資産運用でセミリタイアを目指すサトFollow @SATO80304694です。
今回はぼくがメインで投資している株価指数CFD取引の基本知識について解説します。
本記事の内容
対象:株価指数CFD取引の仕組み・メリットなどを知りたい人
- 株価指数CFDの仕組みを解説
- メリット・デメリット・リスクについて
- オススメのCFD投資を紹介!
現在ぼくはイギリス株(FTSE100)の株価指数CFDを実践しています。
今のところ安定して年利10%ほどで運用中。
インデックス投資でリスク分散にも優れていますし、配当金も得られるという点が気に入っておりメインで投資しています。
個人的にはかなりオススメの資産運用なのですが、まだまだマイナーな手法なので…
「株価指数CFDってなに?どういう仕組みなの?」
という方も多いようです。
@Neruuko CFDというのはFXみたいなものです。為替を対象として売り買いするのがFX。それ以外の、例えば原油や株価指数を売買するのがCFDです。最近あまり流行ってないてす。
— 渋澤栄一郎(非公式) (@E_SHIBUSAWA) January 20, 2016
そこで本記事では、
- 「株価指数CFDの仕組み」
- 「メリット・デメリット」
- 「他の金融商品との比較」
などの基本知識についてわかりやすく解説していきます。
ぜひ最後までじっくりご覧ください。
※CFDはGMOクリック証券!
株価指数CFDってなに?=株価指数(インデックス)の証拠金取引
株価指数CFDとは一言でいってしまえば、
「株価指数(インデックス)に対する証拠金取引」です。
株価指数・CFDの意味をサラッと解説しておくと…
株価指数(インデックス)とは?
各国の代表企業の株価を指数で表したもの。日経平均225であれば「トヨタ」や「ソフトバンク」などの平均株価を指す。
CFD(証拠金取引)とは?
取引に必要なお金を預けて、取引をすること。
預けたお金以上の取引ができる=レバレッジをかけて投資できるのがメリットです。
例えば日経平均が2万円のとき、最小単位が10口なので20万円が必要。しかしCFD取引だと10倍までレバレッジが賭けれるので2万円で取引ができます。
つまり株価指数CFD取引とは
「株価指数(インデックス)に対して、レバレッジをかけて投資できる金融商品」ということになります。
株価指数CFDの仕組み:店頭CFDと取引所CFDの2種類がある
次にCFD取引の仕組みについてです。
まず株価指数CFDというのは、
「インデックスに連動して価格が変動する金融商品」
です。
▼株価指数CFDのイメージ
ここで株価指数CFDには以下の2種類があります。
- 「店頭CFD」
- 「取引所CFD(くりっく株365)」
大きな違いはインデックス価格の決め方。
店頭CFDの仕組み:インデックス価格を証券会社が決める
店頭CFDは証券会社が自分たちの利益が出るように自由に価格設定することができます。
イメージは下図の通りでインターバンク(先物)市場の値を参考に、われわれ投資家に値を提示します。
▼店頭CFD取引(GMOクリック証券)のイメージ図
ぼくは国内シェア№1のGMOクリック証券を愛用しています。
インデックス乖離も少なくスプレッドも小さいので安心して取引が出来ています。
▼GMOクリック証券の取引画面(FTSE100)
GMOクリック証券についてはGMOクリック証券【店頭CFD最強】|評判・メリット・デメリット!をご覧頂くと理解が深まります。
※CFDはGMOクリック証券!
取引所CFD(くりっく株365):インデックス価格を東京金融取引所が決める
一方、取引所CFD(くりっく株365)では東京金融取引所(TFX)がインデックス価格を決定します。
取引所CFDでは証券会社はタダの仲介人。
非営利法人のTFXが価格を提示するため、公正な取引が出来るという点が大きな違いになっています。
公正と言われていますが、くりっく株365は
- インデックス乖離が大きい
- スプレッドが広い(コスト高)
- 仕様変更(改悪)がよくある
など欠点が多いです。
例としてインデックス乖離について確認してみましょう。
下の取引画面はぼくが投資しているFTSE100の取引所CFD価格。
この時点の実際のFTSE100は7368pt。これに対して取引所CFDは7461ptと約100ptも乖離があります。
店頭CFD・取引所CFD(くりっく株365)の違い
店頭CFDと取引所CFDの違いについて、比較リストにまとめました。
▼店頭CFD・取引所CFD比較表
項目 | 取引所CFD くりっく株 365 | 店頭CFD |
決済 期限 | 最長1年 (2021年~) | 期限なし |
銘柄 | 4 | 10 |
スプ レッド | 広い | 狭い (1/10) |
手数料 | 約150円 | なし |
配当 | あり | あり |
レバ レッジ | 25倍 | 10倍 |
取引 方式 | マーケット メイク方式 | カバー取引 |
店頭CFDをオススメする理由としては…
- 決済期限がなく長期保有ができる
- コスト安い(手数料無料・スプレッド狭い)
- インデックス乖離が小さい
以上の3点ですね。
取引所CFD(くりっく株365)と店頭CFDの違いを詳しく知りたい方は、【比較】FTSE100投資くりっく株365とGMOクリック証券の違いとは?をご覧頂くと理解が深まります。
※CFDはGMOクリック証券!
