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FTSE100のくりっく株365とGMOクリック証券の違いを徹底比較

くりっく株365 店頭CFD 比較
投資初心者
FTSE100に投資するなら「くりっく株365」と「GMOクリック証券(店頭CFD)」はどちらがいいのかな?
投資家サト
ぼくは「GMOクリック証券(店頭CFD)」をオススメします!それぞれの特徴を確認しましょう!

資産運用でセミリタイアを目指すサトです。

管理人の投資プロフィール
  • 投資歴:2014年~
  • 投資額:940万円

【得意ジャンル】

  • 株価指数CFD
  • FX自動売買
  • スワップ投資

 

 

今回はFTSE100に投資する場合の2つの選択肢である

  • 「くりっく株365(取引所CFD)」
  • 「GMOクリック証券(店頭CFD)」

 

どちらが良いか解説します。

本記事の内容

「くりっく株365」「GMOクリック証券」の比較

  • FTSE100投資に必要な条件とは?
  • くりっく株365とGMOクリック証券の比較一覧
  • 結論:GMOクリック証券がオススメ!

ぼくは元々、岡三オンライン「くりっく株365」を使っていましたが、改悪※を機に、GMOクリック証券に乗り換えました。

(※2019年5月にくりっく株365が改悪して、無期限保有が出来なくなった…。)

▼Twitterの反応

今回はくりっく株365(改悪後)とGMOクリック証券を徹底比較しました。

結論は下表でGMOクリック証券がお得なのですが、この点を詳しく記事中で解説していきます。

 

▼比較結果まとめ

種類配当
利回り
長期
保有
コスト
くりっく株
365
GMO
クリック証券
(店頭CFD)

ぜひ最後までじっくりご覧ください。

なお、上記のとおりFTSE100に投資する方は「GMOクリック証券」をオススメします。

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目次

株価指数CFD【FTSE100】に投資する上で重要な3つのポイント!

まずFTSE100に投資するメリットとしては、

FTSE100に投資するメリット
  • 安定した配当収入が得られる。
  • 長期的には値上がりを期待できる。

上記より比較すべきポイントは次の3つです。

▼見るべきポイント!

  1. 配当利回りはどちらが高い?
  2. 長期保有できる?
  3. 手数料・コストはどちらが安いか?

配当利回りはもちろん高い方が良いですよね。

さらに長期保有ができるか、手数料やコスト面は?といった点も重要です。

それでは1つずつ確認していきましょう。

比較①:配当利回りがどちらが高い?

投資家サト
まずは最重要ポイントの配当利回りを確認します。

2018年配当利回り

種類配当
利回り
くりっく株
365
3.16%
GMO
クリック証券
【店頭CFD】
3.98%

上記のとおり2018年実績では、GMOクリック証券の方が高利回りでした。

 

ちなみに2017年以前は、くりっく株365金利負担なし(有利な条件)で適切な比較にはならないので割愛してます。

 

▼くりっく株365配当実績

年度投資
元本
配当配当
利回り
201465.8万23,001円3.49%
201562.5万24,445円3.91%
201671.3万25,612円3.59%
201777.0万28,853円3.75%
201870.3万22,216円3.16%
平均利回り3.58%

くりっく株365の過去5年平均利回り=3.58%でした。

 

▼店頭CFD(GMOクリック証券)

GMOクリック証券は配当金が少なく見えますが、建玉1枚あたりの価格(投資元本)が少ないだけなので、利回りに注目してください。

年度投資
元本
配当配当
利回り
201412.0万3,216円2.67%
201511.0万3,534円3.19%
201610.2万3,327円3.26%
201711.2万3,417円3.05%
20189.3万3,711円3.98%
平均利回り3.23%

GMOクリック証券(店頭CFD)は3.23%。

くりっく株365よりも低いですが、それでも十分高配当ですね。

【補足】配当利回りの違いは為替影響によるもの

投資初心者
同じFTSE100なのに配当利回りに違いが出るのはなんで?
投資家サト
為替による影響ですね。

店頭CFDの配当金単位はポンドです。

そのためポンド円レートによって得られる配当金の金額が変化します。

▼配当金がポンド円レートで変化する例イギリス100 配当

上記で示すとおり、

【店頭CFDの場合】

  • 円高=配当金が減る。(利回り低下)
  • 円安=配当金が増える。(利回り上昇)
投資初心者
じゃあくりっく株365の方が、為替リスクがなくてお得ってことなの?
投資家サト
それは違います!

ですが、配当金が為替レートで変わってしまうリスクを考慮しても、店頭CFDが有利だといえます。

▼店頭CFDの方がお得な理由

  • くりっく株365は為替レートが100円固定
  • ポンド円史上最安値:116.8円
  • つまりくりっく株365は史上最安値よりも円高
  • 円高=配当金は少なくなる。

上記より、店頭CFDが有利であることが分かります。

 

さらに先ほど見せた2018年配当実績にて裏付けされていますよね。

2018年配当利回り

種類配当
利回り
くりっく株
365
3.16%
GMO
クリック証券
【店頭CFD】
3.98%

 

長くなりましたが、結論としては

▼配当利回り

  • GMOクリック証券(店頭CFD)の方が配当利回りが高い!
  • 為替リスクを考慮してもGMOクリック証券がオススメ!

