に把握しておきましょう。

問題がある銘柄は投資をやめる、他の業界に改めて分散投資するなど選択肢はたくさんあります。

また利益が出ているのであれば、その資金を再投資することでさらなる利益につなげられる可能性もあります。

お金が働く構図を作り出すことができれば、効率よく資産運用ができますよ。

コツ⑤長期的に保有してリスクを減らす

分散投資を成功させるコツの最後は長期的に保有してリスクを減らすことです。

価格が変動する商品を短期間でみて見ると、上昇と下落を繰り返しています。

ただ長期的にみると、一時的に価格が下がっていたとしても右肩上がりになることがほとんどです。

そのため10年や20年、30年という単位で見れば、リスクを軽減して資産を増やせます。

また複利の投資にも向いているので、複利的に資産を増やしていきやすいです。

短期的に資産を増やしたいと思っているのではなく、将来的に資産を増やしたいと思っている方は、長期投資に挑戦してみましょう。

長期投資でもっとも有名なのは、つみたてNISAですね。

日本でも推奨されている投資方法なので、迷ったらつみたてNISAをやってみてください!

関連記事:つみたてNISAとは?投資をするメリット・デメリットについて解説!

手軽に分散投資できる投資信託のおすすめ銘柄5選

分散投資,おすすめ

各個人が分散投資をしていくには、その銘柄選びなど投資に関する高い知識が必要になってきます。

そのため、初心者の人は、手軽に分散できる投資信託を利用していくと良いでしょう。

ここでは、おすすめの投資信託を5つ紹介していきます。

銘柄資産クラス連動する指数基準価額純資産額信託報酬(税込)トータルリターン運用会社
①楽天・全世界株式インデックス・ファンド全世界株式FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス18,931円3,170.76億円0.195%+9.68%(1年)、+20.24%(3年)、+11.72%(5年)楽天投信投資顧問
②eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)全世界株式MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス19,559円1兆2,421.00億円0.1133%+10.43%(1年)、+20.56%(3年)三菱UFJ国際投信
③eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国株式S&P500指数22,462円2兆3,334.31億円0.09372%+11.82%(1年)、+23.32%(3年)三菱UFJ国際投信
④SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・全米株式)米国株式CRSP USトータル・マーケット・インデックス13,007円1,678.58億円0.0938%+10.68%(1年)SBIアセットマネジメント
⑤eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)バランス型なし(合成指数)14,719円2,081.83億円0.143%+4.05%(1年)、+10.19%(3年)、+6.13%(5年)三菱UFJ国際投信
各ファンドの特徴
  1. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド…全世界の株式約8,000銘柄(大型・中型・小型株)に分散投資。日本・先進国・新興国が対象。
  2. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)…日本を含む47ヵ国の先進国と新興国の株式に分散投資(ロシアは含まない)。比率は1位がアメリカ(62.0%)、2位が日本(5.4%)、3位がイギリス(3.7%)。
  3. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)…米国企業500社に分散投資。比率は1位がアップル(7.0%)、2位がマイクロソフト(5.2%)、3位がアマゾン(2.7%)。
  4. SBI・V・全米株式インデックス・ファンド…米国株式の約4,000銘柄に分散投資。大型・中型・小型株が含まれている。
  5. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)…8つの資産「国内株式」「先進国株式」「新興国株式」「国内債券」「先進国債券」「新興国債券」「国内REIT」「先進国REIT」に12.5%ずつ均等に分散投資する。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

資産クラス全世界株式
連動する指数FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
基準価額18,931円
純資産額3,170.76億円
信託報酬(税込)0.195%
トータルリターン+9.68%(1年)、+20.24%(3年)、+11.72%(5年)
運用会社楽天投信投資顧問
ファンドの特徴全世界の株式約8,000銘柄(大型・中型・小型株)に分散投資。
日本・先進国・新興国が対象。

1つ目は、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(愛称は楽天・VT)です。

この投資信託は、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動する投資成果を目指しています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは、英FTSE社が公表している大型株、中型株、小型株を網羅する全世界の株式市場の動向を表す時価総額加重平均型の株価指数のことです。

具体的な投資先は以下の通りです。

  • バンガード・トータル・ストック・ワールドETF
  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
  • バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF

簡単にいうと、この投資信託だけで、日本・先進国・新興国など全世界の株式約8,000銘柄(大型・中型・小型株)に分散投資ができるファンドだといえます。

名称に楽天とありますが、楽天証券以外で取り扱いがないわけではありません。

多くの証券会社で積立していくことができますから注意しましょう。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