ではメリット・デメリットの解説に移ります。興味を持たれた方はここからの内容をしっかりご覧ください…!
株価指数CFDのメリット
メリットは次の5つです。
- コストが安い
- インデックス投資でリスク分散
- 配当金がもらえる
- 資金効率が良い(レバレッジあり)
- 海外への分散投資が手軽にできる
それぞれ詳しく解説していきます。
メリット①コストが安い(店頭CFD)
取引手数料はタダ、スプレッドのみがコストになります。
ぼくが投資しているFTSE100だと、スプレッドは約15円程度(最小単位取引の場合)と驚異の低コスト…!
コスト安で有名なETFと比較しても、CFDはかなり安くインデックス投資ができます。
▼手数料・コスト比較
種類 | 売買 手数料 | スプレッド | 信託 報酬 |
ETF | 約100円 | 無 | 0.2% |
店頭 CFD | 無 | 約15円 | 無 |
メリット②インデックス投資でリスク分散ができる
次にインデックスは国の優良企業すべてに分散投資しているのと同じです。
例えば、個別株投資をする場合、下のような予期できないリスクがたくさんあります。
- 企業の不祥事
- 業績悪化
- 倒産
これに対して、国の有名企業が一気に倒産するコトはありませんよね。
そうすると理屈的に株価指数は上昇傾向になりますよね。
事実、ぼくが投資しているFTSE100は過去50年以上右肩上がりという驚異の成長をつづけています。
メリット③配当金がもらえる(株価指数による)
インデックス投資でありながら個別株と同じように配当金が貰える点も強力なメリットです。
▼主要国インデックスの利回り一覧
株価指数 | 配当利回り (最大) |
日本 | +24% |
アメリカ | -3.5% |
イギリス | +37% |
ドイツ | 無し |
表は最大レバレッジの利回りですが、現実的な運用でも配当利回りだけで年10%は安定して狙えます。
イギリス株の運用方法についてはFTSE100で配当生活を目指す!運用方法・メリット・デメリットをゼロから徹底解説!をご覧ください。
1点注意して欲しいのが、配当は価格調整額(=配当-金利)として受け取るので金利が高い国はマイナスになります。
メリット④資金効率が良い(レバレッジあり)
店頭CFDでは10倍、取引所CFDでは25倍までレバレッジを掛けれます。
つまり少ない資金でも大きな利益を狙うことが可能です。
FTSE100の例でいくと、安全運用の3倍で年利11%…!
▼FTSE100レバレッジ別利回り表
レバレッジ | 必要 資金 | 年間 配当 | 配当 利回り |
1倍 | 10.08万円 | 3700円 | 3.6% |
2倍 | 5.04万円 | 7.4% | |
3倍 | 3.36万円 | 11.0% | |
5倍 | 2.02万円 | 18.3% | |
10倍 | 1.00万円 | 36.6% |
(2019年6月時点のレートより算出)
このようにレバレッジを活用することで、資産の少ない個人投資家でも大きな利益が狙える点が強みですね。
メリット⑤海外への分散投資が手軽にできる。
個別株と同じ感覚でサクッと世界中に投資できる点も、かなり魅力です。
▼代表的な海外指数
- NYダウ30(アメリカ)
- S&P500(アメリカ)
- FTSE100(イギリス)
- DAX(ドイツ)
正直いって日本経済の見通しはかなり悪いので、海外への分散投資を考えている人も多いでしょう。
ただし、良い面だけじゃなく悪い面もあります…。興味を持たれた方はここからデメリットを説明しますので十分理解したうえで投資を検討してください!
株価指数CFDのデメリット
デメリットは次の3つです。
- レバレッジで損失が大きくなる可能性がある。
- 金利の支払いがある(株価指数による)
- 仕様変更リスクがある。
デメリット①レバレッジで損失が大きくなる可能性がある
レバレッジ取引では大きな利益が狙える反面、株価指数が下がると損失が大きくなるので注意しておきましょう。
適切なレバレッジの考え方については、株価がいくら下がるかを予想して設定するのがオススメです。
ぼくが投資しているFTSE100を安全に運用する方法はFTSE100積立はいくらから?暴落に強いプランの作り方【2ステップ】で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
デメリット②金利の支払いがある(株価指数による)
次に金利の支払いにより、配当利回りとしてはマイナスになってしまう株価指数もあるので注意しましょう。
代表的なのがNYダウですね。
▼2018年NYダウ価格調整額実績
年度 | 投資 元本 | 価格 調整額 | 利回り |
2018 | 2.5万円 | -881円 | -3.5% |
ただし!アメリカの株価は最強なので金利のマイナスを無視できるほどの値上がり益が期待できます!
あくまでも「インデックスの種類によっては、配当狙いの投資ができない」という点を理解しておきましょう。
デメリット③仕様変更リスクがある
最も注意して欲しいのが仕様変更リスクですね。
取引所CFD(くりっく株365)に関しては過去2回改悪がありました。
▼株価指数CFD仕様変更!