もちろん今後ポンド円レートが100円を下回ると状況は変わりますが、、、まぁあり得ないでしょう。

為替リスクについては関連記事で詳しく解説してます。

関連記事:【GMOクリック証券】店頭CFDの為替リスクを日本一分かりやすく解説

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【補足】配当金の非課税再投資はどちらも出来ません。

投資初心者
くりっく株365の配当は非課税で再投資できたけど、GMOクリック証券はどうなの?
投資家サト
残念ながらできません。

補足として、旧くりっく株365の最大の特徴であった

「配当金を非課税で再投資できるか?」

という点については残念ながら、

「GMOクリック証券と新くりっく株365両方とも出来ません」

種類配当非課税
再投資
旧くりっく株
365
新くりっく株
365
GMO
クリック証券
【店頭CFD】

 

新くりっく株365は、1年に1度決済が必要=(毎年課税)

 

一方、GMOクリック証券は決済期限はありません。しかし配当金を使うには決済が必要(=課税対象)

 

 

投資家サト
つまり配当を再投資する場合、どちらも決済しなければいけないので、非課税再投資は出来ません!

 

なお、GMOクリック証券の価格調整額の仕組みは関連記事をご覧ください。

関連記事:イギリス100|GMOクリック証券の価格調整額は非課税で再投資できる?【FTSE100投資】

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比較②:長期保有は可能?

次に長期保有が出来るか?について。

下表のとおり、店頭CFDのみ長期保有ができます。

▼取引期限比較

種類取引期限
くりっく株
365
最長1年
店頭CFDなし

 

FTSE100は長期前提で、「配当金+値上がりを期待する運用」です。

そのため1年で決済しなければいけない「くりっく株365」に優位性はありません。

【補足】くりっく株365を決済→新規購入はコストがかかる。

投資初心者
くりっく株365を決済して、また買い戻したらダメなの?
投資家サト
次年度分のくりっく株365がスタートして乗り換えるコトは可能です!ネックなのは、手数料ですね。

くりっく株365を1年保有して決済した後に、次年度分のくりっく株365に乗り換えるコトは可能です。

これはロールオーバーと言われる運用方法になりますが、次のようなデメリットが発生します…。

▼くりっく株365をロールオーバーするデメリット!

  • 高値掴みになりやすい。
  • ロールオーバーの度に手数料がかかる。

FTSE100は短期的に大きな下落が発生する可能性があります。

この短期的な下落に耐えるには、購入時期を分散して、高値掴みを防ぎたい。

くりっく株365 店頭CFD 比較

しかし、1年に1度決済しなければいけないくりっく株365では購入時期の分散が出来ません。

 

毎年新しいポジションを大量に買い直すのは、含み損を抱えやすくなるので個人的には避けたいですね。(イメージは下の画像の通りです。)

くりっく株365 GMOクリック証券 違い

投資家サト
せっかく安値で買い集めても、1年に1回決済されて高値に戻されるイメージ。

 

さらに!ロールオーバには別途手数料が発生するので、コスト面としても大きなデメリット…。

 

その点、GMOクリック証券は長期保有できますし、余計なロールオーバーコストはありません!

 

ということで長期保有可能か?については以下の結論になります。

▼長期保有比較

  • GMOクリック証券は決済期限なしで有利!

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比較③:手数料・コストはどちらが安い?

qimono / Pixabay

 

投資家サト
最後に手数料・コストです!

コスト面はGMOクリック証券(店頭CFD)の圧勝です!

 

▼くりっく株365と店頭CFD取引にかかるコスト(FTSE100)

種類取引
手数料
スプレッドロール
オーバ
くりっく株
365
153円51円※306円
GMO
クリック証券
(店頭CFD)
無料3.8円なし

※現くりっく株365のスプレッド

GMOクリック証券(店頭CFD)に掛かるコストはスプレッドのみで、さらにくりっく株365の1/10程度…!

 

投資家サト
前々からくりっく株365のスプレッドの広さは気になっていましたが、比べるとGMOクリック証券(店頭CFD)の優位性がよく分かりますね。

 

店頭CFD スプレッド

 

くりっく株365 スプレッド

さらに!新くりっく株365は1年に1度決済しなければいけません。

 

つまりスプレッドコストが毎年発生…。

 

投資家サト
さらに改悪に伴い、ロールオーバーコスト(306円/枚)も発生するようになりました…。

 

くりっく株365 上場廃止

まとめると、手数料・コスト面は

▼手数料・コストはどちらが安いか?

 

  • GMOクリック証券の圧勝!