資産クラス全世界株式
連動する指数MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
基準価額19,559円
純資産額1兆2,421.00億円
信託報酬(税込)0.1133%
トータルリターン+10.43%(1年)、+20.56%(3年)
運用会社三菱UFJ国際投信
ファンドの特徴日本を含む47ヵ国の先進国と新興国の株式に分散投資(ロシアは含まない)。
比率は1位がアメリカ(62.0%)、2位が日本(5.4%)、3位がイギリス(3.7%)。

2つ目は、「オルカン」の愛称で知られる、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。

この投資信託はMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資成果を目指しています。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスとは、米国のMSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が公表している世界の株式を対象とした時価総額加重平均型の株価指数です。

先ほど紹介したFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとの最大の違いは、小型株を含んでいるかどうか。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスには、小型株を含めた約8,000の銘柄が含まれていますが、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスには大型株・中型株の約3,000の銘柄しか含まれていません。

そのため、この投資信託では、小型株までの分散投資は出来ないといえます。

しかし、小型株による指数への影響はそれほど大きくはないため、運用成績はそこまで変わらないでしょう。

日本を含む47ヵ国の先進国と新興国の株式に分散投資でき、内訳は1位がアメリカ(62.0%)、2位が日本(5.4%)、3位がイギリス(3.7%)です。

またeMAXIS Slimシリーズの投資信託は、投資信託の中でも運用コストが最低水準となっていますので、利益を最大化できる点でもおすすめですよ。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

資産クラス米国株式
連動する指数S&P500指数
基準価額22,462円
純資産額2兆3,334.31億円
信託報酬(税込)0.09372%
トータルリターン+11.82%(1年)、+23.32%(3年)
運用会社三菱UFJ国際投信
ファンドの特色米国企業500社に分散投資。
比率は1位がアップル(7.0%)、2位がマイクロソフト(5.2%)、3位がアマゾン(2.7%)。

3つ目は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。

この投資信託は、S&P500指数に連動する投資成果を目指しています。

S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が公表している、米国株式市場の株価指数のひとつです。

この投資信託を買うだけで、米国の主要な500社に分散投資できます。

S&P500は、過去の振り返ると長期的に右肩上がりの成長を続けてきました。

そのため、リスクを抑えた長期投資に向いた運用先だといえます。

また、S&P500は全世界の株式を考えてみてもおよそ6割ほどを占めています。

全世界株式に投資してもS&P500の影響を大きく受けるわけですから、全世界株式のファンドとそこまで乖離しない運用成績になりやすいです。

この投資信託もeMAXIS Slimのシリーズであるため、運用コストが低く、おすすめといえます。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・全米株式)

資産クラス米国株式
連動する指数CRSP USトータル・マーケット・インデックス
基準価額13,007円
純資産額1,678.58億円
信託報酬(税込)0.0938%
トータルリターン+10.68%(1年)
運用会社SBIアセットマネジメント
ファンドの特色米国株式の約4,000銘柄に分散投資。
大型・中型・小型株が含まれている。

4つ目は、SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・全米株式)です。

この投資信託は、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する投資成果を目指しています。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは、米国株式市場の大型株から小型株までを投資対象とした時価総額加重平均型の株価指数のこと。

世界最大級の運用会社であるバンガード社の「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を通じて、米国株式の約4,000銘柄に分散投資できる銘柄です。

特徴は、大型・中型・小型株が含まれている点。

米国の大手企業だけでなく、中小企業にも分散投資したい方におすすめです。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

資産クラスバランス型
連動する指数なし(合成指数)
基準価額14,719円
純資産額2,081.83億円
信託報酬(税込)0.143%
トータルリターン+4.05%(1年)、+10.19%(3年)、+6.13%(5年)
運用会社三菱UFJ国際投信
ファンドの特色8つの資産「国内株式」「先進国株式」「新興国株式」「国内債券」「先進国債券」「新興国債券」「国内REIT」「先進国REIT」に12.5%ずつ均等に分散投資する。