- 2017:金利負担が発生
- 2019:無期限保有が出来なくなる(2021~)
2017年以前は金利負担がなくNYダウでも配当金が得られていたのでかなり好条件で投資が出来ていました。
しかし仕様変更で金利負担が発生して、配当金 < 金利となり、配当利回りはマイナスに…。
さらに2019年には決済期限ありの仕様に変わるとの通告が…。
https://stock-index.life-health-asset.com/kurikku365-haishi/
株価指数CFD・ETF・投資信託との違いは?
つづいて投資信託・ETFとの違いについて簡単にまとめておきます。
ぼくのメイン投資であるFTSE100を例に比較しました。
▼CFD・ETF比較結果一覧
項目 | CFD | ETF |
手数料 コスト | ○ (30円) | × (100円+ 信託報酬0.2%) |
レバ レッジ | ○ (10倍) | △ (3.3倍) |
配当 利回り | ○ (3.5%) | ○ (3.3%) |
流動性 | ◎ 確実 | × 論外 |
FTSE100は投資信託がないのでETFと比較しています。
結論としてはCFD取引がベスト。
比較内容を詳しく知りたい方はイギリス株(FTSE100)投資する方法は?CFD・投資信託・ETF・を徹底比較!をご覧ください。
株価指数CFDの口コミ・評価
株価指数CFDはインデックス投資で配当が貰えるという点で多くの投資家に愛用されています。
🍀ブログ更新🍀
GMOクリック証券で新たな資産運用をはじめました😊
少額投資にうってつけな商品
🔸株価指数CFD【イギリス100】
毎月3万円を積み立てる配当生活で20年後に2,500万円を目指します🍀
2019.5.28から運用して、評価損益1.6万円の成績✨
ぜひご覧ください!https://t.co/tfdCX1tQNU
— ひつじん🐏 3兄弟育児の親バカ投資家🍀 (@hitujin03) June 8, 2019
一昨日、すごい下がったなぁと思って株価指数CFDでNYダウを買い
さっき見たら上がっていたので決済。
まだ上がるかも…とは思いつつも、目標の利益は出ていたので。
¥54,600の利益!
嬉しいなぁ😊
— のんこ@不労所得でセミリタイア目指すワーママ (@nonko53900940) June 6, 2019
参考になりました。
自分もサテライトで株価指数cfdを保有してますか、相場の動きを読むヘッジ目的ではなく、長期保有による配当と値上がり益期待です。
投資手法に正解はないので、リスク許容度に応じてということですね。 https://t.co/xFhA1yW70n— かいまる (@leverage_toushi) June 10, 2019
株価指数CFDのおすすめ銘柄
本記事の中でもちょこちょこ名前を挙げていますが、ぼくのオススメはイギリス株価指数「FTSE100」です!
▼FTSE100がオススメな理由!
- 50年以上右肩あがり!
- 配当利回りが高い!
運用方法についてはFTSE100で配当生活を目指す!運用方法・メリット・デメリットをゼロから徹底解説!をご覧ください。
高配当株の投資が好きな方はピッタリだと思うのでぜひ運用を検討してみてください!
株価指数CFDができる証券会社:GMOクリック証券がオススメ!
店頭CFDなら「GMOクリック証券」一択です。
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店頭CFDを行っている証券会社は次の4社。
▼店頭CFDができる証券会社
- GMOクリック証券
- サクソバンク証券
- DMM.com証券
- IG証券
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くりっく株365が改悪された為、株価指数CFDで長期投資したい人はGMOクリック証券が必須…!
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まとめ:株価指数CFD=コストの安いインデックス投資!
今回は株価指数CFDについて紹介しました。
本記事の内容
- 株価指数CFD=レバレッジありのインデックス投資
- 店頭CFDと取引所CFD(くりっく株365)がある
- おすすめは店頭CFD
- メリット①コストが安い
- メリット②インデックス投資でリスク分散
- メリット③配当金がもらえる
- メリット④資金効率が良い
- メリット⑤海外への分散投資が手軽にできる
- デメリット①ハイレバレッジは危険
- デメリット②金利の支払いがある
- デメリット③仕様変更リスク
- 店頭CFDならGMOクリック証券!
株価指数CFDは10年以上のスパンで値上がり益を期待しつつ、配当利回りでも利益が狙えるという便利な資産運用です。
また積立投資で相場を予想しなくていいので投資初心者でも簡単にできる点が魅力ですね。
なお長期投資なので時間を味方につけることでリスクを減らして安全に大きなリターンを得ることが可能。
つまり始めるなら早ければ早いほど好成績が見込めます。
種類は迷ったら店頭CFDでOK!
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ぼくが投資している株価指数CFD【FTSE100】運用方法に関してはFTSE100で配当生活を目指す!運用方法・メリット・デメリットをゼロから徹底解説!をご覧ください。
なお、本記事含め資産運用に関するご意見、コメントなどを随時募集しています。気軽に連絡してくださいね!
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