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くりっく株365(取引所CFD)とGMOクリック証券(店頭CFD)の比較一覧

最後に「くりっく株365」と「GMOクリック証券」の比較一覧を掲載しておきます。

▼比較一覧

項目新くりっく株
365
GMO
クリック証券
【店頭CFD】
取引期限最長1年※なし
取引単位株価指数×100円株価指数
×為替レート
×0.1
配当頻度毎週あり3ヶ月に1回
配当
利回り
レバレッジ約25倍10倍
為替リスクなしあり
手数料必要タダ
スプレッド広い狭い
売買方式マーケット
メイク
CFD会社
に依存

 

やはりくりっく株365は長期保有が出来なくなった=非課税再投資が出来なくなったのがイタイですね…。

 

投資家サト
今回の改悪でくりっく株365のメリットはほぼ消失…。

 

繰り返しになりますが、これからFTSE100積立投資をするなら「GMOクリック証券(店頭CFD)」をおすすめします!

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【補足】為替リスクは気にする必要なしです。

よく為替リスクについて質問を受けますが、結論は気にしなくてOK。

理由は以下ツイートをご覧ください。

覚えることは2つ。

  1. 為替レート変動単体で利益・損失は発生しない。
  2. 為替リスク考慮してもGMOクリック証券がお得

 

店頭CFDはGMOクリック証券がオススメです。

投資初心者
店頭CFDはGMOクリック証券だけなの?
投資家サト
他社もありますが、GMOクリック証券ほぼ一択ですね。

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  • 手数料無料・コストが安い
  • 株価指数CFD国内№1シェア!
  • 取引ツールが秀逸!

店頭CFDを行っている証券会社は次の4社。

▼店頭CFDができる証券会社

  • GMOクリック証券(FTSE100あり)
  • サクソバンク証券(FTSE100あり)
  • DMM.com証券(FTSE100なし)
  • IG証券(FTSE100あり)

一番の決めては国内№1シェアであること。

店頭CFDは証券会社の信頼性が大切なので、多くの投資家に愛用されている=安心できます。

 

▼公式サイト動画【1分】

 

投資家サト
もちろんぼくもGMOクリック証券を使ってます!不満ゼロ。

 

結論としては、FTSE100で配当投資するなら、GMOクリック証券が必須です。

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CFD取引口座も一緒に申し込むは必ずチェックを入れてください。
(たまに忘れてる方いてご質問いただきますが、再申請の手間が生じます…。)

 

 

 

GMOクリック証券について、くわしく知りたい方はレビュー記事をご覧ください。

関連記事:GMOクリック証券【店頭CFD最強】|評判・メリット・デメリット!

 

CFD投資の証券口座の比較記事は下記をどうぞ。

関連記事:【証券会社を比較】CFD取引のオススメ主要5社をランキング形式で紹介

 

GMOクリック証券での、ぼくの運用実績・方法を知りたい方は関連記事をご覧ください。

関連記事:FTSE100で配当狙いのCFD投資|【損失あり】実績・運用方法・メリット・デメリット!

結論:FTSE100に投資するなら店頭CFDがおすすめ!

くりっく株365 店頭CFD 比較

今回はFTSE100に投資するなら「くりっく株365」と「GMOクリック証券(店頭CFD)」のどちらが良いか解説しました。

 

結論は「GMOクリック証券(店頭CFD)」です!

 

▼比較結果まとめ

種類配当
利回り
長期
保有
コスト
くりっく株
365
GMO
クリック証券
(店頭CFD)

やはり、くりっく株365は無期限保有が出来なくなったことで、かなりデメリットが増えてしまいましたね…。

投資家サト
スプレッドの広さや手数料も、配当非課税再投資メリットで補えていたんですが、改悪で優位性はなくなりました…。

 

資産運用は手数料・コストとの戦いといわれます。

 

つまりコストの高いくりっく株365を選択する時点で、不利な条件になることは間違いありません。

 

乗り換えが面倒に思うかもしれませんが、やることは口座開設と入金の手間だけ。

投資家サト
経験上、コストに直結する手間を惜しむ人は投資の成功も遠くことが多いです。

 

口座開設無料、維持管理費もかかりません。この機会に申請だけでも済ませておくことをオススメします。

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将来のためにぜひ今から行動してみてくださいね!

投資家サト
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以上

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 店頭CFDの記事について、非常に参考になりました。
    1点、分かればお教えください。
    旧くりっく株365の利点は、未決済ポジションの配当益に課税されず、そのまま再投資できる点にありました。
    店頭CFDの場合、その点はいかがでしょうか?

    • みんみんさん!
      コメントありがとうございます!

      結論としては、残念ながら配当(価格調整額)は非課税で再投資できません。

      価格調整額はプラスの場合、建玉1枚ごとの含み益としてカウントされるため、決済しないと次の建玉購入に使えないようです。

      GMOの場合、口座残高+含み損-拘束証拠金=取引余力(次の建玉購入に使えるお金)

      GMOに確認したところ、評価益は取引余力に反映されないとのこと。(含み損は余力から差し引かれます。)

      そのままだと再投資出来ないので、複利運用をする場合は決済して損益を確定させる必要があるようですね。。

      この点はもう少し詳しく、別記事で解説したいと思います!

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