5つ目は、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)になります。

日本を含む世界各国の株式、債券、不動産にバランスよく配分されている投資信託です。

このファンドだけで、計8資産にそれぞれ12.5%の比率で分散投資できます。

8資産の中身は以下の通りです。

  • 国内株式
  • 先進国株式
  • 新興国株式
  • 国内債権
  • 先進国債権
  • 新興国債権
  • 国内リート
  • 先進国リート

金融商品の分散を強く意識したい人には、非常におすすめな投資信託といえるでしょう。

大きなリターンを狙っていくことはできませんが、安定した値動きが期待できます。

eMAXIS Slimシリーズであるため、運用コストも割安です。

リスク管理のためにポートフォリオへ組み込む人が多いですよ。

関連記事:投資信託おすすめ銘柄&証券会社人気ランキング!初心者向け最新情報まとめ【2022年】

分散投資におすすめの証券会社3選

分散投資の考え方や具体的な方法を把握ができたら、分散投資を始めていくための口座を開設していきましょう。

証券会社によって取扱商品や手数料などが違ってくるため、自分の投資目的に合った証券会社を選ぶ必要があります。

ここでは、おすすめの証券会社を3つ紹介しますのでご参考ください。

楽天証券

楽天証券

総合評価
コスト
信頼性
口座開設・取引までの日数 最短翌営業日
特徴楽天経済圏
手数料が安い
便利な取引ツール

分散投資におすすめの証券会社1つ目は、楽天証券です。

楽天証券は、楽天グループ傘下の証券会社で、ネット証券としてはSBI証券に引けを取らないほどの人気を誇っています。

証券総合口座数は800万口座を超え、幅広い金融商品に低い手数料など多くの点で業界トップクラスだといえるでしょう。

また、楽天証券は、楽天経済圏の恩恵を受けながら投資をしていくことができるため、楽天ポイントをよく利用する人にとっては非常に利用しやすい証券会社です。

例えば、日頃の生活で貯まった楽天ポイントは、「ポイント投資」制度があるためそのまま投資にまわせますし、投資信託のクレジットカード積み立てでは、楽天ポイントの還元がされます。

楽天のサービスをよく使う人であれば生活の中に投資を取り込んでいけるため、非常におすすめです。

その他にも、楽天証券はアプリやツールが充実しているので魅力的です。

例えば、「マーケットスピード」というツールは、トレードツールの元祖とも言われていて、初心者でも使いやすい設計になっています。

このようなツールを利用しながら投資の知識を増やしていけば、適切な分散投資をしていく力を身に着けていけるといえるでしょう。

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関連記事:楽天証券の評判・口コミまとめ!ポイント投資や手数料も解説

SBI証券

SBI証券

総合評価
コスト
信頼性
NISA/つみたてNISA
投資信託2,632件
株式以外債券
FX
CFD
金/銀/プラチナ
先物・オプション
保険
口座開設・取引までの日数最短翌営業日
特徴圧倒的口座数
100万円まで手数料0円
充実のサービス

分散投資におすすめの証券会社2つ目は、SBI証券です。

SBI証券はネット証券の最大手で、国内株式個人取引シェアはNo.1となっています。

幅広い投資目的に対応した金融商品を取り揃えていて、少額からの投資が可能です。

そのため、分散投資をするには非常に向いており、投資初心者でも気軽に始められる証券会社だといえます。

取引手数料の安さも魅力的で、1注文ごとに手数料を支払うスタンダードプランでは、約定代金が5万円までならば売買手数料は55円となっています。

1日の約定代金の合計額に手数料を支払うアクティブプランを選択すると、100万円までなら手数料は0円です。

自分の投資方針に合わせて選択していきましょう。

その他にも、投資信託のクレジットカード積み立てができるのも分散投資をする上で魅力的です。

おすすめした銘柄を積立設定すれば、ほったらかしで分散投資できます。

100円から積立ができ、VポイントやTポイントも還元されますので非常におすすめの証券会社です。

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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説

マネックス証券

マネックス証券

総合評価
コスト
信頼性
NISA/つみたてNISA
投資信託1,235件
株式以外債券
FX
先物・オプション
金・プラチナ
口座開設・取引までの日数 最短翌営業日
特徴100円から始められる
米国株に強い
お得なマネックスポイント

分散投資におすすめの証券会社3つ目は、マネックス証券です。

マネックス証券で扱っている米国株銘柄数は5,000を超えているため、他のネット証券よりも豊富なのが特徴ですね!

また資産が少ない方でも投資を始めやすい、ワン株を導入しています。

通常100株から購入できる株式を、1株から購入できるため少ない資金でも投資が可能です。

他にも投資に関する情報も豊富ですから、初心者の方でも安心して取り組めます。

手数料もお得であり、時間外取引にも対応しているため投資活動がしやすいところも魅力的ですね。

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分散投資はリスクを抑えられるためおすすめ

いかがだったでしょうか。

本記事では、リスクが抑えられる分散投資について紹介してきました。

分散投資にはどんな種類があり、手軽に分散投資できる投資信託にはどんな商品があるのか、ご参考いただけたかと思います。

分散投資は、投資の基本的な考え方です。

短期的には大きなリターンを得ることが出来ないため軽視されがちですが、長期的に見れば堅実に資産を増やしていってくれます。

とくに、資産の保全には大きな力を発揮しますので、出来る限りリスクをおさえながら自分のお金を運用したいという人にはピッタリです。

SBI証券や楽天証券ならば、ネット証券大手で幅広い商品に自分の資産を分散させながら、投資していくことができます。

ぜひ、分散投資をしながら資産形成をしていきましょう。

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